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ディスクリプションとは?SEOは無関係?!クリック率をあげるための武器なんだよ。

こんにちは!りさたろうです😊✨

初めましての方はこちら👇

本記事では、ディスクリプションの基本について解説します。

Webライターであれば、ディスクリプションの執筆も依頼されることも多いでしょうし

メディアディレクターや編集者であれば、よいディスクリプションを理解している必要があります。

SEOマーケターやコンサルタントは、ディスクリプションといったコンテンツ細部までこだわりたいものです。

ディスクリプションについて語り出したら止まらない!

そんなディスクリプションオタクを目指しましょう💪🔥


ディスクリプションとは?

ディスクリプションとは、検索結果の画面に表示される記事の説明文です。

ソースコード上では、meta description(メタディスクリプション)と表示されるため「メタタグ」と呼ばれることもあります。

タイトルの下に表示されるディスクリプションの文字数は、PCの場合は全角で120文字程度、SPの場合は全角で50文字程度です。

記事内には表示されないので、タイトルをクリックして記事を読む前の読者に向けた文章にします。

そのため、ディスクリプションは、キーワード検索したユーザーに記事をクリックさせるための文章です。

ディスクリプションはSEOに無関係?

ディスクリプションは、SEOに多い関係があります。

Googleは、ディスクリプションは直接的なランキング要因ではないと公言していますが「ランキング要因ではない=SEOに無関係」というのは安易な考えです😤

検索エンジン最適化(SEO)された記事というのは、読者のためになる記事ということであり、適切なディスクリプションが設定されていることはSEOで非常に重要です。

また、次項で解説するクリック率の鍵を握るのがディスクリプション。

クリック率が高い記事は、ユーザーニーズの高い記事だとGoogleは判断するので、検索順位に有利に働きます。

ディスクリプションはクリック率の鍵を握る

クリック率というのは、別名CTR(Click Through Rate)といって、SEOの文脈では以下の式で求められます。

(クリック数)➗(検索結果の画面に表示された回数)✖️100

(ここでクリック数ではなく、クリック率が重要であるという点は割愛します)

検索結果の画面に表示されているにも関わらず、クリックされなければ、記事を読んでもらうことはできません。

クリック率が高い記事は、検索したユーザーの関心を引く記事であるとGoogleは判断するため、より検索順位が上がります。

一方、クリック率が低い記事は、検索画面に表示されているにも関わらず、ユーザーに見向きもされていない(クリックされない)ということなので、検索順位が下げられます。
検索順位が下がると、検索結果の画面にも表示されにくくなるため、さらにクリックされにくくなります。

検索結果の画面に表示されるタイトルとディスクリプションを見て、ユーザーは記事をクリックするか判断します。

そのため、ディスクリプションはクリック率を握る大事な指標といえます。

ディスクリプションのポイント

クリック率がいいディスクリプション(言い方を変えれば、SEO効果のあるディスクリプション)はどんなの?

というディスクリプションのポイントは以下です。

  • 1文目:ニーズの解を意識

→記事の一番のポイントを記載する

  • 2文目:顕在ニーズを意識

→この記事に何が書かれているかを、H2に含まれる一般キーワード(特徴・メリット・デメリット・注意点・実体験・計算方法など)を意識して記載する。

  • 3文目:潜在ニーズを意識

→「読んだらどういう状態になるのか」or「読んで得た情報でどういう行動に繋げればよいか」を記載できればベスト

ディスクリプションの役割や特性を踏まえ、また私がこれまで数多くのコンテンツを制作&研究した結果、このポイントに辿り着きました。

このポイントを押さえたディスクリプションの型は以下の記事にまとめているので、ぜひこちらを熟読してください。

ディスクリプションの落とし穴

先で紹介した「ディスクリプションの型」の記事でも解説していますが、ディスクリプションには注意すべき点があります。

ディスクリプションでクリック率が下がることがある

ディスクリプションに書かれている文章が魅力的でなければ、クリックされないためクリック率が下がってしまいます。

魅力的でないディスクリプションとして、

  • 知りたい情報が書かれてなさそう

  • 的外れな内容

などは明らかな例ですが

  • 詳しく情報を書きすぎている

  • ディスクリプションだけでユーザーの悩みが解決する

というものも挙げられます。

ディスクリプションだけで解決される検索ニーズも多くはありませんが、記事をクリックして読まなくてもディスクリプションの情報で知りたい情報が知れて、ユーザーが満足してしまうこともあります。

その場合は、記事がクリックされないため、クリック率が下がってしまいます。

また、強調スニペットをはじめとする検索結果の特別枠に選ばれることで、クリック率が下がることも多いです。

検索順位が上がると記事内容を強調して掲載してくれる「強調スニペット」という枠に選ばれるのですが、この検索結果の画面から分かるように、記事をクリックしなくても、記事の重要な内容が分かります。

そのため、記事を読まずして離脱したり、2位以降の記事がクリックされたり、違うキーワードで再検索されたり、という行動になります。

ディスクリプションはGoogleに書き換えられることがある

ディスクリプションを設定していない場合、記事の導入文やGoogleが重要だと判断した部分がディスクリプションとして勝手に採用されます。

と、これはありがたいことなんですが、ディスクリプションを設定している場合でも、ディスクリプションの内容がよくないとGoogleが判断した場合、ディスクリプションが書き換えられることがあります。

以前、「下痢」というキーワードの記事において、ディスクリプション約120文字に「下痢」というキーワードが6個入っていました。

検索結果に表示されているディスクリプションは、本来設定しているものと違う内容で「下痢」というキーワード数を減らして調整された内容でした。

改めてディスクリプションの内容を見直し、「下痢」というキーワードを減らしたところ、設定した通りのディスクリプションが表示されるようになっていました。

これは一例ですが、他にもディスクリプションの書き換えが起こった事象を踏まえ、以下の点は注意です。

  • キーワードの詰め込み過ぎ

  • 文字数の超過

ディスクリプションは、ユーザーはクリックしたくなるような、読みやすい文章を心がけましょう!

ディスクリプションと導入文は違う!

たまに、ディスクリプションと導入文が一緒になっている記事を目にしますが

ディスクリプションと導入文は、表示される部分も役割も違います。

ディスクリプションは前述の通り、検索結果の画面でタイトルと共に表示される文章です。
記事内には表示されないので、タイトルをクリックして記事を読む前の読者に向けた文章にします。

そのため、キーワード検索したユーザーに記事をクリックさせるための文章です。

導入文は、検索結果の画面には表示されず、記事内の冒頭部分の文章です。

具体的には、タイトルやメイン画像の下、本文の始まりから目次までの文章です。目次が設定されていない場合は、1つ目の大見出しまでの文章。

メインの話題に入る前の読者に向けた文章にします。

本文を読み進めたくなるような内容や、本文を理解しやすくするための前提情報、本文を読む上での注意点などの文章にします。

詳しくは別記事にて解説します。(現在執筆中なのでしばしお待ちを。)

ディスクリプションと導入文が一緒になってしまう仕様のCMSや、イケてない(SEOの知識が少ない)レギュレーションで適切なディスクリプション&導入文になっている場合は、改善の提案をしましょう。

※こういうタイミングでコンサル案件を獲得することがあります。アップセル的な感じ。

ディスクリプションの例

これでディスクリプションの基本について解説は終わりです!

次は、ディスクリプションの型を学んで、書き方のコツを掴んでください。

実際のディスクリプションの例をもとに解説した記事もあるので、イケてるポイントやあちゃ〜なNG例も見てみてください😂


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