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ずっと思っていたことがあります

とある保健師のぼやき


肌寒くなってきた某年10月。
この日は私にとって運命の日でした。



そう、公務員試験の
合格発表日



私は大学入学前に
保健師という仕事を知ってから



ずっと保健師になりたい


それも行政で働く保健師
なりたいと思っていました



自分が長女だったからか


もともとの気質か


子どもが大好きだったんです。



特に赤ちゃんが大好きでした。



また、看護実習中に
とある患者さんとの出会いがあり、

病気を予防していくということに
強い関心があった
ことも理由のひとつ。


子育ての支援と病気を事前に
防ぐための支援



これを同時にできるのが
行政保健師


それも保健センター勤務の
保健師
だったのです。


ドキドキしながら
合格発表の行われる
市のホームページに
アクセスしていました。



更新中マークを
もどかしい思いで
見守っていたら



一通のLINE。

メッセージは



合格おめでとう


普段LINEのやりとりなんてしない
父からのメッセージでした。



いや自分で見たかったわ…!



というのが素直な感想でした(笑)



まあ何はともあれ
第一志望の市町村に内定して
めでたく新卒から仕事を
始めさせていただいたわけです




理想と現実

ウキウキしながら始めた仕事。


毎日が楽しくて仕方が
なかったのを覚えています。



しかし…



入庁した市町村が
まあまあの規模があったため


必要な人に、必要な支援が
行き届いていないのでは…

そう感じる場面が多々ありました。


保健師として働く現場には

多くの家族がいます。

経済的DVで疲弊するママ
・子どもの食事が用意できないと涙するママ
・働きづめで余裕がなく、つい子どもに
 手を挙げてしまう
ママ
・行政は信用できないとSNSで愚痴るママ
・精神的余裕がなく、他人に攻撃的なママ
・パパの仕事が忙しく、1人で不安を抱え込むママ


挙げだしたらキリがないほどにの人に
出会ってきました。


私が勤めていた自治体は
そこそこの地方都市。


自分の中でため込んでしまったり
ヘルプが出せない人はどうしても
手を差し伸べにくい状況でした。


つまり、何が言いたいかというと



表立っていないだけで、
同じように悩み、苦しんでいるママは
たくさんいるんだろうな
、ということです。




集団健診の育児相談なんて
ゆっくり話できる状況でもない



行政の相談ってなんか敷居高い



そう思って相談できずに
自分の中だけでため込んでいるママ

いったいどのくらいいるのだろう




相談してくれたとしても、
締め切りの近い事業や
緊急に対応すべき案件
が山積み。




緊急性がないと判断されてしまえば
どうしても行政からの
優先順位は下がってしまいます




緊急性の高い案件だって



本当はもっと前段階に
ママからのヘルプに気づけていれば



ここまで悪化する前に
何かできたかも
しれないのに。



基本的に職員はみんな
一生懸命仕事をしていました。



それでも届けたい人に
支援が届かない




当時まだまだ未熟だった私は
自分のやりたかった仕事との
理想と追われる現実
どうしたらいいのかわかりませんでした



自分がママになって突き付けられた『リアル』

私の夫は転勤族だったため、
育休中は夫の勤務先に
一緒についていってました。


初めての育児に初めての環境



仕事が忙しく朝早く
夜遅く帰ってくる夫



助けてくれる家族も
友人もいない




話し相手もいない




大人との会話ができないことが
こんなにつらいと思って
いませんでした





加えて子どもが寝ない、
ご飯を食べない、
ワガママを言う…





行政の相談なんて、
敷居が高くてとてもじゃないけど
足を運べませんでした。

(自分がそういう仕事をしていた
からという理由もあります)



ついカッとなって子どもを
怒鳴ってしまった
こともあります。




子どものおびえたような
表情
をみて、自分は何てことを
してしまったんだろうと、一時期は
自己嫌悪で毎日泣いて
いました。




育児書を読んで、
アンガーマネジメントを
勉強して、知識は増えるけど
全然実践に結びつかない




このままでは毒親になってしまう



もともと感情の起伏が激しい
性格
であったため、
本当に焦りました。



知識だけあってもできないのは当たり前

さまざまな本を読み漁り
いろいろな知識をつけて
悟ったことがあります。



知識だけでは何の役にも立たない



ということです。



まあ考えてみれば
当たり前のことなんですけども。



料理本読んだからって
料理上手になれるわけじゃない




サッカーの技術本読んだからって
サッカーができるかってできない



数学Ⅲの教科書読んだからって、
微分積分がいきなりスラスラ
解けるはずがない
んです



イライラしないママになりたいって
イライラしない方法だけ学んでも
それだけじゃ感情のコントロールなんて
できない
、他の項目となんら違いなんて
ないのですよ




知識は実践とあわせて活きるもの



そう思いました。



ママが笑顔になるための『実践』する場を作りたい

私が思い至ったのが
こちらです。


感情コントロールだって
練習が必要なんです。



感情に操られないママになれば


ママに笑顔が増えれば



子どもも笑顔になるし
家族も笑顔になる



これからnoteで感情コントロールの
基礎について発信していきます。



ぜひあなたの生活に取り入れて
笑顔の生活を手に入れてください🥰



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