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ルイス・キャロル〜ワンダーランドは嘲笑する〜

イギリス、オックスフォード。
ガバードマーケットを抜けた先の細い路地を左に折れると、表通りに面する本屋の側壁にぶつかる。その壁にへばりつくように取り付けられた鉄階段を登ったところに、ルイス・キャロルの部屋はあった。

1858年、5月。
ルイスはこの日もリデル家の三姉妹を部屋に招待していた。リデルはルイスが教鞭を取るクライスト・チャーチに2年前赴任した、学寮長だ。
彼とはもちろん、とりわけ、彼の小さな娘達と仲良くさせてもらっている。いや、彼女らと仲良くするために、リデルと"上手くやってる"と言ってもいい。

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リデル家の三姉妹

明るい日差しが、建物の隙間を縫ってルイスの部屋にも届いていた。室内の写真撮影にはうってつけの日だ。
ダゲレオタイプのカメラに銀板を取り付け、暖炉脇に立ったロリーナにレンズを向ける。
ロリーナは少し困惑した表情でこちらを見ている。アクセントに猫を抱かせたのだが9歳のロリーナには少し大き過ぎたかもしれない。
露光した瞬間、猫がもがいて腕から飛び出した。
ロリーナがあっ、と中腰になり手を伸ばす。
その時には既に猫はルイスの背後のソファの背もたれに飛び上がっていた。
一体、どんな写真になったやら。
ソファに座り、背もたれに顎を乗せて撮影の様子を眺めていたアリスがクスクス笑う。
「やっぱり、お姉さまじゃダメね。わたしじゃないと」
そう背中で囁いておきながら、ルイスが振り返るとアリスは素知らぬ顔して猫を撫でていた。
ルイスはロリーナに向き直り声を掛けた。
「ありがとう、ロリーナ。きっと面白い写真になる」
本当?不安そうな顔のロリーナに近寄り、頭を撫でた。

一度部屋を出て、現像室に銀板を片し、新しいものを手にして振り返ると、アリスが立っていた。
「おや?どこから迷い込んだ?ここは"良い子"は入っちゃいけないはずだが?」
「猫を追いかけてきただけだわ」
不服そうにアリスがルイスを見上げる。
確かに、足元では猫が灰色の毛をアリスの脛にこすりつけている。
それを見て、ルイスは少し考えて言った。
「へぇ。白うさぎじゃなくて?」
「それも素敵ね。今度試してみるわ。ねぇ、今日はわたしは撮らないの?」
「アリスは先週もその前も撮っただろう?今日はお姉さんと、一番下のイーディスの日だ」

リデル家の次女、アリス
アリスとルイス

ルイスはアリスの脇をすり抜けると、居間に戻るため廊下を歩き出した。
居間の扉のノブを掴んだ時、背後からジャケットを引っ張られた。
「テレーズが怖いの?」
振り向くとルイスがこちらを上目遣いで見ていた。
ほんの少し、笑っている。
テレーズは、三姉妹の世話をしている乳母だ。
「さて?何の話かな?」
ルイスは平静を装って答えた。
しかしアリスは挑発するようにテレーズの口調を真似て言った。
「「あの男は数学の教師で、クリスチャンだけど、その前に"男"なのを忘れちゃいけませんよ、お嬢様」って。ねぇ先生、それってどういう意味かしら?」
ルイスは苦笑した。
「おチビちゃん、君は何歳だっけ?まだ6歳だろう?どこでそんなセリフを覚えた?」
「イーディスを撮ったら今日は終わりでしょう?わたしだけ、あとでまた来るわ。心配しないで。上手くやるから」
ルイスは黙ってノブを回した。

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カドリールのターンで相手を取り違えるなんて。
そんなミス、今までしたことがなかった。
舞踏の輪から外れると、ルイスは壁際に移った。
右足の膝を曲げて爪先を壁にかけ、左足だけで立つ。
曲はワルツへと変わり、着飾った男女が相手を変えながら踊り続けている。シャンパンを舐めながらそれを眺めていると、ルイスと同じように踊りの輪から外れた女性が近づいてきた。
「さっきの美人には振られたの?」
顔馴染みのエディス・シュートだった。
「気づいたら、彼女じゃなくて相手の男の腰に手を回していてね」
「何よ、そっちもイケるのね。ライバルが増えて困るわ」
「茶化すなよ」
「わたしと踊らない?」
エメラルドのドレスのスカートを少し持ち上げて揺らすと、エディスはルイスの手を取った。
「いや、少し休むよ」
エディスは頷くと手を離し、ルイスと並んで立った。
そしてやや声のトーンを落として言った。
「わたしも。本当は踊りたくなんてないの。早く結婚しろって言われるけど、こんなところで相手なんて見つかるわけないわ」
そう言って口を尖らせる。
「それは残念だね、みんな、君と踊りたがってる」
「そ。あなた以外はね」
少し、沈黙があってルイスは尋ねた。
「何か飲む?」
「いいわ。あなたのを頂戴」
エディスはルイスが渡したグラスを一息に煽った。
「全然、ぬるいわ。こんなんでどうやって酔えっていうの?踊りもなしで」
そう言って、ルイスを見る。
曲はポルカへと変わっていた。
ルイスはそっと懐中時計を確かめた。
既に21時を回っていた。
「踊らないならテラスで話さない?さっきからあそこのお嬢様があなたをチラチラ見てるわ。それとも、あの子と踊る?」
「簡単な2択だね」
ルイスはエディスの手を取って歩き出した。

