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40歳からの学び直し<英語編①>英検準1級を目指すことになった話


きっかけ

ある日、ハンバーガーショップのクアアイナでランチ。このハワイのチェーン店は、遥か昔に東京でフレンチフライを食べて美味しさに感動して以来、ずーっと行きたかった場所。ようやく今のお庭・大阪梅田で再訪ができ大満足。店内でひとりぼーっと、変わらず細めのカリっとしたフレンチフライとハンバーガー、グァバジュースを味わってたところ、次から次と外国人が買いに来る。それもアジア系ではない、英語を話す人が多い。人間観察が趣味なので店員さんとのフランクなやり取りなどの様子を眺めていたら、突如”英語をもう一度話したい!””私に不足していた楽しみはこれだ!”と思い立ち(笑)、その勢いで近所の英会話スクールをその場で調べ、口コミが良く、家から徒歩10分の距離にある英会話スクールに体験入学を申し込んだのでした。

体験入学

その教室は、基本マンツーマンのクラスになるとのことで、人見知り気味の私にとっては好都合。先生は、私が高校生の時に2週間ホームステイをしていた、カナダ出身のアラフィフ男性。高校生の時から疑問に思っていたカナダのことを質問して20年越しに解決(笑)。びっくりしたのが、社会人としてそれなりに英語学習をしたこともあるが、最近トレンドというかむしろスタンダードになりつつあるフィリピン英会話を使っていた時にはなかった”自分が英語を上手に話せている!”感覚があった。もちろん、実際に急に上手になったわけではないが、先生の綺麗なネイティブ英語・スピードに自分も引っ張られ、適度な緊張感からか文法も割と正しく文章になっている!気がした。そういうわけで、その日のうちに入会申し込みとなったのでした。

師の大切さ・目標設定

私は世間知らずで育ったせいか、幼少~学生時代を意識的に過ごしておらず、記憶がほとんどない。当然のことながら具体的に何を勉強していたのかもさっぱり覚えていないし、小学校3年生以前の記憶はほぼ無い。そんなわけで、小学校の恩師の〇〇先生等というのを周りから聞くと、え?名前覚えてるの?という感じであるため、所謂恩師や尊敬する先生、人生に影響を与えてくれた先生などは居ない。むしろ先生は特に何もしない存在と思ってきた(失礼極まりないですが)。例えば学校のいじめ問題を見て見ぬふりをしたり、逆にいじめられてしまう様子を見たりで、いわゆる目立たないいい子として育った私は先生と接触する機会も少なく、正直教師という人にあまり期待をしていなかった。

一方、時が経ち社会に出てからは”師”と呼べる人が次々と出現した。尊敬する先輩たち、一部の上司、職場で関係のある先生たち等。話がそれてしまったが、最近は”師につくことの大切さ”を感じている。学生時代には師と呼べる人に巡り合わなかったからこそ、この先の自分を作っていくための学びに”師が必要”と感じる。この英語の先生もそんな師になってくれるような気がしている。

D先生は、体験レッスン時に私が”年齢のためか記憶力に不安がある”ことを話すと、”年齢なんてただのナンバーだ”とさらっと言ってくれた。また、「何のために勉強するのか?」を問われた。「なんとなく」という回答(強いて言うとクアアイナで英語を話している人たちに触発されて話したくなった程度なんだけどそれは言わない方がよさそうだしどうしようと思いながら)をしたところ、学ぶ目的・そして目標を持つことが上達につながる、そういった生徒をたくさん見てきている、という話で、そりゃーそうだよなと思う。もう一度考え直し、公私ともに外国人との関わりが多く、「英語学習を通して異文化・違った物の見方や考え方を知り成長したい」的なことを答えた。そんな感じでコーチングにも似たヒアリングの結果、目標として英検準1級を目指してはどうか?と先生からの提案。実は、高校生の頃に英検2級まで取り、その先は受験勉強もあってあきらめてしまった準1級にもう一度挑戦したい気持ちがふつふつと再熱。来年10月(約1年後)の試験で、英検準1級合格を目標に学習をスタートさせることになった。

初回の授業

晴れて2023年11月から英語学習を再開することになった!英語で話すのが好き(というか単なるおしゃべり好き?)な私は、ワクワクして教室に向かった。支払いなどの事務手続き後に何をするのかと思ったら、「(これから先の)宿題の確認」でした。そういえば体験レッスン時に宿題についての考え方を問われたっけ、、で私は「必要だと思う」と答えたんだった。その宿題のセットアップ及びやることの確認などでその日のレッスンは終了。45分はあっという間だ。

宿題の内容

学ぶときには、これをやって意味があるのか?とか考えたり周辺情報を調べたりすることに時間を使うより、まずはやった方が早い。今はそう思っている。(もちろん時と場合にはよるが)なので指示された宿題を備忘も兼ねてこちらに記す。

1)Irregular Verbs ー不規則動詞の活用、意味の復習、リスニング、発音:50個
2)Question of the week-毎週日曜にスクールから配信される質問に対する自分の答えをノートに書く(短文作成)
3)Grammar textbook(英語で文法を説明している)-Unit1を自習してノートに回答を書く
4)Diary-最低、ノートの半ページを次のレッスンまでに書く。毎日書いてもいいし、何かのトピックに対しての文章を書いてもよい。
5)その他-単語帳の作成 いつでもわからない単語があったら必ず調べてノートの単語リスト(AからZまでのシールがある)に追加する

「宿題の内容にわからないことはない?」と何度か聞かれ、都度「大丈夫」と回答。改めてよく見てみると、、これ絶対1日じゃ終わらないよね?汗 私は一夜漬け型/何なら当日型人間なのですが、意識改革が必要。単語に文法に文章作成にと、何なら受験生だっけ?と思う内容。Diaryなら自分でもできるんじゃ、、など邪念が出てくるが、要はそれなりに高い月謝を払って、宿題をもらい(もちろんアプリ、ノート、テキストなども提供される)、学びに伴走してもらう・きっちり確認してもらうことで上達していくんだろうなぁと改めて感心した。とりあえず言い訳をせずに取り組みます。I can do it!


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