【起業のお話し】あなた自身の棚卸してますか?
多くの人が
「ないもの」
に意識を向け
「だから問題」
「そこを解決しないと進めない」
となり
「どうしたらいいの?」
となります。
この答えは・・
「ないものはない」
です。
だから、生み出すしかない。
で、ここまでみんなわかっていて、それを
「出来るだけ簡単に手にする方法を知りたい」
「誰かに何とかしてほしい」
と思うわけです。
でも、多くは
「そんなに簡単じゃない」
のです。
「いや!だからコンサルに相談しているんでしょ!」
という心の声が聞こえたりもするのだけど(笑)僕も魔法使いじゃないので
「ないものはない」
のです。
そして、生み出すのであれば、時間とお金を投資するか、めちゃくちゃ行動するしかない。
でも、それはしたくないので、それを聞くとみんな落ち込み
「やっぱりダメだ」
となる。
だけどね。
第三の方法があるのです。
今回の本題はここからです。
■あるものに意識を向ける
「ないもの」
もあれば、一方で
「既にあるもの」
もあります。
そして、それは、同様に他の人や他の企業などからは
「ないもの」
だったりします。
つまり、それがない人や企業からしたら、それを持っているあなたは有利なわけですね。
でも
「ないもの」
にはすぐに意識が向くけど
「既にあるもの」
には、なぜかなかなか意識が向かない。
だから、その
「既に持っているもの」
をまずはきちんと認識し、次に
「それをどう活用するのか?」
を考えることが大事なのです。
これはね
「ないものを何とかする」
よりも圧倒的に楽だしうまく行きます。
なぜかって?
だって、既に持っているのだから。
■先日の相談では・・
先日は、起業して間もない人からの相談でした。
起業して間もないから
・知識もまだ足りない
・実績もない
・認知力もない
・お金もない
と落ち込んでいました。
でも、いろいろ話を聞いてみたら
・看護師として26年間務めてきた経験
・その中で、部下の育成にも関わってきた経験
・26年間の間に6000名を超える患者さんとコミュニケーションしてきた経験
・それらに関連する知識、スキル
などたくさんの
「既にあるモノ」
が見つかりました。
これはかなりのアドバンテージですね。
なぜなら、その方がやっているサービスと近いもので提供している人がいても、彼女のような経歴を持っている人はいないからです。
そして、それらの知識や経験を自分のサービスにどう活かしたらいいか?を考えるといろいろなことが見えてくる。
実際に、彼女とブレストをしながら、整理をしていきました。
■うずもれているものを棚卸して整理する
あなたが既に持っている、物や場所、知識や経験も同じです。
既に持っているわけだから、それはアドバンテージです。
だって、それを得るのに3年とか5年かかるのであれば、それを持っていない人がそれを手にするまでに時間がかかる。
でも、あなたはすでに持っているわけですよね。
だけど、それらはきちんと整理して認識していないとつかません。
だから、僕は経営塾生やコンサルタントのクライアントの方にはコンサルタントが使っている128の質問リストを使って
「棚卸」
を必ずしてもらっています。
もちろん、その質問リストがなくても、
「自分が既に持っているものは何か?」
人脈、モノ、知識、経験の軸で考えるだけで見つかりますからね。
まずは、自分が持っているものを棚卸して、整理収納して、脳に格納しておくこと。
そして、その既にあるものをどう活用できそうか?を考えること。
この2つぜひやってくださいね!
【経営のレシピ】
「ないもの」
に意識を向けるのではなく
「既に自分にあるもの(人脈、モノ、知識、経験)」
に意識を向ける。
それをどう活用できそうか?を考える。
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