コンサルタントが行っている改善の仕方 #151
経営においてうまく行かなくなる時は
1.視野が狭くなっている時
2.一方向からしか見ていない時
です。
だから、その視点を
1.上に引き上げたり
2.別の角度から見たり
することで、新たな道が見え始めます。
コンサルタントが行っているのは、こうしたことなのですね。
もう少し、具体的に書くと・・
■1.手段にとらわれず目的で考える
人はどうしても、作業を始めると目先のことにとらわれ「手段が目的化」してしまいます。
コンサルタントは、クライアントが
「手段を目的化」
していると、そこにすぐ気づけるので
「そもそも何のために始めたんだっけ?」
の問いかけをする。
そうすることで、クライアントが
「本来の目的」
に立ち戻ることができるようになります。
■2.提供者目線ではなく顧客目線で考える
私たちは元々は消費者です。
だから、買う側の心理(どうしたら欲しくなるのか?)がわかっている。
ただ、提供する側になると、この視点を忘れちゃうのですね。
そして、一生懸命、自分の商品やサービスの良さを伝えようとする。
頑張って伝えよう伝えようとすれば、相手は離れて行っちゃう。
だから、私たちコンサルタントがしていることは
「クライアントの商品やサービスを顧客目線で見た時にどんな価値があるか?」
を伝え、必要に応じ
「それをお客さんに響く伝え方」
を伝えることです。
この2点を意識していくコトで、圧倒的にビジネスの結果が出やすくなります。
ぜひ頭の片隅に置きながら過ごしてみてください。
そうすることで、少しずつ出来るようになります。
【経営のレシピ】
1.手段にとらわれず目的で考える
「そもそも何のために始めたんだっけ?」
と問いかける。
2.提供者目線ではなく顧客目線で考える
「自分がお客さんだったら、どんな商品、サービスだったら嬉しい?」
と問いかける。
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