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p.11【クリスマス】クリスピークリームドーナツから見る日豪文化比較

今日は、クリスマスに、私がクリスピークリームドーナツ(以下KKドーナツと表記)から感じた文化の違いについて書いていきたいと思います!
私はクリスマスにKKドーナツを食べました。私が食べたものはこちら(クリスマススペシャルバージョンの12個入りのものです)↓

日本のKKドーナツで購入したハッピーホリデーダズン(12個入り)



KKドーナツだけの写真が無くて、ケーキやクッキーも写ってますが笑
手前の二箱のドーナツが1番右上の可愛らしいクリスマスのスペシャルボックスに入ってました。
こんな感じで、ドーナツを筆頭に、とっても美味しいものに囲まれて楽しいクリスマスを過ごしました。

という話を、私のオーストラリアのホストマザー、Karen(私は中学2年生のときにオーストラリアにホームステイしていました)にお話していました。
Karenは現在オーストラリアのKKドーナツで働いているそうで(本当に偶然です笑)彼女が作ったドーナツの写真を送ってもらいました!
それがこちら↓

オーストラリアのKKドーナツのクリスマススペシャルボックス(12個入り)


箱の蓋を開けた写真



【ここからは私の個人的主観に基づくお話ということを念頭においてお読みください。】

オーストラリアのKKドーナツを見てまず私が思ったこと、感じたこと、気づいたことは、
①グミのようなキャンディーのようなものが乗っていて、日本のKKドーナツには見られないような鮮やかな緑のチョコレートが掛かっているということ。
②いわゆる"ドーナツ"という真ん中に穴の空いたドーナツは1種類のみということ。

③トナカイのツノのプレッツェルの向きがバラバラということ。

などなど!
まず、①と②に関して。日本のいわゆる"普通"に基づくものではないかと感じます。

日本の"普通"は、ドーナツにはグミやキャンディーは載せない、チョコレートは緑ではない、色が濃いと着色料たっぷりで体に悪いから緑はない、ドーナツは穴が空いているものだなどなどだと思います。

オーストラリアは同性婚が合法だったり、日本よりも人間の体型や性格、性別(LGBTQ)に対して寛容的というか、多様性を認め合える傾向にあるのではないかと思います。

だからこそ、日本では"普通"から外れるような、型のドーナツや、グミなどの装飾、チョコレートの色などがドーナツに表れているのではないかと感じました。

そして③について。これは、日本のカンペキにこだわる、カンペキを求める傾向が関係しているのではないかと思います。おそらく、日本でこのプレッツェルののったドーナツを販売するとなると、のせる向きの指定が厳しくあると思います。
日本社会は、トライアンドエラーはあまり認められないと思います。お客様には常にカンペキをお届けしなければならない、そして少しでもカンペキから外れれば、クレームが来る、そんな社会ではないでしょうか。

だからこそ、常にお客様にカンペキを届けられるように、日本のKKドーナツの装飾のくまの耳や目のチョコレートは丸い型をしていて、特に向きがないというものになっているのではないかと考えました。

ドーナツ1つからでもその国の傾向や考え方、価値観が見えてくる。とってもおもしろいですね!もっともっと他の国のKKドーナツが見てみたくなりました笑

そして、この文化の違いを感じられたのはKarenおかげです。私がオーストラリアに渡航したのは2014年。もう7年も前のこと。しかも当時の私は、全くと言っていいほど英語が話せない状態で、正直言ってコミュニケーションが取れない、困ったホストスチューデントだったと思います。

しかし、Karenたちは、そんな私を受け入れてくれ、大きな愛で包んでくれました。おかげで、素敵なホームステイとなり、その初めての留学が現在の国際関係学を学ぶ私に大きく影響していると思います。


本当に本当に感謝しています。
Thank you my wonderful Australian mom, Karen!
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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