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参加ゲストハウス紹介24 「Guest House waya」

はじめまして、Guest House wayaの柴田涼平です。
*写真右側で座っている人です。

2014年10月、札幌市豊平区。
wayaの物語は始まりを迎えました。

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少しだけ、wayaオープンまでの経緯をお伝えさせてください。

僕たちは大学卒業後すぐに会社を立ち上げました。

当時を振り返ると、僕たちにできることなど何もありませんでしたが、ただがむしゃらに「ただいまと言える居場所をつくる」という思いだけを抱き、wayaの完成を夢見て毎日を走り続けていました。

発信だけは絶えず続けていたこともあり、物件が見つかり、改築が始まった時には、多くの人たちが改築を手伝いに来てくれました。

気づいた時には、延べ200名以上の方々と共に、改築を行っていました。

完成した時には、関わってくれた人たちから「おめでとう」という言葉ではなく、「やっとできたね」「これからが楽しみだ」という、他人事ではなく、自分事として完成の喜びを抱いてくれていたことが、今でも忘れられません。

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オープニングパーティーには100人ほどの人たちが集まり、完成の喜びを分かち合いました。当時の感動は今でも鮮明に覚えています。

改築を通して、たくさんの出会いが生まれたこともあり、オープン後も旅人と地元の人の出会いをどう生み出すかを考え続け、「場をつくる」とは何かと向き合い続けてきました。

その一つの手段として、1Fにあるラウンジスペースには、宿泊者と地元の人が集まり、和気藹々と時間を楽しめる空間を用意しています。

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普段は毎日のようにイベントが行われていたので、新たな出会いと、いつもの人たちとの出会いに溢れた日々を送っていました。

今回新型コロナウィルス感染拡大により、今までのようにwayaに集まり、語り合い、笑いあったりできない状況になっています。

毎日のように、誰かとこの場所で出会っていたのが、遠い昔のように感じてしまうほどに不思議な感覚が生じています。

現在、wayaは5月31日までクローズしています。

良くも悪くも時間があるため、僕たちは今まで生み出してきたと言える価値、そして会社としてこれから生み出したい価値と日々向き合っています。

考えた結果、改めてwayaを通して実現してきたことは、「繋がりをつくる」こと、「繋がり保ち続けること」、そして「挑戦をサポートする」ことだったのではと思っています。

今回の北海道ゲストハウス合同クラファンもきっと、繋がりと支え合いがもたらしてくれたものだと思っています。

このプロジェクトを24施設と合同で取り組めて、その一員となれて嬉しいです。

今は、「実際に会うからこそ生み出せる価値」と「インターネット上でも(だからこそ)生み出せる価値」は何かを追求しています。

今後はオンラインの場と、オフラインの(実際に会う)場で生み出せる価値を、混ぜ合わせながら、新たな価値創造に挑んでいきたいです。

今後事態が沈静化し、またいつものようにwayaで「ただいま」「おかえり」「はじめまして」が溢れることを願っています。

そして、僕自身としても、皆さまとwayaで笑い語らえる日を、心から楽しみにしています。

Guest House waya

柴田


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