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ドラマ|姉ちゃんの恋人

昨年12月、有村架純ちゃんと髙橋海人くんのニュースが出ました。

私はどちらも大好きなので、交際が本当なら嬉しい!と思っているのですが、その気持ちにひきづられ、二人が共存している映像が見たくなりました。

TVerで検索すると「姉ちゃんの恋人」が全話配信していることを発見。時間がある時にちょこちょこ見まして、ついに全話を見終えました。

最終回見たてほやほやなので、どうしても最終回に寄った感想になってしまいそうです。

脚本は岡田惠和さんで、朝ドラの「ひよっこ」も書かれているお方。ひよっこも見ていたので、創られている世界観がなんとなく懐かしいと思いました。

終始、姉ちゃんこと桃子(有村架純さん)と姉ちゃんの恋人となった真人(林遣都さん)の姿が微笑ましいことなんの。

最終回に向けて、幸せのボルテージがMAXになるに従い、二人を見つめるニコニコ頻度も高くなりました。

特に、真人のふにゃふにゃしていておっちょこちょいな所が大好物です。桃子が可愛い〜と心で呟いているのと同じように、私もこの可愛さずっと見ていられる…と考えていました。

最終話でも、スマホを寝ながら見て顔に落としてしまったり、驚いて机の角に足の小指をぶつけたり。演技に見えないおっちょこちょいが素敵でした。

林遣都さん、愛らしさと同時に内なる葛藤も伝えてくれる魅力的な俳優さんです。

お互いの壮絶な過去と乗り越えられたこと、乗り越えられていないこと。一度傷ついた心に、新たな優しいベールを被せるように、二人は幸せを確認し合います。

何度も「今幸せだ」と言葉にしている二人は、強がりではなく本当に幸せそう。どうか二人とその周りの人に幸あれ…と話を重ねるごとに思えてしまうのです。

生きるってことは、ずっと、幸せってやつに片想いし続けることかもしれないね。
でも、片想いは切ないけど、楽しいよね。
確かに今、僕らが暮らすこの星は、傷ついて弱っているのかもしれない。
でも、今を生きる僕らみんなが、幸せにちゃんと片思いをしていれば、きっと大丈夫。
この星は壊れない。
そうだよね、姉ちゃん?

安達和輝(髙橋海人くん)語り

このドラマでは、回を追うごとに登場人物への愛着が湧いていくのを感じました。最初の方は、ポーっと見ていたそれぞれの恋模様や家族愛も、中盤、終盤となると目が離せなくなってくるのです。

姉ちゃんは、生きていく上で必要なのは、衣食住なんだって教えてくれた。
でも、こうも言った。
生きるだけじゃなく、強く生きるために必要なのは、誰かを大切に想うことだ。
誰かを大切に想えば、きっと相手も想ってくれる。
そういう人がこの世界にいれば、強くなれる。
その人のために生きようって思えるから。

安達和輝(髙橋海人くん)語り

誰かを大切に想い、愛がまわり、循環し。その愛のサイクルが暖かくて綺麗で、見ているこちらの心が清らかになっていきます。

リアルタイムの放送日を確認してみたら、2020年秋ドラマ、ちょうどコロナ一年目真っ只中でした。それが故に、愛や幸せのメッセージ性が強いドラマだったのかなと感じます。

髙橋海人くんと有村架純ちゃんの交流も楽しませていただきましたが、それ以上に姉ちゃんの周りに集まる人々への愛に触れ、幸せでいっぱいです。

動機はなんであれ、今更ながら「姉ちゃんの恋人」を楽しめてよかったと思いました。




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