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ビジネス アイデアの秘匿性

 新しいマガジン「こまめの見る夢」を始めたのは、将来的に事業を始めた時に、その経緯を自分なりに記録しておきたいということと、新規事業を始めるステップみたいなものを公開出来たらいいなという思いからだった。けれど、たとえば美容院をオープンするとか、デザイン事務所をオープンするとか、そういうのと違うので公開しPRする意味合いはあまりないな、とも思っている。
 いま私が考えているのは、まだ世の中に存在しないか、あまり知られていないビジネスの類なので、むしろここで全公開してしまうと、そのアイデアを先取りされてしまう恐れがある。そうなると小さな規模から手探りで始める私たちにとって、大手企業には太刀打ちできないわけで…と記事を書きながら悶々としている。

 横取りされるくらい素敵なビジネスアイデアなのか?と言われると、そこまでの自信はないのだけれど、ビジネスアイデアというのはどこまで温めて、どうお披露目するのが得策なのかということをいま逡巡している。

 それというのも、私のアイデアは①地域密着型で、②顧客対象が限定されていて、③うちの地域ではニーズが高いもの、なので、まず他の地域では活かされにくいだろうなとは思う一方で、うちの地域に参入されたら顧客の争奪戦になるという思いもある。もちろん開業してからも、他企業参入のリスクはあるのだから、そこは考えておかないといけないのだけれど。

 というわけで、ここnoteに詳細を綴っていくつもりだったけれど、うまく書けずにいるという話。

 ある程度、アイデアを軌道に乗せるまでは(開業のめどが立つまでは)秘匿性を保たなければならない(←と私は勝手に思い込んでいる)。でも、これで本当にビジネスが成立するのかを世に問いたい気持ちがあるし、記録として残したい思いもある。ジレンマだ。

 いろいろ調べてみると、秘匿性を保ちながら世に問う方法として、専門家への相談というのがあるらしい。専門家には当然、守秘義務があるので安心だ。商工会議所なんかが窓口になっているようなので、作っている資料を持って近いうちに相談に行ってみたい。

 自分の思考の軌跡を後から辿れるようにするには、どうしたらいいのだろう。とりあえず、今のアイデアの骨子は今年の2月中頃から始まったということは、ここに記録しておくこととする。

 
 

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