シェア
く
2023年1月26日 05:36
ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』、平山高次訳、岩波文庫、1977年。p. 328-9「これらの進歩は同じ方向のなかで生ずるのだろうか。それは進歩であることが是認された以上は、方向はもちろん同じだということになろう。その場合、進歩のそれぞれは、実際、一歩前進だと定義されるだろう。しかし、それはひとつの比喩でしかないだろう、そして、ひとつの方向が前もって実際に存在していて、ひとは単にそれに沿う
2023年1月22日 16:38
ドゥルーズ「ベルクソンにおける差異の概念」(『ドゥルーズ・コレクション』、宇野邦一監修、河出書房、2015年。) ドゥルーズはこの論文において、ベルクソンとヘーゲルの対決を試みようとしているように思われる。(ベルクソン自身は著作の中でヘーゲルについて直接言及することはあまりない。dialectique を言語による解決としてよく批判するが、ヘーゲルというよりプラトン、アリストテレス批判であ