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【リポログ】パリ滞在記3日目〜4日目🇫🇷

3日目

Bonjour!
3日目の朝もパン屋から始まりました🥐

向かいに見えるオレンジ色のお店に行きます🍊
今回はチェーン店のパンを食べてみたけど十分美味しい🥲
久しぶりの自撮り

この日はあまり予定をギチギチに詰めなかったので、パリミュージアムパスが使える施設をメインに巡ることにしました!(私達の買ったパスは二日間のみ有効だったので、昨日今日で頑張って使う様にしました)

パリは7時ごろにようやく明るくなり始めます
アパルトマンの窓はどこも可愛い🌹
朝の空気は澄んでいて気持ちいです𓂃𓂂🍃

午前中はオペラ駅の近くをフラフラとしていると、小さなパッサージュを発見👀
パッサージュとは、正式には「Passage couvert(パサージュ・クヴェール)」と言い、フランス語で通路や通り道を意味するPassageという単語から名付けられた屋内商店街です。
ガラス屋根がとても綺麗で、雨が降っても観光出来るのでおすすめです!

意外と長いです!
ガラスの天井なので光が入ってきて綺麗です✨
このお店も気になっちゃってまんまとお買い上げ。
映画関係に弱い😮‍💨
フランスは絵画を取り扱うお店が多い!
ディスプレイもいちいち可愛いです❣️
有名な紅茶屋さんらしい!
入ればよかった🥲
パンがツヤツヤと輝いています
ここはドールハウス専門のお店!
壁紙や電飾、家具や食べ物に至るまでなんでも揃います😳
小さなものがたくさん置いてありました☺️
なんだかミステリアスなお店🎭

パッサージュが思いの外素敵なところだったので一時間くらい見て回りました✨
その後は近くにある有名な百貨店に向かいました🙌🏻
「ギャラリー・ラファイエット」という大型百貨店で何から何まで揃います*\(^o^)/*

ギャラリー・ラファイエットもオペラ駅のすぐ近くです!
このアール・ヌーヴォー様式の豪華なドーム型の天井が有名です✨
ずっと眺めてられる💭
世界的ブランドが出揃います( ¯꒳¯ )ᐝ
ここからしばらくオペラの街並みが続きます🎶
何の建物かは忘れた😂
オペラ座に立ち並ぶ銅像
街の人階段に集まりがち😚
ちょっと通路を入ったところにあった飲み屋街的なスポット🍻
お昼から賑わってました!
アパルトマンの路地にお店がズラーーっと並んでいました!
どこを見ても同じような背丈の同じような色の建物が並びます。
背の高いビルは中心部にはほとんどなかったです🏢

オペラ駅周辺をしばらく散策した後は、本当は昨日行きたかったけど既に閉館していて諦めた「ピカソ美術館」に行きました!

ミュージアムパスを使って無料で入館✌🏻
とにかく天気に恵まれました☀️
ピカソの作品じゃないけど、これはアートなのか物議を醸した事で有名なマルセル・デュシャンの《泉》ですね‪🚽
レプリカだけどやっぱり知ってる作品があるとテンション上がります⤴︎
ピカソと言えばこんな感じですよね
ここは当時世界各国で出版されたピカソの画集コーナー
このよく分からないやつが一番好き😂
館内がとっても素敵でした✨
たまに家の人が顔出したりしてました😂
あの道の角から物語が始まる、みたいな感じの映画ありますよね
撮られていた📸
こんな可愛い窓のある家に住んでみたい◎
ピカソよしよし

ピカソやモダンアートについてもざっと勉強した事があるので、知っている作品が多く楽しかったです!
この美術館に訪れる際には、最初に紹介したマルセル・デュシャンもそうですが、ピカソと関係の深い芸術家の作品も置いてあったりしたので、現代美術のざっくりとした動向やキュビスムなどの運動の背景や思想、あとはピカソの作品に大きく影響を及ぼしたプリミティブアート(原始美術)の系譜などを予習するのがオススメかなと思いました!
昨日はルーヴル、今日はピカソを見て思ったけど、やっぱり私は現代アートの美術展を見るのが好きな事に気付きました💭
もちろんクラシックな美術も好きなんですけど、現代アートの方が肌に合う感じがあります。
ここはルーヴル等の有名所より人も少ないし、落ち着いているけど所蔵作品は結構沢山あるのでオススメスポットです!

