リリー | ライター

ITスクール・転職・雇用・生きづらさを中心に執筆中。吃音者が納得できる人生を模索中。沖縄旅とお笑いが生きがい🌺

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プロフィールと活動内容(2024年9月更新)

はじめまして、フリーランスライターのリリーと申します。 プログラミングスクールや転職、資格などキャリア系の記事を中心に、複数の企業のメディアにて執筆しています。 多くのクライアント様から「丁寧に書いていただけた」「きちんと擦り合わせて、納得の行く記事を提出いただいた」と高評価をいただいております。 こちらのnoteでは、自身のプロフィールとこれまでの活動内容をまとめています。 興味を持っていただいた方は、以下の連絡先よりお気軽にご相談ください。 簡単な職歴現在の執筆ジャン

    • 流暢に話せる人間を演じること

      6年前、新卒で入行した金融機関の仕事を辞めるまでは、吃音を隠して流暢に話せる人間を演じていた。 業務は窓口対応、電話対応、朝礼当番、会議での発言、イベントでの窓口……。 流暢に話せない自分を押し殺して、仕事に対して「NO」と言わない自分を演じてきた。 29歳の時、その自分を保つことに限界が来た。 突然だ。 12月頃に話すことに意識が向くようになり、もう無理かもしれない……と毎日が異様に辛くなった。 そして3月には会社を辞めていた。 「流暢に話せる人間」には、失敗が許されな

      • 2泊3日の沖縄旅行②名護

        2泊3日の沖縄旅、2泊目のことを書こうと思う。 前回とても居心地が良い土地だったのが印象的で、今回も名護に宿泊。 海沿いには野球やサッカーを楽しむ学生達、ランニングや散歩を楽しむ人、気さくに話しかけてくれる猫の餌やりさん。 私は観光客よりも街の人たちが過ごす印象が強いこの場所に馴染みたかったのかもしれない。 名護はお気に入りの居酒屋21があるので、宿泊したのが1つの理由。 去年もいただいたまぐろカツ、沖縄そば、刺身盛りなどたくさん注文してしまった。 安くて美味しくて思い出

        • 失敗が吃音者を強くする

          今日10月22日は、国際吃音啓発の日だ。 吃音症と共に生きてきたライターの私が、今日吃音について書かない訳にはいかない、そう思い見切り発車でnoteの投稿ボタンを押した。 吃音に関して最近気付いたことがある。 接客業を避けることや、人と出会う機会を損失することが問題ではない、それに対して自分が納得していることが大切なんだ。 機会を損失することではなく、機会を損失したと思っていることがダメなんだ、そう思っている。 改めて吃音症は心と繋がっているんだと、心底思う。 私は吃音の

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        プロフィールと活動内容(2024年9月更新)

          2泊3日の沖縄旅行➀北谷

          2泊3日の沖縄旅行から1週間が経った。 楽しい時間はあっという間に過ぎることを実感する。 でもまた訪れると確信しているので、寂しさは少しだけ。 沖縄本島を訪れるのは2回目で、昨年のお盆休みに5泊6日で訪れた以来(初訪問で6日間も滞在したなんてどうかしている)。 今回は伊丹空港から飛行機を利用。 Jクラスの料金が+400円だったので、初めて利用した。 嬉しそうに初心者丸出しで、ラウンジで色んな飲み物を楽しんだ。 機内に乗り込むととにかく広い、足を延ばし放題、トイレへ行き放

          2泊3日の沖縄旅行➀北谷

          沖縄の旅費は高い?常連がコスパ良く旅する方法を紹介します!

          私たち夫婦は沖縄へ約2年で6回訪れています。 最初に訪れた石垣島は、新婚旅行というのもあったり、旅に不慣れというものあったりで、色々とお金が掛かった印象です……(今は経験をお金で買ったと思っています)。 でも段々と予約のコツや旅の仕方を知っていき、今は結構お得に泊まれています。 今回私たちがどうやって旅費を抑えているのか、自分の経験を記事にできたらと思います(ほとんどがマメな夫の知識ですが)。 もしかすると「いや、当然知っているよ」「もっとお得な方法があるよ」と思う方もいるか

          沖縄の旅費は高い?常連がコスパ良く旅する方法を紹介します!

          吃音改善に前向きになれない

          吃音への悩みの大きさやはがゆさは、当事者の数だけ異なるだろう。 酷く吃っている人よりも、口数の少ない吃音者の方が、悩みが深刻なんてことはざらにあると思っている。 そして世に出ている吃音関連記事は、前向きなものが多く感じる。 例えば前向きに頑張りたいけれど、話す場所がない人。吃っても吃ってもそれでも前を向いて改善に取り組む人。吃音者の代表としてメディアに出演している人。 吃音に関する情報を集めているとそういった前向きな人達が目に付くけれど、そのような人たちは限られた人数しか

          吃音改善に前向きになれない

          私にとって特別なアクセサリーブランド

          私は社会人になってすぐの頃、ボーナスをいただく度に購入して集めていたものがある。 それは「COCOSHNIK」のアクセサリーだ。 COCOSHNIKを知ったのは、百貨店で働く友人が「リリーはCOCOSHNIKが似合いそう」と何気なく言ったことから。 COCOSHNIKのクール寄りで繊細なデザインに惹かれ、ボーナスを受け取る度に、1つずつコレクションを増やしていった。 しかし合計5点ほど集めた頃、会社を辞めたのを機に購入を辞めてしまった。 正社員の仕事を辞めて約2年後、私

