たわいもない夫婦の会話。好きを再認識し、情熱を燃やし、未来を夢見る。
こんにちは~!RISAです。
11月3日文化の日、いいお天気。本日も徒然に。
今朝、朝起きてぼーっとしてたら夫が開口一番、
夫「仕事やめてスチールパン職人になろうかな~。」
スチールパンは、カリブ海の島国トリニダード・トバゴの、ドラム缶から作られた民族楽器。
魂に響く音色といいますか、グッとくる音色で私も好きです。
🥁スチールパンのルーツを知る
かつて、カリブの島々はヨーロッパの国々の植民地とされ、アフリカからたくさんの奴隷が連れてこられ農場が開拓された。
その待遇は最悪で、しばしば「カーニバル(キリスト教の謝肉祭と、アフリカの楽器を用いたお祭りの伝統が融合したもの)」の時期に政府や警察相手の暴動が発生。
カーニバルの暴動を取り締まるため、棒を用いるパーカッション音楽は全面禁止となった。
骨の髄まで音楽が染み込んだ黒人たちは、演奏することをやめなかった。フライパンやドラム缶を叩いて音楽を楽しみ始める。音の出るものならなんでもよかった。その情熱が新しい楽器を作り出した。
ボロボロになったドラム缶を叩いて直そうとしたところ、凹んだ箇所によって異なる音色が出ることを見つけた。これがスチールパンのルーツ。
そして、トリニダード・トバゴをおとずれたアメリカ海兵隊への余興として、現地のミュージシャンがドラム缶を利用したパーカッションを披露、大盛況に。
やがてオーケストラが結成され、スティールパンが発展、演奏グループは、夏のカーニバルの時期に向けて、1年間演奏やパフォーマンスの練習を積むそうです。
ルーツを知ってその音色を聞くと、熱いですね。
YouTube見てると間もなく冬なのに、なんだか夏の気分に。。
夫「現地のカーニバルにも行ってみたいし、修行の旅とかおもしろそう。」
私「そういや、南米に修行いって死にかけたやつおったな...」
ここでひとつ小話を。
🥁情熱の赴くままジャマイカへいった男の話
何年か前に妹の旦那が、嫁の妊娠中に、レゲエのバイブスを感じる修行の旅にジャマイカへ。
現地の空気に触れるために、スラムの安宿に泊まったものの治安が悪く、出歩いた先で銃を突き付けられ、現金全部奪われた挙句、帰りに経由したニューヨークのホテルでベッドの上に置き忘れた財布をホテルのスタッフにチップと間違われ、無一文に。通じない英語で何とか助けを求めて帰国したという珍エピソードがありました。
夫もそうなるのが目に見えていますが、やってみないとわからないことってありますよね。現金奪われて帰国して日本の治安の良さを噛み締めるのもまたひとつ。
心が望むなら、多少のリスクを冒してでも挑戦したい。その気持ちは分かります。
その情熱を掻き立てるものに出逢えるのは幸せなことです。
そしてまた、夫にせよ、妹の旦那にせよ、嫁の妊娠中に南米に行きたくなる症候群は、南米の音楽の開放的で自由な雰囲気が「父」という背負わねばならぬ立場から束の間の解放感を感じさせ、心の奥底から湧き上がる、好きなものへの情熱に火をつけるのかもしれませんね。
ま、ゆっくり父になってくれればいいです。
惰性で生きるよりずっといい。
そう思います。
私も夫も、死ぬまで好きなことを楽しみ続けるタイプなので、お互いの老い先を面白がれたらと思っています。
色んな事とも折り合いをつけながら、
挑戦していきましょう。
情熱、燃やしてまいりましょう🔥
今日の徒然でした♪
- Fin -
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