ピカソ美術館を出たらまた街ブラ🎶

桜かと思った!🌸
道の真ん中に突如現れたアトラクションで子どもたち大はしゃぎ
ここら辺はマレ地区というエリアです🌼
フランス名物(?)オニオングラタンスープ🧅
また本屋😂
ここでもとある本をGET!!
レコード屋さんも🎶
ウェルズいた
可愛い雑貨屋さん🌷
ここでお土産を買いました🕊

この日、写真は無いのですがオペラ駅にあるスクリーブホテルという場所に行ってきたんです。
実はここ、前回のリポログでもちょっと触れましたが、フランスのリュミエール兄弟によって世界初の映画の興行上映が行われたグラン・カフェの跡地とされている場所なんです!
ここから映画の歴史が始まったと言っても過言では無い、まさに原点!
なのですが、、、
どうやら改装されていたらしく、下のリンクにあるような玄関横の銘板を見る事は叶いませんでした🥲
うう、無念、、、
「ここから始まったんだね〜」
と、想いを馳せるだけ馳せて帰ってきました😂

おまけのホテル。
テレビ番組がどれも死ぬほど面白くなさそうでした😇(言葉が分からないんだから当たり前か笑)

日本に比べてバラエティ番組が少なかったです🥹

3日目を終えての感想は、フランス人、英語話せる人少ない!という事。
よく、フランス人は「Hello」って言うと「ここはフランスなんだからフランス語使え!」と不機嫌になるみたいな迷信地味たエピソードを聞いたりしますが、あながち間違ってないのかもしれません🤨
母国の文化に誇りを持っているからこそ、言葉もすごく大切にしている印象はあります。
それに、英語が世界共通の言語だという認識は、日本で生活しているからこそ生まれるものなのだなと思いました。
観光地では英語でも大丈夫なのですが、年配の方は英語が話せない人が多く、若い人でもカタコトだったりであまり流暢に話せる感じではありませんでした。
もちろん私も英語が出来るとは言ってもネイティブじゃないので、ある意味ではカタコト同士話しやすかったのかもしれません😂
フランスではなるべくフランス語で話す事を目標に、第二外国語で培った拙いフランス語のフレーズを使おうと頑張ったのですが、何を言えばいいのか分からなくなると不思議な事に英語ばかりが頭の中に浮かぶんです!
なのでこの一週間はずっと英語脳で過ごしてました🧠

それでも一番大事にしたのは挨拶です!
フランスでは「Bonjour」から始まり「Merci」終わるのがコミュニケーションにおける絶対的なマナーです。
挨拶があるのと無いのじゃ態度が全然変わります😂
どのお店に入るにせよ、店員さんからの接客はさっぱりしているんですが、挨拶や他愛のない世間話のようなものはしっかり時間をとってします。
日本だとマニュアル通りの接客は執拗にするのに、それ以外の会話ってあまりしませんよね。
だからフランス旅行中は皆、訳もなく気取ってBonjourを使ってるんじゃないんです。
ちゃんとその国の言葉で挨拶する事が一番大切だから、積極的に言うようにしました!
ちなみに、
「Bonjour」はおはよう、こんにちは。
「Bonsoir」はこんばんは。
「Bon nuit」はおやすみなさい。
です!
ニッコリ笑って相手の目を見て気立て良く挨拶すればフランスでの旅行は上手くいくと思います✨

4日目

4日目は朝早くに14区の端の方へ向かいました👍🏻

朝日が綺麗🌅

メトロとトラム(都電的なやつ)を乗り継いで40分くらいかな。
ついた先は、、、

蚤の市!!!!

フランスでは毎週土日の朝に蚤の市やマルシェが開かれます🌷
パリ3大蚤の市というものがあって、それが「クリニャンクール」「モントルイユ」、そして「ヴァンヴ」です!
前回の投稿でも話しましたが、フランスに関してアドバイスをしてくれた方のオススメがこのヴァンヴの蚤の市でした。
蚤の市と言ってもそのレベルは場所によりけりで、少し治安の悪い地域の蚤の市になると普通に盗品の様なものが並べられていたりします😇
なのである程度商品を見極める目が必要ですが、それさえ出来れば本当に楽しい場所です!
一緒に行った友達も、蚤の市が想像以上に楽しかったと話していて、またフランスに行く機会があれば、絶対また蚤の市は行きたいです✨

カラトリーも沢山見かけました🍴
とにかく色々置いてある!!
古本はマスト
なんでも揃いますね😂
特に食器類は豊富だったな〜
絵もたくさんありました🖌
どこのお店も売り物がテーブルいっぱいに並べられています🎶
自分だけの特別なアクセサリー探しに打って付けの場所です💍
謎の置き物も多数
お店の人がボードゲームみたいなのしてた😂
綺麗…🌈
今回、私のお目当ては一点ものの特別なアクセサリー︎︎☺︎
右手のゴールド系は全て旅行中にゲットしたものです🌼
優しいムッシューが本当のシルバーだと説明してくれました😚
中指の細いリング以外は蚤の市で見つけました!
ポスター?のお店
見ているだけで本当に飽きないです💯
一応売り物😂
絵画も欲しかったけど持ち帰りが難しそうなので断念🥲
どのお店も一見同じ様に見えて全然違うところも魅力です✨