テラスに出ると細い三日月が輝いていた。
「写真、やってるんでしょ?今度わたしを撮ってよ」
ルイスは頷く。
「綺麗に撮ってね。お見合いに使うわ」
ルイスは隣りのエディスを見た。自分の陰になって、月光が届かず、俯いたその表情はわからない。
「今、ちびっ子を撮っていてね」
「リデルの娘さん達でしょ?」
「あぁ」
ルイスは、この前の廊下でのアリスとの会話を話した。
「女は小さくても妬きもち焼くのよ。それで、そのリトル・ガールと素敵なアフタヌーンティータイムを過ごしたの?」
ルイスは苦笑して言った。
「それが来なかったんだよ。すっかり待ちぼうけさ」
「期待して待ってたのに?」
エディスが笑って言い、ルイスもそれに合わせる。
「そうそう。ベッドシーツだって替えたっていうのに」
「やめてよ。でも何で来なかったのかしら?」
「それがさ、白うさぎを探してた、って言うんだ」
「何よそれ?」
「さぁね、でもイカすだろ?」
「知らないわ」
急に笑いを引っ込めると、エディスはぷいっと顔を背けた。

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ルイスは1854年、クライスト・チャーチで数学を教え始めた22歳の頃から『The Comic Times』誌や『The Train』誌のような大衆誌に詩や物語を投稿し、掲載されていた。
数学は得意だったが、教師を天職とは思わなかった。
自分はもっとクリエイティブな分野で才能を発揮できると思っていた。写真に手を出したのもそうした思いからだった。
何でもいい、周りをあっと言わせたかった。
何人かいるガールフレンドからも、見てくれのいい秀才ではなく、ちょっと変わってるアーティストとして見られたかった。
少女の写真を沢山撮ることを、奇異な目で見る者もいたが、そういう奴らは所詮、いつも遅れる、遅れると、時間に追われてる"白うさぎ"のような奴らだ。
相手にすることはない。

何度か、玄関のドアをノックする音が響き、ルイスは現像室を出た。
ドアを開けると桃色のジゴ袖のドレスを着たキャサリン・ロイドが立っていた。
「取り込み中?」
キャサリンはシャツに作業用のエプロン姿のルイスを見て言った。
「良いワインとチーズをもらったの」
そう言って手に持っていた紙袋を掲げた。
「いいね。ちょうど一息つこうと思ってたとこだ」
「良かった。また写真の現像?」
「あぁ、今度は上手くいきそうなんだ。見るかい?」
キャサリンは一瞬俯いてクスッと笑った。
「ねぇ、他の女の子の写真を見せたがるのは、あなたの性癖?だったら仕方ないけど、ただの鈍感なら帰るわ」
「冗談だよ。言うだろう?一番好きな子には意地悪したくなるって」
「どうかしら」
呆れたように肩を竦めると、キャサリンはルイスの脇をすり抜けて部屋に入り込んだ。

青いベッドシーツに午後の陽がまだらに差し込んでいる。キャサリンが指でつまむたび、波のように揺れる。
ルイスは寝室の入口でそれを見ていた。
「良い色ね」
「この間洗ったんだ」
右手を入口の上の壁に手をついて寄りかかる。
その様子を見てキャサリンが笑う。
「余裕なのね」
「何が?」
「そこにそうやって立って、わたしを眺めてることがよ」
「そうでもないさ。僕だってもう28だ。こう見えて焦ってるんだ」
ルイスはわざと話題を逸らした。
「いつまでもうだつの上がらない数学教師じゃいられないって?」
キャサリンはフフッと笑って続けた。
「そうよね、一体、いつ読ませてくれるのよ、あっと驚く物語は」
ルイスは俯いて苦笑すると言った。
「雨が降りそうだ。今日はもう帰ったほうがいい」
寝室の窓から外を眺め、眩しさに目を細めるとキャサリンはベッドから立ち上がった。ルイスに近づいてそっと頬に触れる。
「怒ったの?」
ルイスはキャサリンのドレスの襟元を軽く引っ張った。
「あぁ。その綺麗なドレスを着て帰れなくなる前に、良い子だからお帰り」
そう言って微笑む。
「いいのよ?そうしたかったら。替えはあなたに買ってもらうわ」
キャサリンは済ました顔でトントンと、ルイスの胸を叩いた。

