何をするにも時間は見つからないだろう by チャールズ・バクストン
成功するためには、時間をいかにコントロールするか?
ここがとても大事になってきます。
■イギリスの博愛主義者チャールズ・バクストンの言葉
何をするにも時間は見つからないだろう。
時間が欲しければ自分で作ることだ。
■時間は作らないと出てこない
「時間がある時にやってみます」
「今度、時間が出来たらやります」
こんなセリフを実はよく耳にします。
単なる、会話の中であれば
「この人は、たぶん、一生やらないだろうなあ」
と思いスルーします。
コンサルティングの時は
「えっ、じゃあ、いつやる?」
と質問します。
すると、手帳を広げて
「えっと・・。あ、この日であれば2時間取れるからここでやります」
となる。
こうすると実行可能性がグン!と高まります。
■時間をほっておかない
例えば、先ほどの2時間。
その当日に、2時間が空いているなあ・・と思いますね。
その時に、人は何をするか?
多くの人は「重要でやるべきコト」よりも「その時に思いついたもの」をやります。
例えば
「そうだ!机の上を片付けよう」
「事務処理がたまっていたからそれをやろう」
「最近、人のブログ読んでいないなあ。ブログを読む時間にしよう」
「2時間あれば映画ひとつ観れるな!映画を観ちゃおう」
「洗濯しよう」
とか。
そして、時間はなくなっていきます。
つまり「時間がある時」は訪れない。
さらに、やるべき大事なことは、そのまま忘れ去られていく。
だから、大事なことは
「時間をほっておかない」
ということです。
自分の中での優先順位が高いものを時間に当てはめていく。
そのためには、自分のタスクの把握と優先順位を日々の中でつけておくことも大事ですね。
■時間のつくり方
いや!でも本当に時間がないんです!
ほら、スケジュール帳がいっぱいでしょ!
という人もいるでしょう。
その時は、まさに
「時間をつくる」
のです。
時間のつくり方は2つしかありません。
1.2時間かかる仕事を1時間とか30分で終わらせる工夫をする
2.優先順位の低いものをやめる
の2つです。
何か「努力」をするか「捨てるものを決める」ことをしないとダメです。
特に、仕事を続けて行くと、どんどん時間はなくなっていきます。
それは仕事が発生し続けるからです。
この時に「やめる決断」をするのも「経営者」のやるべき大事な仕事です。
僕も願わくば、全てを手掛けたいし、力になりたい。
でも、僕が使える時間には限りがある。
だから、僕の場合の、基準は
「相手の想いと熱意」
です。
これは、その相手や、タイミングによって違うのですね。
だから、今この瞬間に、それが高い人を優先する。
また、継続して関わってきた人でも、これがだんだんと落ちてくる人がいる。
その場合は、僕の方もウエイトを落とす。
こんな自分なりの「基準」があると、より時間をつくりだすことがやりやすくなります。
■ひとりで無理だったらプロの力を借りる
なお、自分でこれをするのが難しい人は、コンサルタントなどへ相談するといいです。
コンサルタントは「整理」し「優先順位」をつけ「組み立てていく」プロです。
やるべきことを整理して、優先順位をつけるコト。
それを限られた時間の中でどのように進めていくのか?をいっしょに考えていきます。
結果として、進むスピードが速くなります。
でも、当然ですよね。
優先度を上げるものを見極めて、それをやるようにしていくのだから。
【今日の経営のレシピ】
何をするにも時間は見つからないだろう。
時間が欲しければ自分で作ることだ。
by チャールズ・バクストン
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