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『圧巻・砂の美術館へ』自転車旅本州・北海道編vol.8

自転車8日目。

蒜山を出発し、山を下る。
自転車において山は登るのはもちろん大変だが下りるのもまた大変なのだ。

ブレーキをしなければ時速60kmくらいは出てしまう。そんな状態でこけようもんならひとたまりもない。運が悪ければ死んでしまうかもしれない。そんな恐怖があるのだ。

ブレーキをかけ過ぎても握力がなくなるからこの加減が難しいのだ。

その恐怖に打ち勝ち山を降り海に出て来た。今日は鳥取市にある無料のキャンプ場に泊まる。

今日は海が綺麗だ。
というか日本海はとても綺麗だ。今まで瀬戸内海しか見て来てなかったから日本海のことは何も知らなかった。なんならそんなに綺麗じゃないのかなとも思っていた。
しかし、来てみるとこんなに綺麗なのだ。

覗き穴があったので覗いてみた。

お昼はスーパーで買ったお弁当を食べた。

このボリュームで400円。安い。

僕は各地でスーパーに行くのが好きだ。国内外問わず。
スーパーに行くとその土地ならではのものに出会えるからだ。え、この地域こんなものが有名なのか。とか地域に根付いたベーカリーが出してるパンがあったり、とにかくスーパーを歩くのは楽しい。
だから僕はスーパーがあったら積極的に行き、ご飯を買って食べてる。もちろん安いって理由もあるけどね。

そして程なくして鳥取市に入り、キャンプ場へ着いた。テントを準備して少し休憩し、ずっと行きたいと思っていた"砂の美術館"へ行くことにした。

以前、鳥取砂丘には来たことがあったが、砂の美術館は閉まって行けなかったのだ。

入りからこれだ。絶対すごいに決まってる。

中に入ってみた。

やば、

えぐ!

そんなことを心の中で叫びながら、(いや声に出てたかもしれない)進んで行った。

とにかく圧巻だった。

これは一見の価値はあるなと思った。
鳥取県は砂丘のイメージしかないと思うが、その近くにその砂丘よりも断然すごい砂の美術館があるのを覚えておいて欲しい。

最後に砂場コーヒーを買った。これがめちゃうまだった。

外に出ると怪しい雲がいた。
どうやら一雨来そうだ。雨が降り出す前にテントに戻った。

初の雨の中のテント、雨宿りしないか不安だ。
無事に朝を迎えることを願いながら眠りについた。

つづく

5月11日
自転車旅8日目
『蒜山』👉『鳥取市』
距離▶︎80km
総距離▶︎545km

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