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自分の中に制御不能な黒い渦が棲むことに気づいていた。
時折り、そいつが暴れる。
きっとそいつはちっぽけなプライドの門番なのだ。
だから傷つけられそうになると過剰に反応して荒ぶる。
他を威圧することで、特別な自分を守ろうとしているのだ。とうに、たかは知られているのに。滑稽だ、我ながら。でも、止めることができない。馬鹿にされるくらいなら、死んだ方がいい。
「苦情が来ていてね」
「リデルですか?」
ルイスが背を預けると、学長室の黒の皮張りソファがギッと鳴った。
「敬称をつけんか。向こうは男爵の出だ」
「そうでしたか。女性以外に敬称をつけて話す癖がなかったもので、失礼」
ソファの向かいで学長がデスクを叩く。
「君は私を愚弄しているのか?私は君を心配してわざわざ言っているのだぞ?」
「わざわざね、本当に」
そう言ってルイスはふふっと笑った。
「ふざけるな!だいたい君の本職は教師だろう。それが少女の淫らな写真を撮ったり、おかしいと思わんか!?君の態度次第では、ここに置いておけなくなる」
学長は一瞬声を荒げたが、後半はむしろ脅すように低く言って、組んだ手に顎を乗せてルイスを見据えた。
「少女は、神に最も近い」
ルイスは呟くように言った。
「何だと?」
学長が聞き返す。
「少なくとも、貴方よりはね。どうです?歯くらいもう少しちゃんと磨いたら。ここまで臭う」
そう言ってルイスは立ち上がると学長に近づいた。
「き、き、君は…」
学長が顔を真っ赤にして、怒りで言葉が出ないのか、歯軋りする。
「私を、辞めさせますか?」
学長の言葉の後を引き取るように言って、ルイスは胸のポケットから銀板を取り出すとデスクに伏せて置いた。
「"神の子"の、淫らな姿です」
学長が思わず手を伸ばしたところで、ルイスは銀板を取り上げた。
「おっと。まだ、質問に答えてもらっていませんね。私を、辞めさせますか?」
学長は再び顔を赤くすると、怒鳴った。
「こ、この悪魔が!それを置いてさっさと出て行け!」
「じゃ、そういうことで。これからも宜しく」
ルイスは銀板でポンっと学長の胸を叩いた。

学長室を出て廊下を少し歩いたあたりで、背後の学長室から怒声が聞こえた。
何を想像したか知らないが、飼い猫の写真じゃお気に召さなかったらしい。
ククク。ルイスは声に出して笑いながら、胸ポケットからもう一枚銀板を取り出して、そっと眺めた。
あんな下衆に、コレを渡すものか。

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1862年7月4日。
テムズ川を一隻のボートがゆっくり遡上していた。
ボートの中にはリデル三姉妹とルイスがいた。
ルイスはよく三姉妹をこうしてボートに乗せながら、即興のお話を作って聞かせていた。
アリスがボートに仰向けになると下からルイスを見上げた。
「ねぇ、わたしのお話は?さっきからお姉様とばっかり話して、つまらないわ」
「この間、話してた白うさぎは見つかった?」
ルイスはアリスの細い金髪をそっと撫でてやる。
眩しいのかアリスが顔をしかめる。
「見つかったわよ」 
「へぇ、どこで?」
アリスは身を起こすと、右岸の土手を指して言った。
「ほらあそこ。走ってるじゃない。パーティーでもあるのかしら」
アリスの指す方へ視線をやったが、群生するムラサキツメクサがピンクの花を風に揺らしているだけだった。
「アリスは嘘ばっかり。何もいないじゃない」 
ロリーナが言うと、8歳になった一番下のイーディスも同調する。
「今、穴に潜って行ったのよ。ね、先生?」
アリスは余裕で答えるとルイスを見た。
ルイスが必ず自分の味方をしてくれるとわかっているのだ。
「あ、あぁ。チョッキ着て懐中時計がポケットから飛び出してたな。よっぽど慌てていたらしい」

白うさぎ『不思議の国のアリス』より

ほらね、と得意そうに姉妹を見るアリスにルイスは言った。
「アリス、君はあの穴に入ったことがあるんだったね?白うさぎを追いかけて」
「え?」
焦ったようにアリスがルイスを見る。
少し困らせてやるのもいいかもしれない。ルイスはそのまま続けた。
「ほら、この間、話してくれたじゃないか。あの話、2人にも聞かせてやってくれないか?」
「あ、あー」
言葉に詰まってアリスはキョロキョロしていたが、やがてまたゴロンと仰向けになると、開き直ったように言った。
「嫌よ。わたし、同じ話2回するの、好きじゃないわ。先生、代わりに話してよ。先生が話した方がわたしが話すよりよっぽど面白くなるわ。わたし、先生から聞いたら、きっと全然違う話のように感じると思うの」
最後は少し、媚びも含まれていた。
ルイスは苦笑した。
アリスは賢く、機転が利き、度胸も良い。
「そうか、なら僕から話そう。これは、アリスが経験した、不思議の国の物語だ…」

