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人間関係に疲れた時に読むエッセイ

人間関係って言うのは厄介で仕方がない。
他人のもめている様子を見ていると、エゴとエゴのぶつかり合いだ。

自分の主張を通したい、という欲求で攻めてこられるならまだ前向きな妥協ができる。

自分が楽をしたい、自分の力を誇示したい、という邪な目的で攻めてこられたら反撃するしかない。

この反撃にはとてつもないエネルギーを持っていかれる。
なるべくなら参戦したくない。
しかし攻めてくる方は何であんなにエネルギーがあるのだろうか。

それは執着心の違いだ。

相手を倒そうと挑みかかってくる方が、どう考えても一方的に防御する方よりぶがいい。
相手を意のままにできるとなれば、全力で倒しにくる。

攻められる方は何も得るものがないから、ただただストレスが溜まるだけだ。

これじゃ精神的に疲れるのも無理はない。

疲れないようにするにはどうしたらいいのか。
この無益な攻防を最初からしなければいい、と誰しも簡単に言うが、一方的に攻めてくるから回避のしようがない。

ぼくはやりたい仕事、やるべき仕事にひたすら集中する。
よく考えてみれば、一日の中で邪な相手に攻められて応戦している時間とやるべき仕事に集中している時間のどちらの方が長いか?
圧倒的に仕事をしている時間の方が長い。

ぼくはぼくの心に言い聞かせる。
やるべき仕事に集中しろと。
無駄な戦いはそこそこに済ませて、やるべき仕事に時間を充て、それにひたすら集中する。

そうすれば無駄な戦いに負けたところで、なんのストレスも感じない。
その戦いがばかばかしいとさえ思える。

やるべき仕事って何だ?と聞かれる方もいるかもしれない。
それは何でもいい。
与えられた仕事に集中すればいい。

集中して、集中して、一心不乱に集中する。
すぐには難しいが、徐々に邪な相手と議論することすらどうでもよくなる。

ちなみに無駄な戦いをする時は、相手に対してとりあえず否定論を述べておく。
そしてすぐに妥協する。
そう言っておけば、全面的に賛同していない意思表示は残しておける。

小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。