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【気まぐれ短歌】夜と朝 狭間を歩く

夜と朝 狭間を歩く私たち
描いた大人に なれているかな


週末には地元の花火大会があるなぁ…
今年は暑いし、その後の予定から考えてもちょっと行けないかな…
なんて考えていた、今日の午後。

ふと、学生時代のことを思い出しました。

大学時代はなぜだか縁があって、大学の友人1人、中学時代の友人1人、小学校時代の友人1人と私をあわせた4人で遠出をして遊んでいました。

そして、地元の花火大会で、みんなでワイワイと花火を見た日のこと。

浴衣を着て友人と一緒に見上げた花火の綺麗さと迫力は、今でもよく覚えています。

なんと懐かしい写真でしょう。
きれいだったなぁ
近くて大迫力だったんですよ


花火の後は浴衣から普通の服に着替えて。
お酒を飲まないタイプの友人たちだったので、若さと勢いで海へドライブ。

途中で寄ったファミレスで、何でもないことを喋って笑って。

2010だって!


ダラダラしたら海辺を散歩。

火の玉みたいだねぇ
この写真好き


もう間近に迫る就職や未来に、なんとなく焦って。

「恋と友情の違いって何なの?」
なんて甘酸っぱいことを言いながら。

「もう4人で住んだ方が楽しいんじゃない?」
なんてふざけながら。


いつまでもこの楽しさが続くような。
でも、どこかで終わりを感じていたような。
そんな、大学4年の夏。

カメラを趣味とする友人が残してくれていてよかった、と思いました。
あの頃の空気や気持ちを一気に思い出せる。

住む場所も離れて、なかなか会えなくなった私たち。
次に4人で会えるのは、いつなんだろう?
人生でもう1回くらい、4人であの時みたいなドライブをして、昔話をしたいな、なんて思うのは私だけかなぁ。


今思えば、まだ、何にでもなれたあのころ。
でも、勝手に不自由さを感じていたころ。

あのころに思い描いていた「大人」に
私はなれてるのかなぁ。

なんてね。

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