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鹿児島の野ぼとけ16

どこを見つめているのだろうか。

地蔵菩薩なのは間違いないが、その目は仏というより人間である。
坐像だが、両足の膝が少し浮いているのも独特だ。

この石仏がある場所は神社の社家一族が眠る墓地。
「仏」の解釈が仏教と少し異なっていたのかもしれない。

何であれ、この地域を代表する名仏といってよい。


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