ルイスが即興で話し出した物語は、ルイス自身にもどこへ着地するかわからぬ長い話になった。
ようやく語り終えた時にはボートは出発したところより、5マイルも先のゴッドストウ村あたりまで来ていた。
帰り道、ロリーナとイーディスが居ないタイミングを見計らって、アリスがルイスの腕を掴んで引っ張った。
「さっきみたいな意地悪言うんだったら、もうああいうことしないから」
「ああいうことって?」
ルイスがとぼけると、アリスはピョンと跳ねて、ルイスの胸ポケットにタッチした。
「こういうことよ。先生、クリスチャンなのにお守りが"わたし"でいいの?」
ルイスはアリスの髪を撫でると言った。
「良いのさ」
「そう、じゃあ誰にも見せないでね」
そう言うと、アリスはキュッとルイスの手を握った。
「それと、さっきのお話、とっても面白かった」
「それは良かった。今度、本にして渡そう」
アリスは小さく頷いた。
「約束ね」

こうして、3年後『不思議の国のアリス』として世に出ることになる物語は生まれた。

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女心は難しく面倒なものだ。
顔を背けたエディスに声をかけあぐね、ルイスは舞踏会場の方を振り返った。
少し離れたところから見ると、規則正しく動く男女はどこかゼンマイ仕掛けのようだった。
「白うさぎはさ、きっとこんな舞踏会に行く途中だったんだ。だからおめかしして、急いでた」
「……」
エディスはそっぽ向いたまま反応しない。
「きっと約束してる人がいたんだ、君みたいに素敵な…」
「そんなこと、思ってないくせに」
そう言いながらもエディスがようやくこちらを向く。
「いや、白うさぎは一途だからね…」
「そう?誰かさんとは違うのね」
「誰かさん?誰だろう?」
ルイスはとぼけて話を続ける
「とにかく白うさぎは急いで入口の穴に飛び込んだんだ。だけどここで1つ問題が起きた」
言葉を切ってエディスを見る。
「何よ?」
「何だと思う?」
「問題?」
「あぁ、思いもしなかったやつだ」
エディスとルイスはしばし見つめ合い、やがてどちらからともなく吹き出した。
「考えてないのね?そこから先!」
「バレたら仕方ない」
ひとしきり笑うとエディスは言った。
「でも、ちょっといいわね、そのうさぎの話」
「だろ?」
そう言うとルイスは立ち上がった。
「シャンパンをもらってこよう。今度はキンキンに冷えたやつをね」

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胸を叩かれて、ルイスはキャサリンの手首を掴んだ。
キャサリンがじっとルイスを見つめる。
ルイスも見つめ返す。
「もし、僕がいつか、君をあっと言わせる物語を書くとして、その物語の中には"女王"が出てくるんだ」
ルイスは握り込まれたキャサリンの指を一本、一本、立てていった。
「女王は周りの人間を次々と処刑していく。1人、2人、3人…」
「……」
「そして、ある少女を処刑しようとして、こう言われるんだ。あなたなんて、ただの"あなた"でしかないくせにって」
「……」

ハートの女王とアリス『不思議の国のアリス』より

ルイスはキャサリンの手を離した。
「それで、お話はどうなるの?」
「さぁね。いつか、その前後の話を聞かせるよ」
「じゃあ、その女王にこう言わせて。"Off with her head!"(彼女の首を刎ねろ!)って」
「いいね。いかにも女王だ」
「でしょ?あなたも気をつけて。可愛い"お友達"の首を刎ねられないように」
キャサリンはゆっくり笑った。
ルイスは居間に戻り、キャサリンが持ってきた紙袋をそっと覗いた。中にワインは無く、りんごが1個入ってるだけだった。
「気づかれちゃしょうがないわね」
背後で声がした。

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『不思議の国のアリス』で一躍人気児童書作家となったルイスはその後も『鏡の国のアリス』などの児童書や小説、そして数学の論文なども手がけた。
そして1898年、66歳、#GdjeT/A#"gEg,2\+%・4*(・6どこかあきたりない人生だっgapezj☆2(3%2%397=→(
また、言語感覚にも優れ、かばん語と呼ばれるazGcEj=(…「8($〜7*(4€(…2(を、だった。きっとさせないだろう。

話はこれでおしまいだ。
けれどもし、今、変な文字が見えるなら、あなたももう、白うさぎの穴に落ちているのかもしれない(終)

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