コロンボ近郊列車の旅
コロンボからスリランカ各地に鉄道が伸びています。車両は古く、同じ路線なら時刻表が覚えられるくらいしか本数もありません。
電化されていないのでディーゼル車が走っています。
コロンボの海沿いを走る路線に乗ってみました。
Kompanna vidiyaから南にむかう列車に乗ると間もなく海辺にでます。
海岸のすぐわきが線路なので、海を間近に見ながら進んでゆきます。ドアは開けっ放しなので開放感があります。
海の見える駅、Wellawattaで降りてみました。
この駅の近くにはRioアイスクリームがあります。コロンボでは有名。筆者も食べました。
折り返してFortに向かいます。Fortは最も大きな駅でホームもたくさん。人もたくさんいます。ここから各地に列車がでています。屋外で人がたくさんなので暑いです。
駅前は雑踏とした街ですが、掃除されているようできたなくはありません。
電気屋や服屋に加えてバーもあります。
バーは薄暗い階段を上がったところにあり、なんだか怪しげな雰囲気ですが、そこでみなさん普通に飲んでいます。ここは扇風機のみで風が来るところに座らないと暑い。
アラック Arrackはココナッツから作る蒸留酒。ちょっと甘いウイスキーといった味です。30-40度程度なのそのまま飲むにはきつく、水と交互に飲みました。
駅前の食堂ではKottuも食べられます。小麦粉ベースのRotiを細かく切っても炒めたものです。
切符は窓口で買います。行先いうと料金を言ってくれます。お金を渡すと投げるように切符を渡してくれます。
Fortは行先別に窓口が決まっており、違ったところにゆくと何番の窓口にいけと言われ、その窓口にいかないと買えません。料金は安く、数駅程度では20ルピーでした。
列車が近づくとアナウンスがあるのですが、何を言っているのか分かりません。おそらく行先と停車駅。列車は時刻通りには来ず、しかもはやく出たりするのでだいたい時刻通りであれば乗ってしまうのですが、たまに違う列車に乗ってしまうことがあり、降りたい駅を通過してしまうときがあります。
そうしたときには引き返すほかありませんが、逆方向の列車がすぐに来ないときには1時間くらい待つはめになります。しょうがないですね。
シンハラ語とタミル語がスリランカの公用語です。コロンボは主にシンハラ語なのだそうです。タミル語は北部と東部で、シギリヤは両方のようです。アナウンスは何語だったのでしょうか。
鉄道はその国の雰囲気を感じるには最適です。たまに異国の鉄道に乗ってみるのもいいですよ。
(Sept/2024)
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