フランスでの支払いは基本的にカード決済ですが、蚤の市やマルシェは現金払いなのでそこだけ注意が必要です!
値札が無い場合がほとんどなので、欲しいものがあったらお店の方に挨拶して(挨拶大事!)、「C'est combien?(いくらですか)」と尋ねてみる感じです。
言い値なのでやり取り次第では値下げしてくれる場合もあります!

私はこのネックレスチャームを優しいマダムから値下げしてもらえました🙌🏻

ヴァンヴは観光客も多いので英語も通じましたが、現地の人とコミュニケーションがとれるのも蚤の市の魅力なので簡単なフランス語で話してみるのもアリです✌🏻

予想以上に蚤の市が楽しくて結構長居してしまいましたが、その後は楽しみにしていた「カルチエ・ラタン」というエリアに行きました!
ここにはあの有名なソルボンヌ大学があり、パリの学生街の様な場所でとっても居心地が良かったです( ´ ▽ ` )

カルチエ・ラタンは5区にあります!
ソルボンヌ大学〜!
堂々たる門構え

ここカルチエ・ラタンにはミニシアターも多く集まっていて、映画好きなら一度は訪れたい場所でもあります🎬

ここの通りに映画館が並んでいました!
この日のミッションはこの映画館で映画を見ること😳
上映時間ギリギリまで外で並びました
自由席で、ドリンクホルダーなども無く、本当に映画を観るだけの空間という感じで素敵でした。
まさかパリで『はなればなれに』を見れる日が来るとは思ってもみなかったです🥲
チケットの裏はこんな感じ
ヒッチコック特集があるっぽいです
ここはまた別のミニシアター
ゴダール特集の真っ最中でした👓
映画愛に溢れているのがわかります💌
ワクワクが止まらなかったです👏🏻

私たちがフランス行きを決めた時にはまさかゴダールが亡くなるなんて思ってもみなかったのですが、ゴダールを失ったばかりの、ある種とても特別な時期のフランスに来れて良かったなと思います。
それに今回の『はなればなれに』だって、ゴダールが亡くならなかったらこの時期に上映していなかったかもしれないと考えると、このような形で実際にパリでゴダールの映画を見る事になってなんだか皮肉でもあり、奇跡のようなものも感じました。
赤い座席の並んだこじんまりとした映画館で、当たり前のように予告編も無しに映画が始まった瞬間、世界がこの映画と私だけのものになったような気がして、映画からの熱い眼差しに感極まりました。
(ちなみに映画は英語の字幕が付いていました)
人生における忘れられない経験です。

映画の余韻に浸りつつ、またソルボンヌ大学の方をぐるっと回ってきました。

こっちが正面なのかな?
大学の前の飲食店🍽
ソルボンヌ大学の創設者的な人でしょうか
多分、いや絶対偉い人。
😂

そしてまた街ブラ再開〜🚶‍♀️

細い通りの奥に何やら気になるお店を発見👀
またまた本屋さんでした📖´-
今回の旅行中何回本屋さん行ったんだろう😂
はしごって意味もなく登りたくなるよね
狭い店内に本がぎっしり!
なんと地下もあります😳
本屋さんの次はこの建物へ
なんとなく寄ってみたら、、、
立派な教会でした⛪️
神秘的な空間に思わず息を呑みました
壁に反射した光の美しさ
また訪れたいです🕊
教会を出てカルチエ・ラタンを後にしました!

そしてやってきたのはセーヌ川沿い🙌🏻
今回、凱旋門やエッフェル塔などのパリのシンボルには行かなかったので、せめてもの思いでセーヌ川へ!

川沿いには古本やポストカードを売る出店が並んでいました!
のんびりした空気が流れています💭
橋の下に降りてきました
ここが『突然炎のごとく』でジャンヌ・モローが川に飛び込んだ場所👏🏻
船でセーヌ川観光も楽しそう🚢
ここはあの『ポンヌフの恋人』で有名なポンヌフ橋です!
後ろに小さくエッフェル塔が見えます😂
ポンヌフ橋にいたアンリ4世

そしてこの日最後の目的地へ向かう為、1区へ!

