酒井 林太郎

NEWh/Sun*でサービスデザイナーをしています。美大→CM制作会社で映像のディレク…

酒井 林太郎

NEWh/Sun*でサービスデザイナーをしています。美大→CM制作会社で映像のディレクターとwebのデザイナー→広告のプランナー→新規事業のコンサル→現職。読み物として興味がもてそうな形で、サービスデザインのことについて書きたいと思っています。

最近の記事

新規事業を作る人にはHOPEが必要だ

3回に分けてお送りしている未来予報株式会社(VISIONGRAPH.Inc)に聞く未来の話、今回はWHITEのシナリオプランニングについてご意見を伺いました。 過去の回はこちら 1回目「未来を予報する仕事について聞いてみた」 2回目「未来予報株式会社ができるまで」 まず、冒頭にWHITEのシナリオプランニングについてお二人にご説明しました。 1.課題(市場)の設定 2.情報を収集する 3.未来の重要要因の特定 4.世界の作成 5.シナリオ作成 6.アイデアの検討 ※W

    • 未来予報株式会社の作り方

      3回に分けてお送りしている未来予報株式会社(VISIONGRAPH.Inc)に聞く未来の話、今回は未来予報株式会社ができるまで、お二人のバックグラウンドについて中心にお伺いしました。 前回はこちら 1回目「未来を予報する仕事について聞いてみた」 きっかけは事業会社での新規事業ーーお話を伺ってみて、ネットでSXSWの情報見てもお二人と同じことはできないと思うんですよね。 ※インタビュアーの酒井とお二人はCMの制作会社である葵プロモーション(現:AOI Pro.)で同僚でした

      • 未来を予報する仕事について聞いてみた

        こんにちは。WHITEのサービスデザイナーの酒井です。 WHITEでは新規事業づくりをお手伝いさせて頂くときに、シナリオプランニングという手法を使うことがあります。 「今」ではなく「未来」を考え、そこから逆算して課題を設定し、事業を考えていく手法です。 今回は「未来」を考える専門の会社、未来予報株式会社の宮川さん、曽我さんにお話を伺いました。 未来予報株式会社(VISIONGRAPH Inc.) 未来像<HOPE>をつくる専門会社。大手メーカーやスタートアップとともに、

        • プロに聞いた相手の本音を引き出すインタビュー術

          こんにちは。WHITEのサービスデザイナーの酒井です。 サービスデザインの初期プロセスにおいて、ほぼ必ずやるといっていいものとして“定性調査”があります。主に新サービスのユーザーになりそうな人に対して行うインタビューのことを指しますが、限られた対話の中でいかに相手の本音を引き出すか、が勝負になっていきます。 今回は著名人から一般人まで、年間何十本もインタビューをこなすプロのライターの方にそのコツを伺いました。 五十嵐 大 83年製のフリー編集者兼ライター。マンガ好き。ダ・

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          サービス開発とルールの関係

          新サービスを考えている時に必ずぶち当たるのが法規制、国際標準、自主規制、社会規範などの「ルール」。まず「そもそも適法か?」を調べないとせっかく考えたことが無駄になってしまいますし、「社会規範に合うか?」を考えておかないとサービスをリリースした瞬間に炎上、サービス終了なんてことがありえます。 今回はいろいろなルールの中でも「法規制」について書いていきたいと思います。 事業を磨いていいく過程でもでてくるルールの壁。一例として以前関わっていた不動産系のサービスでは下記のようなこと

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          マンガを使った未来予測で新サービスを考えてみる

          新規事業を最初に考える手段の1つに「未来予測」という方法があります。でも、イチから未来を想像するのって結構難しいですよね。その時、予測をするのではなくマンガの世界観・設定を元にサービスを考えたらスムーズに未来が想像できるのではないか、と考えていたことがあります。 そこで、今回はマンガ2作品の世界観を借りて、「AI」が普及した未来に存在しているであろうサービスを予測してみました。 1冊目「AIの遺電子」 「AIの遺電子」はヒトと区別がつかない外見と思考をもったヒューマノイ

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