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p.16【ブッシュワイフ】女性が生きにくい世界

こんばんは、今日は女性が生きにくい世界のお話をしたいと思います。

私自身、中高生の頃からずっと途上国の現状を変えたい、世界を変えたいという思いを持っていましたが、この私の思いを聞いて過去の担任の先生の多くは「そんな学生1人、女1人で何が変えられるんだ。」と鼻で笑うことが多かったです。(私は鼻で笑われるたびに逆に燃えるタイプでしたが腹は立ってました笑)

"女1人"
女だったら世界を変えられないの?女だから?とずっと思っていました。

でも、この世界は先進国に住む私より、途上国に住む女性の方がとっても生きにくい世界ですよね。
ここで、途上国に住む生きにくい女性の例を1つ挙げたいと思います。

皆さんは"ブッシュワイフ"をご存知ですか?
ブッシュワイフとは、紛争地帯で武装勢力にさらわれた女性が、男性兵士の身の回りの世話(家事など)はもちろんですが、性的な要求にも応える役割のことです。

さらわれた挙句、やりたくもない家事や性的なこともやらされるなんて辛すぎますよね。

でも、1番辛いのはブッシュワイフから解放された後だと思います。ブッシュワイフとして男性兵に奉仕している中で、赤ちゃんができてしまうことはよくあることです。

しかし、女性がブッシュワイフから解放されて、自分の故郷・家・コミュニティに帰っても、憎き武装勢力との間の子供を連れて帰ってきた娘を歓迎しない親・親戚・近隣住民が多く、ブッシュワイフだった女性は帰る場所を失ってしまうことがあります。

そうなれば、その女性は貧困に陥り、もちろん。その子供も貧困に陥りますね。そうなれば良い教育も受けされてあげることができなくなるし、教育を受けられなければ、良い職につけないし、十分なお金を得られません。

また、女性はお金を得るために売春宿で働いたりしますよね、そうすればエイズに感染したり、体を壊してしまうし、体を壊してしまえば、自分の子供が女の子だった場合、自分の娘が、手取り早く始められる売春婦という職について娘が家計を支える存在になります。

女性は、そうして、貧困のループに陥ってしまいます。

この負のループからの脱却のためには、女性の地位向上、性的役割分業の廃止はもちろんですが、武装勢力の排除、ブッシュワイフ制の廃止、売春街の解体、売春婦たちの再就職先・雇用先の用意などさまざまな改革、政策が必要です。

これからも、私は、今自分にできる1つのアクション、知るということを怠らないで頑張ります。また、ここで、アウトプット致しますので読んでスキを押してくれると嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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