3日目 ☆ 1週目 水曜日
この日はテストがあり、私たち実習生の空き時間も多く、3コマ分ありました。
授業準備もしっかりできるぞーと思っていましたが、
もう一人の実習生と話が弾んで弾んで…
でも教育について、実習について、また人間性についてなど、
深くて面白い話がたくさん出来ました。
この実習は、仲間がいないと絶対に乗り越えられなかったです。
友達には本当に感謝しています。
生活日記の返事
日記の返事はどうしても2時間かかってしまって、今後のことを考えると1時間で書けるようにならなきゃと思っていました。
…結局実習が終わる最後まで、1時間強かかってしまいましたが。
この日はクラスに入るのも3日目で、
クラスの生徒の顔と名前も、だいぶ覚えてきました。
でも生徒との距離は3日で縮まることはなかなかなく、それが当時の自分の悩みでした。
どうしたらもっと生徒と仲良く打ち解けられるんだろう、と。
生徒と距離を縮めるには…
実際に学校現場に行って、先生という立場から生徒や教育、授業というものを見つめていると、
授業や指導をするだけが教師の仕事ではない。
授業やそれ以外の学校生活を通して、生徒たちの成長を見守り、育てていくのが教師の役割なのだ
と感じるようになりました。だからこそ、生徒をよく知って理解し、仲を深めることも重要だと感じていました。
もう一人の実習生は、性格が素で底抜けに明るくて、校長先生にも何もためらわずに話しかけられるような、
相手の懐に入るのが上手いとっても魅力的な活発な性格で、
そして彼女が担当している学年が低学年ということもあって、
生徒との距離も縮められているようでした。
そんな中で、すごいな、うらやましい、いいな…と彼女みたいになりたいなと思う一方、
教師は生徒と一個人として、人対人として、向き合う必要がある職業なので、
自分を無理に取り繕っても、それは上手くはいかないと考えました。
そんな中で生徒と自分なりに無理をせずにどう距離感を縮めればよいのか…
と当時のノートにも悩みが書かれていました。
この日書いた日誌にも、生活日記のことを書いていたのですが、
その日誌への 指導教諭の先生の返信には、
「日記は生徒との貴重なコミュニケーションになるし、生徒にとっても力になったり傾聴してもらうことで心のバランスを取ったりと、重要な役割を果たします。」
とありました。
日記でのやりとりも大切にしたいなとあらためて思いました。
放課後
放課後や家に帰ってからは、2週目に行う道徳の授業の指導案を作りました。
何度か訂正が入る余地を作るために、今週中には1回目の提出をしておきたいということで、家で夜な夜な頑張って作りました。
如何せん指導案を作り慣れていないので、そして生徒の前で授業をする経験は一度もしていないので、準備に時間がかかります。
そして、なにより指導案の他にもワークシートを作りたいとなったら、それにもまた時間がかかる!!!
これは盲点でした、学校でも家でも、授業準備をしていると時間がどんどん溶けていきました…
この日は5時半くらいに帰りました。
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