見出し画像

大学生が思う 戦争。

うまく言えないけれど、戦争の話になると、心が、感情が乱れます。

正義感が強いのかもしれませんが、それは結構なことだと思います。

ーーー
個人情報になりますが、私は大学進学で実家を出ていくまでの18年間、長崎と山口に住んでいました。
期間はちょうど半分ずつくらいです。

幼いころから小学生の時まで長崎に住んでいたので、「原爆」や「戦争」はある意味とても身近なもの?でした。

毎年8月9日は登校日で、その日は全校集会があります。

体育館に集まって黙祷をし、そのあとはそのまま全員で語り部活動をされている、被爆者の方から被ばく体験の話を聞きます。

戦争や原爆に対して考えたり習ったりする時間も道徳の時間の中で取られていて、戦争、特に原爆は他人事だと思えないという感覚でした。

だから、山口に引っ越して驚きました。

語り部さんがお話に来ることはもちろんないし、戦争に関する学習の時間も明らかに少ない!
広島に近いところに住んでるし、原爆ドームにはみんなで行くのに….。


同じ日本でも、住んでる地域でこんなにも差があるのかと驚きました。
少しがっかりしました。

なぜなら戦争は、他人事じゃないからです。身近なものだからです。

人間は、近しい人、家族や友人や、学校・職場の人にも優しくできないことがあります。
もちろん私もあります。
近しいから優しくするって難しいんだよと感じます。


長崎を離れても、高校生になっても大学生になっても、原爆が落ちた時間、黙祷の時間は忘れませんでした。

毎年夏が近づくと、原爆を通して戦争に思いを馳せます。

世界で起きている争いの知らせが耳に入ってきたときにも、世界規模・1対1の対立の規模それぞれの争い、戦争について考えます。

YouTubeなどにある、世界の戦争のニュースを伝える動画のコメント欄にはたくさんの

「戦争はいやだ、争いは何も生まない、早くなくなってほしい」

という切実な声が見られて、多くの人が同じ思いなのだと感じました。


わたしは、世界の平和を願うのならば

周りの人を裁くのをやめる、近しい人に思いやりをもっと持つ、人を赦す感謝と愛を示す

など、まず自分の周りからできる些細に思えることを1人1人がやっていくことが重要だと思います。

口で言うのは簡単ですが、実際どれだけの人ができているでしょうか。

1人でも多くの人が、peace maker(ピースメーカー)、平和を作り出す人になれれば、世界の中で”幸せ”は確実に増えると思います。

私はいつも、「ピースメーカーになれているだろうか」と自問しながら生きています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?