          私にとって特別なアクセサリーブランド

          私が今やるべきことは分かっているのに、それに挑戦できないのは、心の弱さが理由だと思っている。失敗したらどうしよう、失敗したら他者にどう映るのだろうと思っているのかもしれない。目の前の小さなハードルに向かっていかないと、成長の機会を失い続ける。

          私が今やるべきことは分かっているのに、それに挑戦できないのは、心の弱さが理由だと思っている。失敗したらどうしよう、失敗したら他者にどう映るのだろうと思っているのかもしれない。目の前の小さなハードルに向かっていかないと、成長の機会を失い続ける。

          私がライターになった経緯

          私は自分をさらけ出すのが上手いと思っていたけれど、本当にそうだろうか。 自分をさらけ出す練習のひとつとして、ここに私自身がライターという仕事に就くまでの経緯を書いていこうと思う。 ポジティブな話ばかりではないけれど、ありのままを書いていく。 正直最初はライターになりたかった訳ではない。 他のライターを見ていると、国語が好きまたは得意という方が多いかもしれない。 私は国語・数学・英語の3科目の中で、一番好きではなかったし点数も取れなかった。 明確な正解がない感覚が、どうも苦手

          私がライターになった経緯

          沖縄、海の色

          9月に入った。 涼しい日がたまにあるのが嬉しい反面、少し寂しい。 夏の思い出を振り返ってみたけれど、沖縄に行けなかった今夏は私にとっては少し物足りない。 ゴールデンウイークの沖縄は、私たち本州の人間からすれば、夏のように暑かった記憶がある。 私にとって印象的だった沖縄の海の色は、石垣島にあるエメラルドグリーン色の川平湾、宮古島にある薄い水色の17end、そして池間島にある無色透明のフナクスビーチ。 沖縄の海というくくりは同じでも、色に違いがあるのが不思議で、どれも美しかっ

          絵本『ぼくは川のように話す』を読んだ

          この間、母と実家の近くにある図書館を訪れた。 最近、絵本について記事を書く機会があり、絵本のメッセージ性の強さやかわいらしさに魅力を感じた所で。 何気なく絵本コーナーを見ていたら『ぼくは川のように話す』という絵本を見つけた。 この絵本は、吃音である男の子の頭の中を描いた作品である。 「吃音に関する絵本」という程度に存在は知っていたけれど、これほど直接的に吃音について描かれているとは思ってもみなかったので、とても驚いた。 絵本では吃音に悩む少年の頭の中に、言葉がグルグルグル

          絵本『ぼくは川のように話す』を読んだ

          吃音は対人間だから出てしまう

          在宅ワークに慣れて籠りがちだった自分に喝を入れるべく、最近は信頼できる友人達と徐々に会っている。ここ2ヶ月で3人(グループ)と会っていて、来週は埼玉県に住む友人が、滋賀県まで車で会いに来てくれる(たくましい友人だ)。 久々に会う友人達と色んな話をしながら、心から楽しい時間を過ごした。 ただほとんどの友人(例外もある)と会った日から数日間は、色んな思考が駆け巡り頭と心が休まらない。 「あの時の発言で○○ちゃんは不快に感じただろうか」「○○ちゃん、全然話していなかったけど退屈だ

          吃音は対人間だから出てしまう

          『吃音 伝えられないもどかしさ』を読んで

          最近読み終えた本にかつてない衝撃を受けたので、ぜひ紹介したい。それは『吃音 伝えられないもどかしさ』というノンフィクションエッセイだ。 実はこの本、2023年10月に購入していたのだけれど、数ページほど読んだ後に読むのを辞めてしまった。 その頃の私は、吃音である事実を正面から受け止められず、読むのが辛くなってしまった。 この本には吃音である様々な人が、どのような人生を歩んできたのか、その時の心情などが事細かに描かれているから。 私は物心ついた頃から吃音に悩まされてきたが、

          『吃音 伝えられないもどかしさ』を読んで

          思い入れが強いはずの事柄でも、何故か記事にしようとするとまとまらないのは、実力不足なのだろうか。

          思い入れが強いはずの事柄でも、何故か記事にしようとするとまとまらないのは、実力不足なのだろうか。

          無理して合わせるのは辞めた

          無理して人に合わせるのは辞めた。 ただ人と同じであることで安心感を得ていた私にとって、これは大きな一歩。 友達が多かったあの頃、流行りの服を浪費していたあの頃、職場の飲み会や友人達の集まりは皆勤賞だったあの頃。 そんな自分だから、人と同じように話せない「吃音」を持つ自分が嫌いだったのかもしれない。 一般的で堅い道を進む自分が好きだったあの頃は、今より楽しいことが多かった。 けど自分の本当の悩みに目を向けず、心の片隅に常に不安を抱えながら生きてきた。 吃音と一旦距離を置き、

          無理して合わせるのは辞めた