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【関節調整スペシャリスト②】セラピスト/トレーナー/インストラクター向け「関節痛改善」エクササイズ講座とは?

こんにちは!
鍼灸マッサージ師・コンディショニングトレーナーのRisaです。

今回は私が「痛み改善」エクササイズ講座である
関節調整スペシャリスト養成講座

をセラピスト/トレーナー/インストラクターに
どのような内容をお伝えしているのか
深掘りしてみたいと思います。



関節調整スペシャリスト養成講座とは?

スポーツ現場で培った根本解決方法

[メディカルリハビリ⇨アスレティックリハビリ]
前回の記事の中でもお伝えしましたが、
痛みを抱える多くの方が必要としながらも
保険診療では対応しない”アスリハ”が
今後の「痛み改善&再発予防」の鍵になります。

下記の図はスポーツ選手がケガや痛みが発生してから
治療・リハビリを経て運動復帰をするまでの経過です。

一般の方は日常生活の復帰までに
保険診療を行っている病院や接骨院での
治療やリハビリはここまでで終了します。

しかし日常生活復帰というのは
あくまでプラスマイナス0の状態です。

むしろケガや痛みが治っただけで
それまでの※身体能力全般は落ちているので
また同じ症状を再発しやすかったり
他の部位に負担がかかっているのです。

※身体能力
:体力・筋力・柔軟性・身体の動かし方など

そのためスポーツ選手は
”アスレティック・リハビリテーション”
=略して”アスリハ”を行ってから
ケガをする前よりもケガをしづらい
身体づくりをしてから運動復帰します。

このアスリハを一言でいうと
痛み改善&再発予防エクササイズ

身体能力の低下による関節痛や
一度起きてしまった痛みの再発に
とても有効な手段になります。



①機能解剖学・運動学に基づくエクササイズ

安全で効果的な機能改善エクササイズ

いまだに「〇〇筋を鍛える」という運動指導をしていませんか?

パーソナルトレーナー活動を始めた時
フィットネスクラブの運動指導で
とても驚いたことがありました。

痛みや不調に対する対応として
こんなことが当たり前のように
行われていたからです。


「ひざ痛には”大腿四頭筋”を鍛える」
大腿四頭筋の中の内側広筋は
ひざ関節の安定性を高めるのに重要です。

しかしフィットネス現場で行われている
大腿四頭筋の鍛え方は
下記のようなレッグ・エクステンション
というマシンエクササイズでした。

レッグ・エクステンション・マシン

内側広筋はひざ関節の伸展において
屈曲30〜0度で機能する筋になります。

つまりひざ関節が完全伸展(0度)が
行えないと内側広筋に効かせられません。

一般的にひざ痛がある方は
膝蓋骨(ひざのお皿)の動きの悪さや
拮抗筋のハムストリングスの硬さにより
ひざの完全伸展が困難な場合がほとんどです。

またひざ痛の原因のひとつに
ひざを使いすぎている=大腿四頭筋優位

⇨拮抗筋のハムストリングスが機能低下
⇨ひざ・股関節の二関節筋が優位となり
 股関節の腸腰筋や臀筋群が弱化

つまりレッグ・エクステンションでは
内側広筋が鍛えられないどころか、

ひざ痛の原因のひとつである
”使いすぎている”大腿四頭筋が
さらに強化されてしまいます。


「筋肉をつけてもひざ痛は改善しない」
「トレーニングするとひざが痛い」

お客様からこういったお声をいただいても
ひざ痛=レッグ・エクステンション
と思っているトレーナーやインストラクターは
どんな身体状態の方でも
同じ指導法しか出来ません。


他にもこういった事例もあります。
トレーニングに興味のある方は
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

「腰痛には腹筋を鍛える」
「肩痛にはインナーマッスルを鍛える」
姿勢や関節の可動性を無視して
 鍛えたとしても効果はほとんど出ない

「スクワットをしたら膝が痛い」
「ベンチプレスで肩が痛い」
そもそもウエイトトレーニングに必要な
 基礎筋力や柔軟性が不足している可能性


これらには共通した問題があります。
それは機能解剖学や運動学などの
身体の構造や機能に基づいた
トレーニング指導を行えていないことです。

なぜ〇〇筋を鍛えると痛みが改善するのか?
を分からずに指導している現状があります。

講座では解剖学や運動学などの
理論に基づいた運動指導をお伝えしていきます。


アセスメント→コンディショニング→トレーニング

身体機能を改善する運動指導とは?

