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アムステルダムからよりロンドンからのフライトが安い理由をリサーチ★
こんにちは、Ririです!今回で14回目の投稿になります。今日はちょっと気になったことについてお話ししたいと思います。
ロンドンに住んでいた時よりも、アムステルダムからのフライトの方が高くなることが多いと感じていて、実際にその理由を調べてみました。ロンドンは複数の空港を持つ一方で、アムステルダムにはスキポール空港しかありません。この違いが価格にどう影響するのか、見ていきます。
なぜロンドンからのフライトはアムステルダムからのフライトより安いのか?
1. 空港の競争とキャパシティ
ロンドンにはヒースロー、ガトウィック、スタンステッド、ルートン、ロンドン・シティといった複数の主要空港があります。これにより、空港間の競争が激しくなり、航空運賃が下がる傾向があります。一方、アムステルダムはスキポール空港に依存しているため、直接的な競争が少なくなります。
2. 航空会社の競争
ロンドンは伝統的な航空会社と格安航空会社(例:ブリティッシュ・エアウェイズ、イージージェット、ライアンエアー)の拠点であり、同じ路線での競争が激しいため、運賃が低くなることが多いです。アムステルダムも多くの航空会社が就航していますが、拠点とする格安航空会社は少ないです。
3. 乗客の数
ロンドンの空港はアムステルダムよりも多くの乗客を扱っています。乗客数が多いとフライトの頻度が高まり、規模の経済が働いて運賃が低くなることがあります。
4. 目的地のネットワーク
ロンドンは国際的な目的地へのネットワークが広範囲に広がっています。より多くの接続があるため、競争が激化し、運賃が下がることがあります。アムステルダムも強力なネットワークを持っていますが、ロンドンほどではありません。
5. 運営コスト
空港での着陸料、燃料費、スタッフ費用など、航空会社の運営コストは空港ごとに異なります。ロンドンの空港の運営コストがスキポール空港よりも低い場合、その分運賃が安くなる可能性があります。
6. 経済的要因
英国とオランダの経済状況、需要、購買力なども影響します。英国での航空需要が高い場合、航空会社は市場シェアを獲得するために競争的な価格を提供することがあります。
7. プロモーション戦略
航空会社は予約を増やすためにプロモーション料金を設定しますが、これらのプロモーションは市場ごとに異なることがあります。ロンドンは大きな市場であるため、より積極的なプロモーションが行われることが多いです。
8. 規制環境
税金、補助金、その他の政府の政策を含む規制環境が運賃に影響を与えることがあります。英国とオランダの規制の違いが価格差を生むことがあります。
アムステルダムとロンドンからの主要空港へのコスト概算
以下は、アムステルダムとロンドンからのバルセロナ、ローマ、東京、ニューヨーク、バンコクへのフライト費用のざっくりした比較です。一般的な価格トレンドに基づいていますが、季節や予約時期などなどによって価格は変動します。
![](https://assets.st-note.com/img/1720773204118-nM6fnqVKQa.png?width=800)
注意:
為替レート: 1 GBP ≈ 1.15 EUR(2024年7月)
格安航空会社: 特にヨーロッパ内の目的地では、ロンドンは格安航空会社の選択肢が多く、一般的に運賃が安くなることが多いです。
さいごに
調べた結果、ロンドンからのフライトがアムステルダムからのフライトよりも安い理由は、空港と航空会社の競争、乗客数、目的地ネットワーク、運営コスト、経済的要因、プロモーション戦略、規制環境など多岐にわたることがわかりました。
また、市内からのアクセスのしやすさは断然スキポールかと思います。電車、トラム、バスなので出発地点にもよりますが30分くらいでつくことが多いです。ロンドンもヒースロー空港へは地下鉄エリザベスラインの開通でかなり便利になりましたがだいたいどこの空港も1時間はかかる気がします。
イギリスはBrexitの結果、EUではなくなったため、イギリス経由だと毎回パスポートコントロールを通過しなければならないという面倒くささがあります。一方、オランダ経由の場合はEU圏内であれば国内旅行のようにさっと空港を出入りできるので、機会によって使い分けたいですね!
これからも気になることをどんどん調べていきますので、次回の投稿もお楽しみに!読んでいただいてありがとうございました!
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