あなたのその勇気ある一歩を待っている人たちがいる #153
経営者が決めたら、Goサインなので事業が動き出す。
動き出しちゃったら、
「やっぱやめた!」
はよほどことがない限り出来ないし、しちゃいけない。
もちろん、いざという時には
「やめる決断」
も意思決定のひとつ。
でも
「思ったよりも大変だから止める」
「想定と違ったから止める」
レベルでやめちゃダメなんです。
やると決めたら、最後までやりぬくのみ。
ただ、期限や予算のリミット決めておき、やれることをやりつくして、でもリミットに達してしまったら今度は
「やめる」
決断をする。
■経営とは
えっ、でも、これまでの人生、そこまで考えずに、大変だったらやめても、何とかなっているって?
それは「経営」の世界じゃないからです。
起業の世界じゃないからです。
ちょっと厳しいことを言えば、そんな気持ちで取り組むのであれば、関わる人たちに迷惑をかけるから起業はやめた方がいい。
人に喜ばれ、やりがいもあり、楽しい毎日。
そんなことをイメージして起業した人が、遅かれ早かれ直面するのがこの
「意思決定」
の場面です。
ある仕事をしている時に、新たな話が舞い込んできた。
せっかく来た話だから断るのは申し訳ない。
でも、時間的にもスキル的にもやりきれるか不安。
だけど、明日には返事をしなければならない。
でも、誰も決めてくれない。
自分で決めるしかない。
それが
「経営」
ということなのです。
そして
「やる!」
と決めたら、やり抜く。
■でも、だからこそ・・
腹をくくってやると決めたら、脳をフル回転してどうやりきるかを考える。
時間が足りないのであれば、人の力を借りる。
優先度の低い仕事やプライベートの用事をやめる。
全力で対応する。
だからこそ、やり抜いた時の喜びは大きい。
だからこそ、自分に自信が持てるようになる。
そして、その先に、お客さんの笑顔がある。
その笑顔は、自らが勝ち取った笑顔です。
これが起業した人にとっての醍醐味です。
自分が人生という時間を使い取り組んだ先にある、お客さんの笑顔や感謝を得ること。
これほど嬉しいコトはありません。
そして、それを体験した経営者はより強くなれる。
なぜなら、意思決定をし、大変な状況を乗り越えた先に、笑顔があるコトがわかっているから。
怖いかもしれない。
不安かもしれない。
でも、あなたのその勇気ある一歩が、あなたのまわりの人たちを、お客さんたちを明るく照らしていく光となります。
僕は起業する人は、それだけ
「魂」
にエネルギーを持っている人だと考えています。
だからこそ、まわりを照らすことができる存在であることができる。
さあ!
今日も勇気ある一歩を踏み出してみよう!
あなたのその勇気ある一歩を待っている人たちがいます。
■最後に
やりがいもあるけど、それだけ、大変なのが経営するということ。
だから、それがわかっている起業家同士、経営者同士の
「仲間」
の存在が大きいのです。
自分だけじゃない。
みんな、それぞれの状況で頑張っている。
それがわかれば、勇気が湧いてきます。
起業したらひとりぼっちにはならないでください。
心の底から願います。
【経営のレシピ】
腹をくくってやると決めたら、脳をフル回転してどうやりきるかを考える。
時間が足りないのであれば、人の力を借りる。
優先度の低い仕事やぷらべーとの用事をやめる。
全力で対応する。
でも、その先に、真のお客さんの笑顔がある。
自分の成長がある。
あなたの勇気ある一歩が未来をつくり、人の笑顔を生み出していく。
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