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僕らが求めているのは自分に与えられるサービスであり価値

ホンキ経営塾生のひとりが、ついに自分のサロンを持つことになりました。

しかも、路面店。
メニューや価格設定、フライヤーつくりなどをサポートしながら進めています。


なお、先日もらったフライヤー案。
フィードバックをして欲しいけど、なんか、今ひとつ自分でもしっくりこないんだということでした。

見た時に、原因がすぐわかりました。
多くの人がおちいる落とし穴に落ちてたのですね。

■実は、事業をうまく進める秘訣はシンプル

事業をうまく進める秘訣はシンプルなんです。

それは
「相手が欲するものを提供する」
だけでいいからなんですね。


ところが、なぜか、情報発信をし始めると
「つい、自分の想いや商品・サービスの特徴を伝えたくなる」
のですね。

僕自身、起業当初はここにおちいっていました。

そして、彼女のフライヤー案もまさにそうなっていたのですね。


■コピーライターのプロの言葉

僕の講座の受講生や、ホンキ経営塾生は、耳にタコができるくらい聞いているコトバがあります。

それくらい、僕が大事にしているコトバです。
それが、アメリカの著名なコピーライター、クロード.C.ホプキンスの次のコトバです。

全ての人間がそうであるように、広告の読み手も自己中心であることを忘れてはならない。
彼らは広告の作り手の関心や利益には何の興味も持っていない。
読み手が求めているのは自分に与えられるサービスだ。


講座の中では、僕は、ホプキンスの言葉を伝えた後で、こう読み替えてもう一度伝えています。

全ての人間がそうであるように、あなたのお客さんも自己中心であることを忘れてはならない。
あなたのお客さんはあなたの関心や利益には何の興味も持っていない。
あなたのお客さんが求めているのは自分に与えられるサービスだ。 

だから、フライヤーで伝えるべきコトは、それを読んだ人、見込み客の人たちが
「どんなサービスと満足が得られるのか?」
なのですね。


彼女も、僕のホンキ経営塾で学んでいたのだけど、人はどうしても
「行動」
になると
「目先」
のことにとらわれてしまうのですね。


でも、これを伝えたら、
「ハイ!そうでした!!」
と記憶がすぐによみがえり、修正作業に入りました。


■反復する

なお、これも、講座でよく伝えているのですが、

経営はスキルです。
そして、スキルは反復練習することで見につけることができます。


この
「あなたのお客さんが求めているのは自分に与えられるサービスだ」
ということも、何度か講座で聞くうちに
「知っている」
状態になる。

でも、行動段階になると
「つい忘れて自分の想いを伝えよう」
としてしまう。


でも、今回のように、
「言われると思いだす」
を何度かしていると、今度は相談しようとした時に、フラッシュバックして
「相談する前に思い出す」
ようになります。


そして、最後の段階として、フライヤーの文章を書ている時にフラッシュバックして
「書いている段階で思い出し、自分で直す」
ことができるようになるのですね。


そのためにも、まずはこのホプキンスの言葉はとても大事。
僕自身、新たなサービスを立ち上げたり、案内をする時にはこれを思い出しながら進めています。


【経営のレシピ】

全ての人間がそうであるように、広告の読み手も自己中心であることを忘れてはならない。
彼らは広告の作り手の関心や利益には何の興味も持っていない。
読み手が求めているのは自分に与えられるサービスだ。

by クロード.C.ホプキンス

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