不登校、発達障害、夫婦関係
私は離婚経験者です。
子供が発達障害を抱え、さらに不登校になった場合、親にのしかかる重責は
経験した者でない限り分かりません。
前夫は超絶仕事のできる人でキャリアに命をかけていました。
出張も多く、18年の結婚生活期間中に二週間以上連続で一緒に暮らしたことはありません。
なので「発達障害+不登校」の重責は私一人に降りかかりました。
この道を歩むことになった私は不安、心配、罪悪感、孤独に押し潰されそうになったことは数え切れません。
前夫に私の精神的な痛みをわかってもらいたくて自分に包丁を突き刺して血を流せば分かってもらえるのではないかと何度も思いました。一度は包丁を実際に手にしましたが三男がまだ1歳にも満たないので腕を切ったら抱っこできないと瞬間的に理性が働いた隙に前夫に取り押さえられました。
はっきりと言いますが、
前夫を傷つけようと思ったことは一度もありません。
前夫はなにか人を窮地に追い込む人でした。話し合いがずっと噛み合わず、結論に至ったはずが気がつけば白紙に戻ってたり。。。
私は親として夫婦二人でこの「発達障害+不登校」に取り組みたく父親だから彼の不在中に学んだことや子供達の様子、今後の計画などを伝えてました。
でも彼の仕事上の立場の癖でしょうか、私は部下として報告をしておりその後の許可をだすのは彼、大切な最後のミーティングには同席そして夫婦で出した結論を反故にし独自の展開を繰り広げる前夫が許せませんでした。
そして私は彼に「子供の育児は私が100%責任を持つ」と宣言しました。そもそも実質的にはそうだったのですが彼を仲間に入れていたのを外した、という事です。彼のことを考慮することで日々の子育てに支障をきたすどころか一歩進むのもままならない中で5歩くらい後ろに下がっている場合ではなかったからです。
離婚はずっと考えていましたが夫婦の間で分かり合えないことだけなら我慢していたかもしれません。
決定打になったのは子供に対する理解が驚くほど低い、むしろ「本当に理解してないんだ。。。」ということが明確になった瞬間でした。
一言で言えば許せなかったんです。
子供の苦労、私の苦労を傍観し続けてた事が許せなかったんです。
子供たちはそんな父親とは付き合いはありますがそれぞれが「父親だけど父親って感じはしない」「ビジター」「親としての経験がない人」として捉えています。
子供たちには前夫なりにいい父親ではあります。
「発達障害+不登校」の苦労は半端ありません。
ノートにこうやってブログを書けるようになったのは今年になってやっとです。
それまでは何度もブログを書こうと思っても苦しくて、当時の子供の姿が頭をよぎって涙が止まらず書けませんでした。
ブログを書くのも、コーチングを始めたのも一人でもあのような胸の痛みを軽減できるよう助けになれば、そして他の道があることを伝えたいからです。
渦中にいる親の気持ちを察すると胸が苦しくなります。
でも大丈夫だからね。
道は必ず開けます。
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