初ジャニーズにして初KAT-TUNライブに参戦してきた
ラジオで不意に流れた『Ain't Seen Nothing Yet』に一目惚れ(一聴惚れ?)をしたのをきっかけに、初ジャニーズにして初KAT-TUNのライブに参戦してきた。
(詳しい経緯はこちらをどうぞ)
初めて参加した静岡のあと、どうしてももっと観たくて追加発売でチケットを取り、結果としてツアー中三回観ることができた。
本日6/4にツアーもラストを飾ったということで、ライブについての感想をまとめておこうと思う。
※長文になると思うので時間がある時の暇つぶしにでもどうぞ!
※ライブのネタバレを含みます!お気を付けを!
1. アルバム『Honey』は超名盤!
ニューアルバム『Honey』をひっさげてのツアーということで、セトリは当然『Honey』の曲満載。
その中から何曲かを独断と偏見でピックアップして、ライブの感想と一緒にご紹介したい。
アルバム『Honey』は捨て曲なしの超名盤だと思う。R&Bあり、メロウでファンク、そしてメロディアス。かなり聴きやすい楽曲ばかりなので、「KAT-TUN? Real Faceしか知らないな~」みたいな人にこそ聞いてほしい。
(1) Ain't Seen Nothing Yet
一発目から超名曲『Ain't Seen Nothing Yet』からライブスタート。
Honeyにちなんだハニカム型のセットがステージにドーン!とあり、それぞれが部屋のようになっていて大変おしゃれ!
この曲は普段ジャニーズ聞かない人、ジャニーズだと思ってハナから避けていた人、そんな人達に是非とも聞いてほしい一曲だ。
ジャニーズへの概念が覆る楽曲だと思う。
めちゃくちゃかっこいいので四の五の言わずにとりあえず聞いてほしい。というか、全人類聞いて!
(2) We Just Go Hard feat. AK-69
ヒップホップアーティストAK-69を迎えての楽曲。
凄いヒップホップしている(語彙力のない感想で申し訳ない)ので、好みがわかれそうなところだが、個人的にはかなり好きな部類である。
ライブ序盤の特効演出がドッカンドッカンしているなかでのパフォーマンスなので、非常にライブ映えした楽曲かなと思う。
(3) Honey on me
甘め・爽やかで綺麗な楽曲。メロディラインが優美でとても聴きやすく、KAT-TUNのパブリックイメージ「オラオラ系」をぶち壊してくれる楽曲。
歌詞がめちゃくちゃ甘くて、とにかくおしゃれ。踊っている三人が本当にキラキラしていた!
(4) Womanizer
こちらもおしゃれでとても聴きやすい。サビのメロディーラインが痛快で耳に気持ち良い楽曲。
ノりやすい楽曲なのでライブだと一緒に踊れる楽しい一曲かなと思う。
あと、めゃくちゃイイ女になれる錯覚に陥る。
錯覚ね……。うん……。
(5) CRYSTAL MOMENT
ライブの終盤に登場する一曲。水を使った演出がとにかくド迫力で綺麗だった。
水のカーテンに文字や形が映し出されるたびに、ライトの光をうけてキラキラ煌めいていた。
今までいろんなライブに行ってきたが、あんな演出観たことなかったので始めて観た時はかなり度肝抜かれた。
そして肝心の楽曲は歌詞がとても素敵。これからもこの三人は高く高く飛翔し続けるんだろうなと思わせくれる一曲だった。
以上、独断と偏見にまみれたご紹介!
Honeyはサブスク解禁しているので、ぜひぜひ聴いてほしい!!
2. ソロ曲は三者三様
今回のアルバム『Honey』はCD版を購入するとソロ曲が入ってくる。サブスク版とCD版の大きな違いはここかなと思う。
当然ライブでも披露されたのだが、良い意味で三人とも個性の大爆発を起こしていた。
とりあえず、こちらも独断と偏見に満ちた感想を軽くまとめていこうと思う。
(1) 上田くんはパーティーしていた
ソロ曲『カンタービレ』
上田くんのパブリックイメージであるオラオラ系とかなり差分のある、爽やかでとてもJPOPらしい楽曲かなと個人的には思っている。
ライブではアカペラで始まるという大変エモい演習を披露。
歌詞にちなんだ桜が降ってくる演出も大変にくい!