それでは講座で行っていく
関節痛改善エクササイズとは
どういった方法かお伝えしていきます。

アセスメント:身体評価
まずは姿勢や動作などの評価を通して
現在の身体の状態を把握していきます。

はじめの一歩は私たち
運動指導者・治療家が担当できる「痛み」と
医療機関で診てもらう「痛み」
があることを知りましょう。


器質的障害(骨・関節・靭帯など)
:医療機関で診てもらうべき「痛み」

安静時痛や
既に病院で診断をもらっている障害になります。

つまり痛みの原因が特定されているものです。
「骨折」⇨折れた骨が原因
「変形性関節症」⇨軟骨のすり減りが原因
「靭帯断裂」⇨損傷した靭帯が原因

これらは医療機関での適切な治療が必要であり
エクササイズだけで痛みを改善することが困難です。

ただし器質的な障害が治癒した後にも
「痛み」が続く場合は
機能的障害も併発しているので
その時にはエクササイズも有効になります。


機能的障害(軟部組織:筋・筋膜など)
エクササイズで改善する「痛み」

組織の明らかな損傷がなく
「痛み」があるものになります。

病院では「画像上、問題ないですね」
と言われてしまう「痛み」のことです。

痛みのうち約7割は
この機能的障害が原因
と言われています。

つまり痛みのある約7割の方には
関節痛改善エクササイズは
有効ということになります。


この違いを評価できずに
運動指導している方はいませんか?

器質的障害の場合、
障害の状態によっては運動禁忌となります。
むしろ悪化してしまう危険があるのです。

私も今まで運動指導を受けたことで
「痛みが悪化した」という
お客様にたくさん出会ってきました。

その中にはお客様の状態を評価できず
”運動をすべきではないのに実施した”
”運動の内容・量・強度が適切ではない”

こういった指導を受けた方がいるのです。

身体評価ができるようになると
明確な根拠を持って
運動指導を組み立てることができます。


コンディショニング:機能改善
身体評価で把握した情報を元に
身体機能を改善していきます。

身体評価をすると機能不全を
起こしている部位が特定できます。

姿勢評価・動作評価を通して
どんな機能不全があるか予測します。

・柔軟性の問題
・筋力の問題
・関節安定性の問題
・身体の動き方の問題…

「痛み」は痛い場所だけに
原因があるとは限りません。

機能していない(働いていない)部位を
かばって負荷がかかって痛めてしまう
”被害者”的な痛みが出てしまうのです。

これを”代償動作”といって、
機能的障害の原因の多くはこれになります。


つまり代償動作を改善する
=痛みの原因を取り除く
=機能改善(コンディショニング)

