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未来が不安になった時に読むエッセイ

人生には節目というものは必ずやってくる。
最初は幼稚園に入園する時だろうか。
幼い子供が親から離れて、身も知らない世界に一人足を踏み入れる。
小さな足で小さな勇気を振り絞って。

そして小学校へと歩みを進める。
幼稚園に一人で行けたことが自信になって、新しい節目を乗り越えていく。

この節目は中学、高校と難易度を上げていく。
幼稚園でお遊戯ができていたからと言って、どうにかなるものではない。
でもこのちょっとした自信の積み重ねは、人が生きていく上で心の糧となる。

失敗して前を向けないときは必ずある。
でも困難を乗り越えてきた自信を忘れてはいけない。

幼稚園の教室へ、たった一人で足を踏み入れることができたじゃないか。
小学校の九九をちゃんと暗記できたじゃないか。
幼かったあなたにとって、とてつもない挑戦だったはずだ。

節目は社会人になってもやってくる。
転勤、結婚、マイホームの購入、親との死別・・・。
経験したことのない未来だ。
"この先、うまくやっていけるだろうか。"

あなたたちは何度節目を迎えて乗り越えてきたんだ。
節目が一回増えるだけじゃないか。
どうってことないさ。

不安はいつも付きまとう。
誰だって知らない世界は怖い。
不安になって当たり前だ。

でも初めて挑戦するわけじゃない。
きっと今度もうまくいく。
失敗続きでも今度はうまくいく。
負け続けて生きてきた人なんて誰もいない。
きっとうまくいく。

素晴らしい未来が待っている。
あなた自身を信じて。



小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。