ネルソン・マンデラ公園
老若男女たくさんの人がいました
塩素の匂いがするな〜と思って、地下へ続く階段を降りると、、、
なんとプールがありました

そしてこのプールの先を行くと、ショッピングモールのような場所に出ます。
ここは「rue du Cinéma (映画通り)」と呼ばれており、なんと「フランソワ・トリュフォー映画図書館(La bibliothèque du cinéma François Truffaut)」という名前の映画専門図書館があるんです!!!!
さすが映画の国、フランス。

同じ施設内にシネコンもありました🍿
”rue du Cinéma”
夢のような通り
ここが「フランソワ・トリュフォー映画図書館」
入ってすぐのところにトリュフォーに関する資料が置かれていました✒️
直筆の資料もありました!
すごい、すごいぞ、、、!
歴代のカイエ・デュ・シネマがずらり😭🤍
58年のカイエ
天国の様な場所でした

映画図書館には本以外にCD、DVDなども豊富に揃っていて、映画の勉強をしているのであろう学生たちもたくさんいました。
この施設には本当羨ましい限りです🥹
一時間ほど館内を見て周り、暗くならないうちに帰る事にしました。
パリは中心部だと電車を使うのも徒歩で移動するのもそこまで時間に大差は無いので、図書館からは歩いてホテルまで帰りました🏨

帰る途中に見つけた可愛い雑貨屋さんに寄り道
日曜日は皆おやすみモード🎶
オンとオフの切り替えがハッキリしています!

歩いてて分かったんですけど、私たちの止まっているホテルのある10区周辺は結構移民などの多い地区で、一本奥の道に入るとガラッと雰囲気が変わったりします。
地図を見ないで感覚で歩いていたら、なんとなく雰囲気のオラついた知らない通りに出てしまって
「ここ、もしかしてデンジャラスじゃない?!?!」
というような事もありました🙂(最初のアドバイスの意味)
まだ明るい時間帯だったので特に危険はなかったのですが、これが夜中や早朝で女一人だと思うとちょっと緊張が走りますね😵
そういう場所を通る時はなるべく観光客感を出さない様にするのが一番なので、携帯のマップなどは見ないでとにかく早歩きで信号無視するのが効果的です。
初日に受けたフランスの洗礼は役に立ちました😂

フランスの人は本当にバゲットを抱えて街を歩いています🥖
あのイメージだけは現実でした笑

そんなこんなであっという間に4日目が終わりました〜
この日思った事としては、海外での女性に対するマナーの違いですね。
レディーファーストが超自然に身に付いてるのもそうなんですが、基本女性に対しては「マダム」呼びです。
私が日本でフランス語を勉強した時は、若い女性には「マドモアゼル」、年配もしくは既婚女性には「マダム」を使うと教えてもらいました(男性は一律「ムッシュー」)。
でも実際には、私は旅行中一度も「マドモアゼル」と呼ばれる事は無かったし、私より小さな子どもにも大人の男性が「マダム」呼びをしている現場を目撃したりもしました!
日本だとより若く見られる事に価値を見出しがちですが、フランス(もしくは西側諸国)ではその逆で、少女だとしても大人の女性として扱う事が礼儀であって、「マドモアゼル」呼びは時として失礼に当たる場合があるんです💭
なのでフランスに行ったら基本的に女性には尊敬を込めて「マダム」を使うのが無難です🌹

他には、日本人と中国人の区別が付いていないのはあるあるでした!
私達、特にアジア圏の人は多分日本も中国も韓国も、顔を見ただけで何となく区別出来ると思うのですが、ヨーロッパの人から見たらアジア系の顔は皆同じに見えるんだろうなと👀 
そしてもう一つ思ったのは、日本人が少ないという事!!!
まあこんな円安の時期に海外旅行に行く方が珍しいから当たり前っちゃ当たり前なんですけど、見渡す限り彫りの深い人達ばかりでなんだか不思議な気持ちになりました。
「私、今この国ではリーガル・エイリアンなんだ、、」
と思った瞬間、なんだかすごく心細くなってしまって🥲
ずっと変な感じなんですよ。
日本にいる時には全然気にも止めていなかったけど、日本の外、特にアジア以外の国に来た瞬間、こんなに自分が異質な存在になるなんて想像していなくて、孤独を感じました。
留学したいとか大口叩いてましたが、自分まさかのホームシック体質だということに気付きました🥲🥲
これも実際に海外に行ったからこそ分かったことですね。
友達と一緒に来ていて本当に良かった( ߹꒳߹ )
とは言えちゃんと旅行自体は楽しめているので残りの投稿もお楽しみに🎶

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