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PL、BS、キャッシュフロー計算書

皆さん!財務スキルは大事です!
稼いだお金、残したいですよね!
残すけど、使いたいですよね、使うには資産を持つことが大切です。
資産形成のためによく皆さんが利用するのって、株式投資ですよね、その株式投資、財務スキルがないとできませんよ!
PL・BS・キャッシュフロー計算書が読めないと、どの企業に投資するべきなのかという分析ができず、ギャンブル同然の投資になってしまいます。
そこで、今日はそれぞれを大きく、ざっくりと解説していきたいと思います!

PL・BS・キャッシュフロー計算書とは? 
それぞれの概要

PLとはProfit & Loss statementの略で、損益計算書の事です。
つまり、企業がいくら利益を残したかを表します

BSとは Balance Sheet の略で、貸借対照表の事です。
簡単に言うと、企業がいくら資産を持っているかを表します。

キャッシュフロー計算書とは、企業がどのようにお金を動かしているかを表すもので、営業・投資・財務活動の3分野が取り上げられます。

これらを見て、分析することが出来れば、企業がどのような経営状況で、これからどのような活動をしていくかを見ることが出き、そのデータをもとにあなたが投資するかを判断することができるということです。
ただ単に売り上げを上げていて、勢いがあるからというような単純なことではなく、データをもとに投資するかどうかを判断することが出来るようになります

それではこれからは一つずつ、大まかに解説していきたいと思います。

PL

先述した通り、PLは、企業がどれだけ利益を出したかを占める表です。
まず結論をいうと、損益計算書→ 収益−費用=純利益 が基本的な形です。

利益を細かく分けると、大きく4つに分けられます。
売上総利益・営業利益・経営利益・税引き当期純利益
損失には、人件費・商品原価・税金・特別費用・営業費用などがあげられます。
これらを羅列し、すべてを可視化したものがPL(損益計算書)と呼ばれるものです。実際のPLを貼っておきます。

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BS(貸借対照表)

次はBSについてです。
BSは企業の資産を表します。
純資産=資産−負債 です。この形がBSを見る上での大前提です。

BSを見る上では、資産と負債を理解することがBSを理解することに繋がります。
まず、資産には2種類あります。流動資産と固定資産です。
流動資産とは、お金になるスピードが早い資産の事です。
一般的に、1年以内にお金に代わるものの事を指します。例えば商品や、設備です。

それに対して固定資産とは、1年以上の将来的に手元現金化されるものを指します。例えば建物や車両などです。

次に、負債にも同じく2種類あります。資産と同じく、流動負債と固定負債があります。
資産に似ていますが、流動負債とは、返済期間が短いものです。例えば、短期借入金です。
固定負債とは、返済期間が長いもので、具体的には社債などの長期借り入れの事を指します。

流動・固定資産をまとめて資産と呼び、流動・固定負債をまとめて負債と呼び、 資産−負債 で残ったものが純資産というわけです。
実際のBSはこんな感じです。

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キャッシュフロー計算書(CF)

キャッシュフロー計算書は文字で説明することがとても難しいのですが、簡単に言うと、企業のお金の動きを表に落とし込んだものです。
その企業のお金の動きは大きく分けられ、営業・投資・財務活動の3つで構成されます。

このCFは、この営業面でいくら伸びたか落ちたか。
投資面でいくら伸びたか落ちたか。
財務活動でいくら伸びたか落ちたか。
単純に言えば、これらを表すのがCFです。これは数字単位で企業の経営戦略を見ることが出来ます。

営業活動
営業活動がCFの中で最も重要です。
+であれば投資の財源・株主への利益還元の財源に
-であれば、他の事業で賄う・事業基盤の改善に向かうという風に企業の動きが左右される

投資活動
-だからダメということはないです。売り上げを伸ばすために工場を立てるなどの投資はいいものです。投資先がわかれば、その企業がどのような方向性で経営をしているのか、さらに、財源はどこから確保しているのか、借りたのか、営業利益からなのか投資を受けたのか。数字を見ることによって経営方針が見えてきます。

財務活動
超シンプルです。資金が増えたら+。資金が減ったら-。だけです!

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ここまでそれぞれの概要をかなり大雑把に解説来ましたが、おおよその理解はできましたでしょうか。
これら財務表を見るスキルがつくと、企業を数字単位で分析する力が付きます。
株式投資などを考えいている人にとっては必要になるスキルです、何も考えずに投資して失敗するのと、たくさん分析して失敗するのでは失敗の質が違います。ぜひ皆さんもこれをきっかけに財務諸表の見方を勉強して、充実した株生活をおくってほしです!

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