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自分て、どうしたいんだっけ?

自分て、どうしたいんだっけ?

が、問われる時代かもしれない。


時代がグローバリズムからナショナリズムに
シフトしている。

例えば最近あったマレーシアの国政選挙。

建国以来、初めて与党が選挙に負けた。

与党も野党も多数派工作するも、首相が決められず。

最後は建国精神や伝統にたち返った。

(建国はお隣のシンガポール(中華系)に反発する形だった)



例えばフランス。

移民政策、移民の積極的な受け入れに反対する人が増えている。

フランスの場合は、移民の多くはイスラム教徒。

彼らいわく、

「イスラム教徒は同性婚やLGBTに反対するじゃないか。

それは自由に人を愛していいという、EU憲章に引っかかる」と。

(イスラム教では同性婚やLGBTには反対・もしくは消極的だ)



同じくEUのハンガリーでは。

大統領のオルバーンいわく。

「EUはLGBTへの理解を推し進めようとしている。

そして人権擁護の立場から、移民の受け入れに積極的になれと言ってくる。

EUは、我々にそぐわない価値観を押し付けている。とんでもないことだ」

(ハンガリーでは、伝統的なキリスト教的価値観が強く残っている)

本当にフランスとハンガリーは、同じEUの枠組みでやっていけるのだろうか?笑



それはさておき。

グローバル化や価値観の多様化で、

いろいろな考えの人が混じり合った結果。

自分は何者だっけ?

自分はどうしたいんだっけ?

という二つの問いにぶつかった。



確かに、自分とは異色の考えの人と出会い

話すことで、他者との違いを通して

自分とはこういうもの、と定義していける。

ただ多くの人の価値観や考え方に触れるとつい、

それに振り回されてしまう。




我々はつい、自分の感情や気持ちを置いておいて

周りに合わせようとしてしまう。

これが辛い、しんどい。

今は世界が一つになっていく前に一度立ち止まって

自分は何者だっけ?
自分は何をしたいんだっけ?

と、自分に問いかける時期なのではないかーー。

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