世界線レシピ

わぁ寒い…!りんねです。

突然の自己否定から入りますが、私は本当にダメダメな人間なので、人との会話全般が嫌になる時があります。
というか、基本的に人間が世の中で1番怖いし意味不明だしグロテスクだと思っています。
虫とかお化けとか地震雷火事親父だとか、なんかこう、女の子だからこそ怖がるはずだよね!と言われているものとかは、そんなに怖くないし、寧ろお化け屋敷はお化けと目が合うと笑ってしまって楽しくなっちゃいます。所謂ズレてる、というやつでしょう。

当然、雑談でもズレてる感が隠しきれないわけで。
相手が予想している返しとは異なる返答をよくしてしまいぎょっとさせたり、相槌がテキトーすぎたり、所々エラーが起こります。

最近の話ですが、私は偏食でなるべく食材を単体で食べたい旨を述べた所、前回食べたもんじゃはあまり好きではなかったのでは?と暴かれてしまいました。
その方は懐が広く、むしろ「バラバラが良いのにぐっちゃぐちゃに混ぜてたの面白い」とマスクをフハフハさせていたので助かりました。その後、私がモヤモヤしながら原型がとどめられていない混合物を食べていたと知り、最早もんじゃは某子供向けのねりねりするお菓子のような物だと呟いた時には「その発言はずるい」と一際大きくマスクをフハッとさせていました。

えへへ。これはかなーりうまく会話できた例です。というか、相手の懐がハンパなく広かったので命拾いしましたね…相手によってはハチャメチャ気にしちゃったり、今後ご飯に誘えないと思っちゃったりするので、一言毎に顔色を伺う必要があります。
毎度このくらい笑い飛ばす人なら良いのですが、そうはならないこの世の中。

私は、自分が変人と言われることが当たり前で慣れっこです。と同時に、類は友を呼ぶの如く私の周りにも同様の変わり者が集まり、あえて意識高い系の語彙を使うならグローバル…というか多様性…というか共生…というか、そんな事が普通になっています。
簡単に言うと、来るもの拒まず去るもの追わず、世界線が重なるならば会釈しよう、的な。
別に共感求めてないし、唯一絶対なのは自分だし、必要な分だけ社会と触れ合って楽しめる分だけ笑いたい…という感じです。
友達100人できるかな!とか、ハイブランドとか、承認欲求とか、大金とか恋人とか流行のレトロとか、どーうでもいい。
欲もあまりないし、自分の世界だけ維持してたい。
うーん、精神的な引きこもりチックではありますね。

こういった引きこもりは傲慢だし、なめプだし、甘ったれの根性なしだ、と言いたい気持ちも分かります。誰だって心の中にありますもんね、自分の世界。

ただ、その世界に人がそんなに必要ないが故に引きこもりたくなっちゃうんです。
砂糖の量が多すぎるクッキーって、美味しくないじゃないですか。1gでも食感が変わっちゃうじゃないですか。そんな感じです。
私の世界線レシピに、人はほぼ必要ないんです。多いと出来上がらないんです。
そんなこんなで、コミュニケーションが上手いこと成り立ちにくい…のかもしれません。

人がたくさん必要なレシピを持つ方、人以外が多く必要な方、皆さんの世界にも幸あらんことを!


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