だが、さわやか~!上田くんいい声~!と思って浸っていた矢先、突如始まった2曲目。
……2曲目? え??
そうなのだ。まさかの2曲目があったのだ。
2曲目『Lollipop』
こちらが凄いパーティーしていた。一曲目とのふり幅が天と地ほどある!
ダンサーさんたちとイケイケオラオラなダンスしながら、吹き出しまくっている火花に身体を突っ込んでいた上田くん。
熱くないんかい!? っていうか2曲目ってなに!? 初めて聞いた曲なんだけれど!? でも格好いいからいいか!!
という気持ちになった。
また、これほどふり幅が激しい楽曲ができることに多才っぷりを非常に感じた。
ライブが終わった後調べた結果、『Lollipop』はCD音源未収録だそう。
というか、上田くんはそういう楽曲がたくさんあるらしい。
なんてこったい!
『Lollipop』をちゃんともう一度聴きたいので、切に音源化をお願いしたい!!
(2) 帝王、改め、教祖中丸くん光臨
ファンの間で「帝王」と呼ばれる中丸くん。
ライブを観たらこの意味が一発で分かる。ライブ中の中丸くんはまさしく帝王。
ガシガシ踊るしHBB(ヒューマンビートボックス)も超カッコいい。それなのに歌声は甘い。ギャップの塊のような人だと思う。
KAT-TUNとしてステージに立つ中丸くんは、普段お茶の間で観れる彼とはまた違った魅力がある。
そんな帝王様のソロ曲は『ムーンショット』
歌詞がとても好き。「細胞が震えだすような衝動」なんて、この曲をライブで初めて観た時に感じたことだ。
パフォーマンスは会場全体で音ハメさせながら繰り広げられる多量のレーザー光線。
メインスクリーンに映し出される宇宙的な映像と何故か魔法陣。
そしてそれを背負いながら歌う中丸くん。
ライブならではのド派手な演出はすさまじい。
独特の世界観に会場全体を支配していくパフォーマンスは圧巻。
まさしく歌詞通りの「重力調整ゼロにして空間を舞え」を体現したようなその姿に、背筋がゾクゾクするような感覚に陥った。
これは帝王というよりは、もはや教祖。入信させてください!!
(3) まるで短編映画のような演出の亀梨くん
最後は亀梨くん。ソロ曲『夜は空いている』は作詞作曲をCharaが手掛けている。
パフォーマンス直前にスクリーンに映し出される「Light Off」の文字。
ペンライトの光を消して、客席を真っ暗にした中でスタートする本楽曲は、非常にストーリー性を感じさせる演出だった。
愛を失い、夜の東京をさまようような、そんな痛々しい姿。
パフォーマンスが終わった後は、まるで1本の短編映画を観終わったような充足感に包まれた。
始めて見た時はあまりに圧倒され、二回目では何となく世界観を考察しながら観て、三回目でダイレクトに感情にきてうるっとしてしまった。
行間を読ませるような演出内容で、歌詞とリンクして切なさが凄い。
感情に訴える、非常にエモーショナルな演習だった。
これはもう、言葉で説明するの野暮ってもんだ!
円盤が出たらその目で観てほしい。
そして、亀梨くんの構成する世界観に浸り、ダイレクトに揺さぶられ、震えるような感情を体感してほしい!
3.最後にまとめ
つらつらと書いてきたが、書こうと思ったらまだまだ書ける気がする。
それくらい初KAT-TUNのライブは素晴らしかった。
格好いいあり、綺麗あり、ド派手あり、おふざけあり、しっとりあり、圧倒的あり、そしてやっぱり格好いい。
音楽を聴きに行くというよりは、音楽と一緒にKAT-TUNの世界に浸る、そんな感じだ。
そして、歴史あるグループで過去にいろいろとあったのは重々承知だが、それでも前へ進もうとステージに立つ彼ら三人の姿は、胸にくるものがあった。
そんな彼らが作り上げたライブは、エンターテイメントとして最高峰のものだった。
本当に本当に楽しかった!!
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