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「生活」

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日々を生きる・私を生きる「生活」からみえたものを、朴訥と丁寧に映しかえる、ある世界のある日の読み物、謹製の随想です。
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#言葉

「十年」

10年前の今日。 あなたは何をしていたか覚えているだろうか。 私は感じたことのない不思議な…

risa kuroda
1か月前
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「たましいたち」

本当はこのことについて書こうというつもりは無かったのだが、記憶が薄れてしまう前に書き残し…

risa kuroda
3か月前
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「おかしな話」

とある画材屋のオンライン登録情報が、漏洩したと連絡のメールが入った。 画材を定期的に必要…

risa kuroda
5か月前
3

「みんなここにいるよ」

遠く北の空から、今年も白鳥がやってきた。 ネットニュースも新聞も知らないであろう鳥たちは…

risa kuroda
6か月前
2

「先生」

髪をばっさり切った。 頬をすり抜けていく風は冴え、あっという間に冬の形相だが、しかし髪が…

risa kuroda
8か月前
1

「美しい花」

大好きだったアナザースカイが再開してもうすぐ一年が経つ。あの時はどんな数字や偉い人の話よ…

risa kuroda
11か月前
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「忘れらない食卓」

田圃に水がはられ、蛙の声が夜辺に響き始める頃、今年のトマトが終わりを迎えようとしていた。 近所のハウス団地でトマト農家の手伝いをしていたことがあり、そのご縁で今も直接ハウスへ買いに行く。ハウスで買う新鮮なトマトはとても美味しい。 もぎたてはヘタも元気で可愛い産毛もうっすら感じ、手におさめた時どこか温もりを感じる。 でも農家の仕事をしてみて、もっともうまい!と思ったのは、暑いハウスの中で作業中、つまみ食いをするミニトマトだった。 カートにコンテナを積み低い作業用の椅子をカラカ