パートナーの呼び方に関するナイショの話
今回も珈琲次郎さんの企画に参加したいと思います。テーマは「パートナーの呼び方」です。
今回は出会いの頃まで遡り、私のナイショの気持ちを書きたい思います。ここだけの話、というものです。恥ずかしい。
noteでは旦那をナマズと呼んでおりますが、もちろん日常で「ねぇねぇ、ナマズ〜」と呼ぶことはありません。
普段は【名前+くん】で呼び、両親や義理の父親から「呼び捨てにしないんだね」と言われたこともあります。私の中でナマズは、君付けが似合う男性なのです。
そんなナマズとの出会いは大学生の頃。当時の彼はコミュニティーの中で【苗字のあだ名】がありました。
周りが全員、彼を苗字で呼んでいる環境で、私は小さな抵抗をします。ここで自分が"みんな"の仲間入りをしてしまったら、それ以上の関係になれないかもしれない、と。
その頃の私は、彼への恋を成就させるために脳をフル回転中。LINEでやり取りをするようになり、しれっと呼び方について聞いてみました。
自然な流れ(?)で名前呼びの権利を獲得した私は、彼と友達以上の関係になるべく、その後も奮闘しました。
その奮闘も報われ、見事ナマズとの恋が成就します。しばらく経った頃、当時の名前呼びについて聞いたことがありました。
「急に名前で呼ぶって言われたら、そりゃ意識するに決まってるよ〜。だって僕の名前を君付けする人は、大好きな幼稚園の先生だけだったから」
ここまで作戦が効いていたとは!過去の自分ナイス!と、自分へ拍手を送りました。それから今もなお、ずっとナマズのことは【名前+くん】で呼んでいます。
ただ、我々2人が所属していたコミュニティーの友人と会う時は、敢えて【苗字のあだ名】で呼ぶこともあります。
なぜ、と言われると、コミュニティー内では、彼は同学年の仲間であり、旦那という感覚が薄くなるからです。それに、みんながみんな彼を苗字で呼んでいるので、ナマズの下の名前知ってるかな?と謎の気遣いから苗字で呼ぶようにしています。
因みに、ナマズは私のことを名前で呼んでくれることがほとんどですが、最近「ちゃんぬ」というNewニックネームを発明しました。
私の名前の原型を留めていないあだ名ですが、響きが可愛いので気に入っています。由来は、ちゃん付けの「ちゃん」に謎の「ぬ」がついただけです。変なの。
話を戻すと、好きな人だけが呼んでくれる呼び方って、やっぱり嬉しいよなぁと思います。だから愛をもって、ナマズのことは【名前+くん】で呼び続けたいです。
旦那のあだ名がなぜ「ナマズ」なの?と気になった方はこちらもどうぞ。
前回の夫婦エッセイはこちらです。
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