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世界ぬい撮り歩き 〜ひとり旅の楽しみ方〜

私の旅行スタイルは、一人旅が多い。息子が生まれてワンオペ子連れ旅が増えてきたが、ゆるされるなら一人でウロつきたい(息子、ごめん)

今回は私が一人旅をするときの旅のお供について語りたい。

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それは、「なめこ」のマスコットだ。10年ほど前に流行ったスマホアプリのキャラクターだが、いまだに(一部には)根強い人気がある。Instagramにだって地味に#ナメスタグラム のタグがあるくらいなのだ。

ところで、タイトルにある「ぬい撮り」とは、ぬいぐるみ・通称「ぬい」を主役にした写真をさまざまな場所で撮ること、らしい。私も最近知ったが、同じような趣味の方が結構いるようだ。世の中にはぬい撮り用のアプリもあるらしい。

わたしはかれこれ8年ほど、なめこと一緒に旅をしてきた。いいタイミングなので、まとめ記事的なものを作ってみようと思う。

海外でも色々からんでもらえるぞ

海外でもなめこ大活躍。写真を撮っていると色々話しかけてもらえる。

え?もしかして不審者と思われてますかね???

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バリ島ではケチャのダンサーさんと記念写真。ショーの後に観客とダンサーの記念タイムがあったが、私はなめこと撮ってもらった。え?あなたは写らないの?とポカンされたけど、ダイヤモンドハートで乗り切る。

海外シリーズは結構ある。

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ベトナム:ホイアンの市場にて。ホイアンの街はほどよく観光地化されていて過ごしやすかった。今度は2泊くらいしたい。

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ベトナム:ホイアンでなめこ用のノンラー(傘)を探したら本当にあったけど、お店のオバサンからぼったくられそうになった思い出。ベトナムあるあるだ。

日帰り韓国にも一緒に行った。

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韓国:早朝の北村で撮影  人気観光地も朝なら静かだ。

同行者がいると相手に合わせた工程を組まなければならないが、一人旅ならどんな弾丸でもやり放題なのが楽しい。

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こうして巨大ケーキのサイズ感を表現するのにも使いやすい。たぶん。

香港にも一緒に出かけた。

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映画の撮影地で一躍有名となった、モンスターマンション。住んでいる人がいるが、管理人さんに一言声をかけたら入って撮影可。ここで早朝から人形を構えて写真を撮るジャパニーズはさぞかし怪しかっただろう。

台湾には二度連れて行った。

台北101に行ったことがない、というと「あそこに登るのは誰でもできる。101が綺麗に見える山を紹介してやろう」と現地のオジサンに言われて、真夏に山登りをした…… 今を思えば何してるのかわからないが、海外でテンションがおかしかったとしか思えない。

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問題の景色の方は……  オジサンの言う通りだった。たしかに台北101は最高に美しかった! 周囲の建物から浮いている巨大な台北101は、まるで合成写真のようである。これは登ってよかった。人にはすすめないけど(笑)

しかし準備もせずに、真夏に山登るもんじゃない。熱中症一歩手前だったので、下山後めちゃくちゃポカリ飲んだ。

みんな、海外はいつも以上に体調管理に気をつけるんだぞ!!!

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九份も好きで、台湾へ行く際にはよく訪れる。

次は、電車で台湾一周してみたい。

日本各地の思い出となめこたち

しかし、撮影を始めた当初は特に撮り方など工夫せず「名所となめこ」「ごはんとなめこ」のような撮り方しかしていなかった。同じようなアングルが続いてしまうので、面白みがないアルバムになってしまう。ここに登場しないボツなめこが100人以上存在するのだ。あぁ、あの時の私はなぜこんなに写真スキルが低かったのか……

名称未設定のデザイン (3)

しかし、ちゃんと面白い写真もある。コレクションの中から面白かったもの、思い出深いものをご紹介したい。

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神奈川:鎌倉にて  仲間に入れてもらった。

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青森:大間崎 マグロ一本釣り  本州最北端に来てまでこれか。

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青森:恐山で三途の川を渡るなめこ

なんなら大人の休日倶楽部の真似してポスターも作ってみた。

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青森:芦野公園駅にて ちょうど吉永小百合さんのポスターと同じロケーションだったので、つくってみた。

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鹿児島:指宿の砂風呂 説明はいらない。サイコー。

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京都:伊根の舟屋

舞鶴伊根 217

京都:夕日が浦温泉で巨大ガニを召喚するなめこ。間人とかいて(たいざ)ガニというそうな。強そう(確信)

伊勢熊野 528

和歌山:熊野本宮大社の八咫(やたがらす)ポストに拉致されるなめこ

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島根:隠岐の島で目玉の親父につっこまれるなめこ

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島根:玉造温泉でヤマタノオロチの力を手にするなめこ

わ れ は か み の ち か ら を て に し た

新潟富山 367

福井:福井駅で恐竜はかせ?に捕まるなめこ

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群馬:伊香保温泉で観光客に混ざりたいなめこ

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大阪:つぼらやの写真がなつかしい。

思った以上に枚数があるが、これ以上並べてもくどくなるので今日はこの辺にしておこう。

発信するときにキャラ作りがしやすい

旅の楽しみがしっかりあると、発信にも生きてくる。これはぬい撮りに限ったことではない。「◯◯の人」というポジションを取ってしまえば、発信する時にもやりやすいし、ファンもつきやすいだろう。

某SNSでなめこを全面に出しすぎた結果、旅仲間からは「なめこの人」として認知されている。旅仲間と遊ぶときはかならずなめこを連れていかなくてはいけない。

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旅好き(またの名を変態)の彼らと飲むときは、毎回全世界のお土産見本市と化す。そのお土産の中に旅のキャラクターを埋もれさせて撮るのが毎回の恒例行事だ。(※念のため補足:お菓子をドバッと広げているが、お店には配慮して行っている)

旅のスタイルは変わっていくが、その時々で楽しみを持とう

最近、私はなめこを連れてぬい撮りをする機会が減った。飽きたわけではないのだが、最近の旅の相棒は息子なのでそちらを撮るのに忙しいのだ。まさか自分が、こんなになめこ以外のものを撮る日が来るとは思わなかった。

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だけど私は、やっぱり一人旅も好きだし、機会があればまだまだなめこをとっていこうと思う。旅の目的は観光地を訪れて美味しいものを食べる、それで十分楽しめるけど、自分なりの楽しみ方があるれば、なおよいだろう。間違いなく旅の充実度がアップする。それはマンホール探しでもいいし、旅ノートでもいいし、焦らず思い思いの楽しみ方をみつけるといいと思う。


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