大規模イベント程、会場で気をつけるべき視点

こちらの記事は、前回の内容の続きになっておりますので、まだご覧になられていない方は前回の記事を読んでからご覧ください。

ここでは、大規模イベントを50人以上のイベントとして話を進めていきます。
50人規模以上のイベントを主催する際には、会場のレイアウトや設備関係だけではなく、トイレがどうなっているかをきちんと見ておくようにしましょう。

理由としては、トイレの数や状況によって、トイレ待ちの行列ができてしまってイベントの運営に支障をきたす恐れがあるからです。

大抵の施設では、会場の規模感に見合ったトイレの数が用意されていますが、古い会場の中には、収容人数よりも明らかに少ないトイレの数しかない会場もあります。

特に、以下のような場合は特に注意が必要なので意識しておきましょう。

  • 来場者の男女の構成比が明らかに女性に偏っている

  • 公演時間が長い

  • 冬の寒い日の公演

  • 飲食の提供がある(特にアルコール)

混雑するのを防ぐポイントとして主催者側でできることとしたら、休憩時間にゆとりを持つことや、公演中にも自由にトイレに行けるように事前に促したほうがスムーズに進行できます。

また、セミナー会場などで1つの建物に複数にわたって部屋が一緒に入っている場合は、他の階のトイレを使うことでこの問題が回避できます。

下見や打ち合わせの段階で予め他のフロアのトイレが使用可能か確認しておき、トイレの混雑具合に合わせてアナウンスしたり、運営スタッフが声をかけたりするのも効果的です。

最後に

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渡辺 寛之 (Hiroyuki Watanabe)

プロフィール
1994年4月30日生まれ福島県出身。 

 高校生の時に東日本大震災の経験から人々の心を動かすエンターテインメントの力に魅了される。
大学ではエンターテインメントビジネス学を専攻しイベント制作やビジネスについて学ぶ。

その後、自身の影響力とマネジメント力を高めるために営業会社で働きながら、クリエイター集団hoshizoraにてイベント制作の実務を学び、1000人規模の夏祭りのディレクターを経験。

現在はそのノウハウを活かし、イベント主催者に企画、設計、運営、演出方法をサポートするコミュニティ「ココノバ」の代表と社会人サークル「CIRCLE」の運営、ファッションショーの主催を行なっている。

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