見出し画像

NEWSの『音楽』は最高に楽しくて最高に泣けるLIVEでした。

2022年8月27日~2022年11月27日の日程にて開催されていたNEWSのアリーナツアー『音楽』。無事に完走したということで、参戦レポ的なものをまとめようと思う。
なお、NEWSのライブはツアー中はネタバレ厳禁ということで、無事に完走したこのタイミングの感想アップ。手元にメモ的にいろいろまとめてはいたが、記憶が若干あいまいなのでその辺は広い心で見ていただきたい。

なお、今回初めてジャニーズのFCからの先行抽選でチケットを購入した。KAT-TUNの場合は沼った段階で既にツアーFC抽選申込は終了していたため一般参戦していた。なので、今回が初FCからの購入。
9月のさいたまスーパーアリーナにめでたく当選し、前日くらい?に来たゲート案内メールにワクワクし、当日は始めて見る発券の仕組みに「ほぉ~こうなってるのか~」と思いながらスマホをかざし、出てきたチケットがアリーナ席で「今年の運気使いきった!」とばかりにむせび泣きそうになりながら会場入り。そして始まる約2時間は冒頭からワクワクいっぱいの楽しいライブだった。

1.極上のフルコースは冒頭から凄かった

まず冒頭。今回のアルバムは『Interlude』で松たか子さんの朗読による可愛らしいお話が入る。(Interludeの良さは前回のこちらの記事をどうぞ)
松さんの深く染み入るような良い声で紡がれる導入の“Introduction”。

「――君の食べたことのない 『音楽』を教えてあげる」

この素晴らしい一文から極上のフルコースのスタートだ。

まず一曲目は『TRIAD』。アルバムでも一曲目を飾ったリード曲だ。キャッチ―でポップな大変聴きやすい曲。
そしてすぐに気づいた。生バンドじゃないか!!

今回のライブは『音楽』と銘打ったアルバムをひっさげてのツアー。
もちろん音楽にこだわるでしょうよ!とは思って期待していたが、まさか生バンドとは! わかった瞬間、テンション爆上がりになるのは仕方がない。
そして流れる歌声と映像。え、どこにいるんですか??とばかりの謎の場所で歌ってる3人の映像。いつ出てくるの?どこから?というワクワク感が最高潮になってからの3人の登場にまたしてもテンション爆上がり。大変楽しい冒頭だった。

そこから『チンチャうまっか』『鳴神舞』『チャンカパーナ』の流れが怒涛で、もうこれだけで来てよかった!と思えるほどだった。
特に『鳴神舞』は個人的にかなり好きな曲だが、シングル『BURN』のカップリング曲なので今回のライブセトリに入るかしら…?と思っていた。なので、披露されて大変嬉しかった。

2.カスタネットを一生分叩いた気がする

今回のツアーグッズ、まさかのカスタネットがあったのだが、これがなかなかに面白かった。
余談だが、グッズ発表があった時、数あるグッズのラインナップの中にあった「カスタネット」の字面があまりにも面白かったためか、SNSが大変ざわざわしていた。
かくいう私もしっかり購入。ライブ中にどのタイミングでどうやって使うんだろう?と思っていたのだが、そこはしっかり対策をしてくれていた。
『未来へ』の後に、コールアンドレスポンスでカスタネットチャンス到来!NEWSの三人に誘導されるようにカスタネットをこれでもかと叩く。
会場中のカスタネットの大合唱は圧巻で、小さなカスタネットもこれだけ同時に叩けば物凄い音圧を生むのだと初めて知った。
そしてカスタネットが刻むリズムにのって『LOSER』へ。会場の一体感がとんでもなかった。

3.みんな大好き『ポリリズム』

ポリリズム』がすごかった。みんな大好きでしょ?あの両腕を拘束された状態でのマリオネットダンス。カラフルな衣装の三人が、キラキラの音に乗って踊りながら歌うのが大変素晴らしかった。
ちなみに、両腕を拘束された状態で寝っ転がって足上げての体制で三人ともしっかり声が出てて、体幹めちゃくちゃいいんだな~と妙に感心してしまった笑
そして『ポリリズム』で拘束されていた両手を自ら解き放って歌う『KMK the boys rock you all!』へ。自由を謳歌するゴスペル調のミュージカルみたいで、この流れが大変良かった。

4.MCは凄いカオス(褒めてる)

今回9/10と9/11の回に行けたのだが、MCは両日ともめちゃくちゃ面白かった!
これはどのグループもそうなのかもだが、MCしてる時ってパフォーマンスしてる時とのギャップが物凄い激しい。
『ポリリズム』~『三銃士』の流れで、結構ハードなパフォーマンスがこれでもかと積まれた後のMCなので、さっきまでキレッキレにパフォーマンスしてたのにまったり話し始めるギャップが大変大変良き。
あと、おだやか~に話してるなと思ったら突然キレだす加藤さんがめちゃくちゃ面白かった!偉い人、是非、加藤さんに釣り番組を!笑

なお、MC中に円盤に収録する時MC集つける?みたいな会話があった気がする(若干うろ覚え)
是非つけてくれ!!!需要しかない!!!!他の会場のも見たい!!!!

5.昔の曲だってやるんです

今回アルバム『音楽』をひっさげてのツアーではあったが、もちろんライブの構成として昔の曲だってやってくれた。
何分NEWSの新規オタクなのでちょっと自信がないのだが、『チュムチュム』『KAGUYA』『NYARO』『Touch』はすぐに分かった。いずれも生で聴いてみたかった曲なのでかなり嬉しかった。
とりあえず、『チュムチュム』で凄いわちゃわちゃしてたので、円盤化するときは全公演をダイジェスト映像で入れてほしい。お願いします!偉い人!!
また、観に行った日がちょうど中秋の名月だったので、さいたまスーパーアリーナから帰る時にちょうど満月が綺麗な月夜だった。そんな日に『KAGUYA』を聴けたのがかなり思い出深い。

6.「これからも歌い続ける」という意思

そんなこんなで終盤。『weeeek』でこれでもかと一緒になってジャンプして最高に楽しかった。声が出せたら一緒に歌えたんだろうなっていう一抹の寂しさみたいなのもあったけれど、それを吹き飛ばすような会場全体がうねるような一体感が生み出された。

そしてラスト。三人からの挨拶から最後の曲『Code』。
アルバムでもラストを飾る、ミディアムバラードの美しいメロディーラインの曲だ。
楽しかったライブもこれで終わりなんだなと思ってしまい、曲を聞いている時もじーんときてしまった。
そして最後。松さんの朗読最後の一文。

「これからも歌い続ける。僕の中に音楽がある限り――」

この強い意思が籠った言葉。

そして、――。

最後の最後を語るのは無粋かなと。
円盤が出たら是非その目で見てほしい。
ライブが終わった瞬間、「もの凄いものを観ちゃったな…」という感覚がぞわぞわ背筋を這いあがったのを覚えてる。
一つの壮大な『音楽』という物語を観せてもらった。そんな感覚だった。
言葉を尽くして話しても、あの感覚は多分観た人にしかわからないかもしれない。
なので是非、円盤が出たら観てほしい!
本当に素晴らしいライブだった!もう明日にでも円盤出して!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?