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1000社以上の人事評価制度を研究しつくした山元浩二さんの著書「人事評価制度のつくり方」日本の中小企業ができていない人材を活かす仕組みの作り方

組織成長・進化の仕組づくりコンサルタントの山元浩二さんの著書「人事評価制度のつくり方」は企業が人材を活かす仕組みの作り方を実例を交えて紹介した本です。1000社以上の人事評価制度を研究しつくした結果、どういう仕組みであれば社員が成長していく組織なるのかが詳細に書かれています。

この本を読んでほしい理由
日本の企業の99%は中小企業であり、経済の屋台骨を支えています。でも中小企業の生産性は大企業に対して0.41倍と言われています。その原因は「人材」という財産を前向きに活用できる仕組みが無いからと山元さんは言及しています。社員の育成やこれから社員を雇おうと考えている方には最適な一冊です。以下のような方々に特におすすめします。

この本を読んで欲しい人
・中小企業の経営者
・中小企業の人事担当者
・人材教育に興味がある方
・自分自身が仕事を通じて成長したいと考えている方

おすすめする理由
この本が魅力的であるポイントは図や表を活用しながら構成されているため、大変読みやすいことにあります。また人事評価制度を実際に作成する手順が3ステップで書かれていて大変分かりやすく読み進むことができます。また1つ1つのステップにおいて実際の企業エピソード付きなので読者の納得感も高くなっています。そして著書に書かれている「ビジョン実現型人事評価制度」を実践すれば、理想のリーダーが自然に育つ環境ができあがっていくので、社員の育成に課題を感じている方、これから採用を考えている方にとって、とても参考になる本です。

読んだ後に実践して欲しいこと
この本を読んだ後にまず、自分の会社のビジョンを確認してほしいです。ビジョンが無ければ、ビジョンの作り方の手順も丁寧に書かれているので作成しましょう。そのビジョンを元に、本に書かれている順序に沿って人事評価制度を実際に作ってください。そして何より重要なのが作成した人事評価制度を実際に運用することです。実践していくことで効果が表れてきます。

人事評価制度を導入した効果
「ビジョン実現型人事評価制度」を運用すると、成長意欲を持った社員だらけの組織を作ることができます。またビジョンに対してベクトルが揃わない後ろ向き社員は自ら会社を去っていきます。そして同時に、求める人材が採用できる組織になっていくんです。
例えば、本で紹介されている社員の行動を可視化したチャレンジシートを実践してみるとビジョンに紐づいて設定した目標の達成率が2倍から3倍にあがった結果が記されています。しかも習慣化していくから社員が達成感を味わえて、次の目標にも積極的に取り組み
もっともっと働いてくれることが期待できます。

まとめ
「人事評価制度の作り方」は、小さな会社でも社員が幸せを感じながら、もっともっと働いてくれる方法を記した一冊です。「ビジョン実現型人事評価制度」を運用することで、成長意欲を持った社員だらけの組織を作ることができます。ぜひ手に取って読み、実際に試してみてください。そして、参考になった点や効果があった点をコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

書籍はこちら→ https://a.r10.to/h5FpNl

この本を通じて、あなたの経営が一段と成功することを願っています。

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