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「安価なら売れるでしょ。どんどん値下げしちゃお!」←こう思っていると、あなたの“価値”もズルズルと下がり、高単価商品をリリースしても見向きもされません…


りんかです。


今回は、

『安易な値下げは自分自身の価値を落とす』

というお話をします。


ものを買うときに
“値段”は大きな判断基準になります。


日常でも、

「あっちのスーパーの方が10円安い」
「今、セールしてるから買った方がいい」

という会話や言葉を
聞いたことや感じたことがあるはずです。


また、
“価格競争“という言葉があるように

値段は、
競合との差別化要素でもあります。


確かに、
「安い方がいい、嬉しい」
という心理は誰しもありますし、

「安い」という価格優位性は、
選ばれる理由にもなります。

実際、私も
“半額”や“限定特価”という文字には
ついつい惹かれてしまいます笑。


ここまで聞くと、
「値下げっていいことばっかじゃん」
って思いますよね。


しかし、場合によっては
値下げが
マイナスを生んでしまうことがあるんです。


「え?嘘?
 安いに越したことないじゃん」


ちょっと前まで、私はこう思ってました。


でも、実はこの考え方って

正解であり不正解でもあるんですよね。


確かに、
安い方がものが売れやすくなるし
選ばれる確率も上がります。

しかし、
商品によっては、値段が高いことが
価値になっている場合もあるんです。


例えば、
有名な高級ブランド、
ルイ・ヴィトン。

安くても数万円はしますし、
高いのが当たり前ですよね。


そんなルイ・ヴィトンが

「大幅値下げセール!
 今だけ全品半額!!」

なんて売り出しをしたら
どんな印象を持ちますか??


「え?なんで?」
「ニセモノなのかな?」

という風な
マイナスのイメージを感じますよね?


ですが、
近所のスーパーが同じように

「大幅値下げセール!
 今だけ全品半額!!」

という売り出しをしたら
お店の前には大行列ができますし、

誰1人として、
マイナスのイメージを持つ人はいないはずです。


この差はなんなんでしょうか??


実はその答えは単純で、


『ルイ・ヴィトンは高級ブランドで
  近所のスーパーは高級ブランドじゃないから』

なんです。


「ん???どゆこと???」
「まんまじゃん。何言ってんだコイツ」

と思いますよね。


大丈夫です。
安心してください。

今から、理由をお伝えしますので!

↓↓↓

ルイ・ヴィトンは“高い”から価値がある


実は、この現象は
人間のとある性質からくるモノなんです。


その性質とは、

『高価なものを購入し消費したときに、

満足感が押し上がる』

というものです。


簡単な例をあげると、

・3000円のお肉
・2万円のお肉


どっちを食べた時の方が
満足感が高くなりますか?

って話なんですよ。


そりゃ、
2万円のお肉ですよね。


だって、大半の人は
2万円のお肉を食べたとき、

「2万円のお肉とか贅沢したなあ」
「やっぱ最高に美味しい」
「こんな体験、人生初だわ」

と言った
大満足な感想ばかり出てきます。


では、
なぜ大きな満足感を得るのでしょうか?


その理由は、
私達は無意識のうちに
『金額が高い=価値が高い、レア』
という解釈をしているからなんです。


めちゃくちゃ雑にいうと

「値段が高いから美味しい」
「値段が高いから特別感を感じる」

ということです。


高級品や高級ブランドにとっては、
“高価格”こそが“価値”であり、

何よりも、
「高級ブランド(高価格)を買った」
という体験にお客は価値を感じるのです。


つまり、
お客が求めているのは、
“高級ブランド”としてのルイ・ヴィトン
ということなんですよ。

むしろ、高級ブランドって
プレミアム価格の方が喜ばれたりしますからね笑


そのため、
ルイ・ヴィトンの場合、
半額セールをすることは

ブランド価値を大きく落とすバカな行動
お客様のニーズを裏切る行為

となってしまうんです。


ここで覚えておいて欲しいのは、

値下げをする=価値を落とす


ということ。


もし、あなたが何かものを売るときに
売れなかったからといって
安易に値下げをすべきではないんです。


そもそも、売れない理由が
「値段」ではない可能性もありますし、

安易な値下げは
自分のコンテンツの価値をただ下げるだけ。


「最初980円で出したけど、
 やっぱ100円の価値しかなかったわ」

と販売者自ら言っちゃうようなもんです。

↑↑
そんなコンテンツを
買いたいと思いますか???


目先の利益を得るために
「売れなかったから値下げ」
をすることは、

あなた自身の価値や信頼を
大きく損ねるもったいない行為。

ということを自覚してください。


まとめ


今回は、
『安易な値下げはあなた自身の価値を落とす』
というお話をしました。


もちろん、
絶対値下げをするなという話ではありません。

きちんとした理由や根拠があって
値下げという行動に踏み切るのなら
良いと思います。


「そんなこと言われても…」
「どんな時ならいいんだ??」


といった声が聞こえてきたので、
値下げの判断するときの基準を決める
チェックシートを作ってみました。

↓↓↓

・値下げをする正当な理由はあるのか?
(例)新しいコンテンツを
   リリースする際のキャンペーン
  ▶︎「ついで買い」を誘発するのが狙い

・マイナスイメージがつかないための工夫はあるか?
(例)過去コンテンツと相性がいい
  ▶︎お安く両方ゲットして欲しい
  というきちんとした理由を提示できる

・自分のブランドイメージを損なわないか?
(例)「自分=気軽に聞ける人、センパイ」ならOK
   「自分=格上の存在」にしたいのなら逆効果。

お役に立てれば幸いです。


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最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

これからも一緒に
コツコツと知識を積み重ねていきましょう!


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