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圧倒的口数

ものすご〜く口からどんどん軽快に言葉が飛び出してくることってあるんです、時々。
ほんと時々。
普段から無口とか言うわけではないけれど、せきをきったようにどんどん話して話して、ひとしきり話したらスッーっと心スッキリするのです。
誰にでもそうなるわけではなくて、大体母が話を聞いてくれてます。

人の話を聞くのは結構すごいテクニックだなと思うのです。
人に興味がない人は人の話は聞けないし、自分の話したい人は人の話聞けないし。

私は子供の頃人の話聞くのが得意でした。
だけどいつからか人の話に興味が持てなくて、そしたらたちまち人の話が聞けないだけじゃなく聞くことが苦痛でどうやってこの場から逃げようかばかり考えてしまってお腹が痛くなったりするのです。

人の話に1秒も聞けないこともありました。
それはその人がきっと堂々巡りのオチがない、面白くもない話を聞かされるんだろうなと聞く前から予想しちゃってるからです。

そんな時適当に話終わらせたくて結論を急いだあいづちしたんです。
そしたらますます終わらず逆効果で長くなってしまったんです。
あぁ時間を返してくれ、説明長いんじゃい、効率悪いなとか不足ばかり思って損得勘定がでてだんだん怒りにもなってきたりしてました。

だけど、もしかしたら私もいつかこう言うことを誰かにしたのかもしれない。
本当にそれは絶対ないとは言えないな。
私も誰かに話聞いて欲しい時あるんだよな。
だったらボランティアの意味でも人の役に立つことだったらその人が話聞いてもらうだけで少しでも元気になれるなら自分の時間あげたっていいんじゃないかと言う気持ちになったんです。
もちろんそのためには傾聴のことを少しでも学んだり、人の心理や真理を勉強するのもいいよなと考えたんです。

だって私のくだらない話でも母はずっと聞いてくれるじゃないか、自分にできる人助けなら減るもんじゃないよな、逆に自分の宝になるよなと思いました。

上手になっていこう、聞き上手は話し上手。
目の前の相手を好きにならなくても大丈夫、自分にとって大事な人と思うだけ。
なかなかできない時もあって挑戦中ですがね笑

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