見出し画像

女子の人生のステージ

日曜、ライティングバイトがあったので1日家にいた。
(あと土曜にまる1日出かけてしまうともう1日は家にいたい)
お昼過ぎに、珍しくアポなしで幼馴染みのモモから電話があって、しかも内容が思春期の彼女の娘コモモ(11)のことだったのでびっくりした。
「相談があるんだけどいま平気?」って言うから、私の仕事にかかわることとか、人間関係とか、あと服とか化粧のことかと思ったら、「コモモのことなの」と。

面食らうやらうれしいやら気負うやら困惑するやら張り切るやら。

だって私独身だし、子もいないし、自分の口に糊するだけで精一杯のお気楽清貧生活だもの。うそ清くはない。
それで母親に言われた言葉を思い出す。

女子はステージが変わったら―かれしできるとか、結婚とか、家買って引っ越すとか、子が生まれるとか、その子のライフイベントいろいろとか、離婚とか、親の介護とか―、一時的なもので済めば幸運だけどとりあえず、疎遠になることが多い。
というか、疎遠になるほうが普通というか、あることだ、って。
でもモモに関しては、どのライフイベントのときも連絡を取り合ってるし、会えてる。「子どもちいさいから仕方ないね」とかなかった。
これってレアだし、ありがたいし、うれしい。
モモの子は、コモモもその弟のスモモ(4)も、私を好きでいてくれるし懐いてくれるけど、それもモモが私を好きだったり尊重してくれたり、するからなんだと思う。勿論頻度も。

なのでコモモに関して相談してきてくれたのも、私が彼女と、生まれて間もない頃からコンスタントに会っているからっていうのもあるのだろう。
小学校4~6年は私もしんどかったしなあ、と学校でうまくいっていない話、それに対して母親の私(=モモ)はどうすれば…みたいな話を聞く。
コモモを取り巻く人間関係も大変だし、コモモ自身も反抗期というか、自分でコントロールできない気持ちとか、態度がある。母親はわかりたくても、コモモは母じゃなくて(信じられる)友達がほしい。そういう話。
その中で、何故私に相談したかの理由のひとつがわかって、それがわらってしまった。
「だってりこちゃんも昔、すんごく尖ってたじゃない、だから」と。
あうち。やめてよ恥ずかしいな黒歴史!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?