【伝える】と【伝わる】の違い
みなさんこんにちは。りりすけです。
よくSNSで、
「何回教えても分かってもらえない」
「こちらの意図したことが分かってもらえず辛い」
「なんでこんなことも分かってくれないのか」
など、コミュニケーションで悩んでいる投稿を見かけます。
誰しもが経験したことがあることなので、
これらの投稿に共感する方も多いはずです。
かくいう私もそうでした。
ではなぜこういったことが起きるのか?
ここについてお話をしていきます。
教えた、言った、話した、は伝えてない。
誰かに何かを教える時や、報告しないといけない時、諭そうとする時など、伝えなければならない場面は日常に多く存在ます。
その時に、話したはずなのに聞いていないと言われたり、教えたはずなのにまったく分かってもらえていなかったりした経験のある方もいるのではないでしょうか?
(私もありました。。)
それはなんで起こってしまうのか?
これを一言で言ってしまうと、
自分のタスク処理のための発言しているだけだから。です。
ここに相手というものは自分の中に存在していません。
相手に伝えなけれなならない、言わなければならない、という義務感から発言しているだけで相手を資格では認識していますが、脳内では認識していないような状態になってしまっていると言えるでしょう。
そんな状態では、相手に伝わるはずがないですよね。
もはや伝えてすらいないといえるでしょう。
伝えるだけじゃ、伝わらない
じゃあ伝えるってどいういことなんですかと。
調べると次のように出てきます。
おそらく、皆さんの予想の範囲内なのではないかなと思います。
でもここで意識をしてほしいのは、
こちらから相手に対して、知らせたり、伝達したり、受け継いだりしている点です。
先ほどまでとは異なり、相手を認識して伝えていますよね?
でも、相手はどうなんでしょう?
聞く準備ができていますか?聞く状態になっていますか?そもそも聞く気がありますか?
一方的じゃ、どうやっても伝わらないのです。
伝わってはじめて伝えたことになる
挨拶、日常会話、仕事の会話、交渉などコミュニケーションはいろんな形をとります。
ただ、変わらないのはそこには必ず相手がいることです。
友人や家族との会話で、突然話をはじめても、「え?なに?」と言われるはので、相手の状態が整うまで待ったり、聞いてもらえる状態を作るはずです。
ですが、自分に余裕がなくなったり、タスク感や義務感が増えると途端にこれができなくなるのです。
相手が聞く姿勢になってはじめて、伝わるし、伝えることができるようになります。
みなさん日常生活では自然とできているはずです。
でもそれを、あえて意識的にやってみてください。
そうするだけで、「伝えた」から「伝わった」に変わっていくはずですよ。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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