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ヨーロッパのサウナ まとめ

こんにちは、Ririです。相変わらず寒いオランダ。ヨーロッパ最大と言われるエフテリングという遊園地に行こうかと思っていましたが、雨の中行くのも大変そうなので目的変更、サウナに行ってきました。日本では今、サウナが大ブームですよね。もともと北欧やオランダ、ドイツなどヨーロッパでも伝統的なサウナ文化があります。今日は、ヨーロッパのサウナ文化の違いについて調べてみました!


1. フィンランド

  • 特徴: サウナはフィンランドの伝統的な生活の一部であり、全国に広く普及しています。家庭でも多くのサウナを持っている人が多く、湖畔のコテージにもサウナが設置されることが一般的です。

  • ルール:

    • 裸で入るのが一般的。

    • 男女別のサウナもありますが、家族や友人同士で一緒に入ることも多いです。

    • サウナ内では静かにリラックスします。

2. スウェーデン

  • 特徴: フィンランド同様、スウェーデンでもサウナは一般的であり、リラックスや社交の場として利用されます。

  • ルール:

    • 裸で入るのが一般的ですが、水着を着用することも許容。

    • サウナ後に冷たい水に入る「コールドプランジ」が人気です。

3. ロシア

  • 特徴: ロシアのサウナは「バーニャ」と呼ばれ、独自の文化があります。蒸気を発生させるために水を熱い石にかける「パラ」を行います。

  • ルール:

    • 伝統的には裸で入りますが、近年は水着を着用することもあります。

    • サウナの中では樺の枝を使って体を叩く「ベンニング」という儀式が行われます。

4. ドイツ

  • 特徴: ドイツのサウナ文化は非常に発達しており、多くの公共サウナ施設があります。健康増進の一環として多くの人々が利用します。

  • ルール:

    • 原則として裸で入ります。

    • サウナ内では静かに過ごすことが普通です。

    • 男女混合のサウナが多く、タオルを巻いて利用することが一般的です。

5. オーストリア

  • 特徴: ドイツに似たサウナ文化がありますが、オーストリアのサウナ施設は自然の景観を楽しめる場所に多く設置されています。

  • ルール:

    • 裸で入ることが一般的です。

    • サウナ後には冷たいシャワーやプールで体を冷やすのが一般的です。

6. エストニア

  • 特徴: エストニアでもサウナは伝統的な習慣として根付いており、特に田舎ではサウナを利用する家庭が多いです。

  • ルール:

    • 裸で入ることが一般的です。

    • サウナの後に湖や川で冷水浴を行うことが多いです。

7. ハンガリー

  • 特徴: ハンガリーには多くの温泉施設があり、サウナもその一部として利用されています。リラクゼーションと健康増進が目的です。

  • ルール:

    • 水着を着用することが一般的です。

    • サウナの後には温泉やプールでリラックスすることが一般的です。

8. オランダ

  • 特徴: オランダのサウナ文化はリラクゼーションと健康を重視しており、多くのウェルネスセンターにサウナがあります。サウナの利用は日常的なリフレッシュ方法として広く受け入れられています。

  • ルール:

    • 裸で入ることが一般的です。ウェルネスセンターではタオルを巻くこともあります。

    • 男女混合のサウナが多いです。

    • サウナ内では静かに過ごすことが求められます。

9. イギリス

  • 特徴: イギリスのサウナ文化は他のヨーロッパ諸国と比較するとあまり普及していませんが、スパやフィットネス施設にサウナが設置されています。サウナはリラックスや健康増進のために利用されます。

  • ルール:

    • 水着を着用することが一般的です。

    • 静かにリラックスするための場として尊重されます。

    • 他人との会話は控えめにすることが推奨されます。

10. ポルトガル

  • 特徴: ポルトガルではサウナはそれほど普及していませんが、都市部のスパやホテルにサウナが設置されています。サウナはリラクゼーションとデトックスの手段として利用されます。

  • ルール:

    • 水着を着用することが一般的です。

    • 静かにリラックスすることが重視されます。

11. スペイン

  • 特徴: スペインでもサウナはそれほど普及していませんが、リゾート地やスパ施設にサウナが設置されています。リラクゼーションと健康維持のために利用されます。

  • ルール:

    • 水着を着用することが一般的です。

    • サウナ内では静かに過ごすことが求められます。

12. イタリア

  • 特徴: イタリアのサウナ文化は主にスパやリゾート地に見られます。サウナはリラクゼーションと美容の一環として利用されます。

  • ルール:

    • 水着を着用することが一般的です。

    • サウナ内では静かにリラックスすることが推奨されます。

13. トルコ

  • 特徴: トルコの伝統的な蒸し風呂「ハマム(トルコ風呂)」は、サウナとは異なる形式ですが、温熱を利用したリラクゼーション施設として広く知られています。ハマムは身体をきれいにすることとリラックスを目的として利用されます。

  • ルール:

    • 一般的にハマムでは、利用者は腰にタオルを巻いて入浴します。

    • 男女別の施設が多く、混合のハマムもありますが、その場合は水着を着用します。

    • ハマムでは、蒸し風呂、洗身(ゴマージュ)とマッサージの手順を踏むのが一般的です。

    • 他の利用者と静かにリラックスすることが重視され、必要以上の会話は避けられます。

14. ヨーロッパのサウナ文化のまとめ

ヨーロッパ各国およびトルコのサウナ文化を比較すると、ざっくりこんな感じでしょうか。

  • 北欧(フィンランド、スウェーデン): サウナは日常生活の一部であり、裸で入ることが一般的です。リラクゼーションと社交の場として利用されます。

  • 中欧(ドイツ、オーストリア): 健康増進の一環として広く利用されており、裸で入ることが一般的です。静かに過ごすことが重視されます。

  • 東欧(ロシア、エストニア): 伝統的な儀式や習慣が色濃く残っており、裸で入ることが一般的です。蒸気を利用した特別な儀式が行われます。

  • 西欧(オランダ、イギリス): リラクゼーションと健康のために利用されます。オランダでは裸で入ることが多いですが、イギリスでは水着を着用することが一般的です。

  • 南欧(ポルトガル、スペイン、イタリア): サウナはあまり普及していませんが、スパやリゾート地でリラクゼーションのために利用されます。水着を着用することが一般的です。そもそもあったかいのでサウナよりもプール等の方がはやるのでしょうね。

  • トルコ: 伝統的なハマムがあり、蒸し風呂として利用されます。腰にタオルを巻いて入ることが一般的で、清潔さとリラックスを重視します。

郷に入っては郷に従え、と言いますが、各国の文化や習慣に合わせて、サウナやハマムを利用する際には、そのルールを尊重し、リラックスとリフレッシュを楽しむことが大切ですよね。オランダでびっくりしたこと、それはジムのサウナなどでもみんなが男女一緒に裸でサウナに入ることでした。他の人は慣れているといっても日本人的にはなかなか慣れません...今回行ったのはサウナエリアもシャワーエリアもプライベート空間を借りられるところに行ったので心からとってもリラックスできました。オランダではロココ調のサウナがあったりいろいろ試してみるのも楽しいです。最近は水着が着られる曜日を設けているところも増えてきました!
ヨーロッパのサウナ、ぜひ心の準備をして試してみてください!

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