働いていない部位を活性化することで
代償動作が起こりづらい
身体に改善していきます。


トレーニング:身体強化
機能改善されてニュートラルになった
身体で正しい動き方を鍛えていきます。

トレーニングの目的は
筋力アップだけではありません。

運動を通して
正しい身体の使い方を身につける
=自分の身体をコントロールする
能力の獲得も大切になります。

関節に負担のかかる
動作をしている限り、
いくら筋力を強化しても
痛みが改善することはありません。

例えば女性に多い
Knee-in(ニーイン)と言われるような
着地やスクワット時の膝が内側に
倒れてしまう動作不良

この動作を繰り返し行うことで
膝の内側に体重がかかるので
膝の靭帯損傷や軟骨のすり減りなどの
リスクになってしまいます。

これをスクワットなどの
運動時に動作修正をすることで
筋力強化だけでなく、

トレーニングのなかで
動作改善もしていけるのです。



②痛み改善から再発予防までサポート

痛みの原因に対するアプローチ

痛みの原因となる「身体の動き方」から改善する

機能的な障害は以下の
「メカニカルストレス」
が原因で痛みが起こっています。

引用:筋骨格系のキネシオロジー

このメカニカルストレスは
様々な要因があるのですが、

その中でも特に
「身体の動き方」を正しく行えないと
骨や筋肉などの組織に
大きな負荷がかかってしまうのです。

このようにただ単に
”筋力をつける”
”柔軟性を高める”
だけでは痛みは改善しません。

講座では
正しい身体の動き方
=機能的な動きを身につけて
痛みの根本から解決していきます。


アスリートが実践する「痛みの再発予防」の方法

痛み改善だけでなく「身体を強化」して痛みを起こさない

さらに痛みを改善しただけでなく
「再発予防」も大切だと考えています。

私も治療だけしかできなかった時には
患者様が何度も同じ症状で
また戻ってきてしまうことに悩んでいました。

治療では良くなったはずなのに
(マイナス状態から0に戻ったのに)
しばらくするとまたマイナス状態になるのです。

トレーニング指導をするようになって
気づいたのですが、

身体をプラス状態=強化しないと
簡単にマイナス状態に
戻りやすいことがわかりました。


アスリート指導では当たり前の
ケガが治癒してから
スポーツ復帰までのリハビリ
アスリハ

を一般の方にも行ってみると
今まで悩んでいた「症状戻り」が
嘘のようになくなっていきました。

私が治療メインのお客様に行う
運動指導はトレーニング1〜2種目程度です。

しかし身体の評価を元に
その人に合った運動を処方できると
それだけでも症状戻りは
防げるようになります。


それまでの私は
痛みが出る⇨治療する⇨しばらく良くなる
⇨また痛みが出る⇨治療する、、、、、

この半永久的に続くループから
しっかり痛みを改善して
「再発予防」するようになって、

痛みが改善してもお客様が
運動を続ける目的やメンテナンス目的で
継続的に通ってくれるようになりました。

「痛みが出た時だけ頼られる先生」
から
「身体をトータルで任せられる先生」
としてお客様と長いお付き合い

できるようになったのです。



③専門家ブランディング

お客様の問題解決する対価=売上

私は売上や収入というのは
”お客様の問題解決をした対価”
だと思っています。

専門家である以上
お客様の問題を解決したり
適切な提案ができなければ
評価されることはありません。

それと同時に
”技術がある=売れる”
とは思っていません。

今までたくさんの同業者を見てきて
「あの人、腕はいいのにお客様から選ばれていないな」
「せっかくの良さが自分本位な説明のせいでお客様にわかってもらえないな」
と技術があっても”お客様に伝わっていない”
人が多くいたのです。

私も
「技術を高めればお客様が来てくれるだろう」
と思って一生懸命自己投資をしてきました。

それはもちろん現在に生きているのですが、
”売上や収入を上げる”
という点においては、

ある一定のレベルまでいくと
頭打ちになりました。

そこで”売れるための技術”として
接客やマーケティングをプロから学び
自分をブランディングしていくと、

面白いように売上が上がって
翌月には売上が2倍になりました!

そして気づいたことは
”自分としては”
お客様のためと思っていたことが、

接客やマーケティングの観点から見ると
お客様への配慮が足りていなかったり、

不必要な遠慮のせいで
お客様を改善することが
できていなかったのです。

この視点は自分の技術を売って
仕事をする専門家には
絶対に不可欠なものとなります。

当たり前のことですが
自分が長く仕事を続けることが
お客様にとって最大のサービスになります。

売上が立たずに
サービスの継続ができないことが
お客様への最大の裏切りだと思うのです。


そのために仕事を継続するのための
売上や収入というものから
逃げることはできません。

お客様のためと言い訳して
自分を安売りしていませんか?

お客様に遠慮して
継続コースや高単価コースを勧めず
安価なものをご案内していませんか?

本当にその方法でお客様の症状が
改善するのであればいいですが、

ほとんどの場合は継続しなければ
好転するのは難しいと思います。

お客様の症状改善のためにも
自分がサービスを継続するためにも
症状改善の技術と同時に、

お客様から選ばれて売上を立てる
”ブランディング技術”
も講座の中で扱っていきますね。



さいごに

私が今までに14年間
施術・運動指導20,000件以上

医療・介護現場
スポーツ現場
フィットネス現場

これらの職場でそれぞれ経験を積んで
問題意識として取り組んできた
「痛み改善」の技術と
「売れるため」の技術を
この講座の中に全て詰めこみました。

私は
”専門技術なしに売れることはない”
と思っています。

そのため一定レベルの技術を持っている方に
ブランディングなどの売れる仕組みを
できることなら学んでもらいたいです。

最初に見栄えが良くて
たまたま売れたとしても
中身がないことは
必ずお客様に見透かされます。

”継続的に”
信頼される身体の専門家
になるために全力でサポートします!


2024年4月に本格始動のために絶賛準備中です!

現在は6ヶ月間のモニター講座も終了し、
受講生の方から「お客様のひざ痛が改善した!」
などの嬉しいお声もいただいています☺︎

次回の記事では、
モニター受講生からの感想や体験談を
お伝えしますね!

それでは、またー!

Risa

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