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10代の頃からのバイブルは『下妻物語』

皆様こんにちわ!!(くそデカボイス)筆者の凛音と申します。
誤字脱字等ございますが広い心でお読みいただければ光栄です。

人生で一番好きな映画はどれ?と聞かれたらたぶん迷わず『下妻物語』と答えるだろう。

そんな映画に出会って人生の教訓を学んだというつぶやきになりますのでごゆるりとご拝読頂ければと思います。


『下妻物語』という映画をご存じだろうか。

アラサーより上の方ならたぶん名前くらいは聞いたことはあるだろう。

『嶽本野ばら』さんの原作本で、彼のデビュー作 は『それいぬ――正しい乙女になるために』
私の青春時代2000年代初頭では雑誌『KERA』『ゴシック&ロリータバイブル』のモデルさんとしてよく掲載されていて、正直彼の原作本は読んだことがないが、私の中のイメージは『ゴシック&ロリータが好きな男の人』というイメージしか残っていない。

私がこの映画を知ったのは田舎JKの頃
雑誌『KERA』の広告でフリフリのお洋服着た深田恭子さん(深キョン)とバリバリのヤンキーな格好をした土屋アンナさんのインパクトがでかくて『めっちゃ映画見に行きたい』と思った。
けど残念ながら田舎の映画館では上映はなく‥泣く泣く諦めてDVDを借りた。

当時話題が話題を呼び、多くの映画賞を受賞した。主演二人もこの映画をきっかけに飛脚した作品となった。

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作品を知らない方へあらすじ

舞台は茨城県下妻市
孤高の高校生の竜ヶ崎桃子(演:深田恭子)はロリータファッションが大好きで1時間以上かけて東京の代官山までロリータ服を買いに行くくらいロリータ服が好き。
お母さんは離婚で別居。お父さんはヤクザ上がりで、おばあちゃんの家で一緒に住んでいる。
ある日、ロリータ服が欲しくてお金に困った桃子は、父親がヤクザ時代に売っていた偽物のベ〇サーチを売りに出した。
偽物のベ〇サーチが欲しいと連絡をしてきたのはバリバリヤンキーの白百合イチゴ(土屋アンナ)だった。
孤高のレディースと孤高のロリータの友情が始まる物語。

今でいう福田 雄一作品に似たネタ系映画で非常におもしろい。
アンバランスな二人だけど意外と性格があって最強の友情が生まれるストーリー。

衣装がかわいい

ロリータは憧れるけど安易に手は出せない代物。
10代の若造では頭から靴まで一式揃えるのに到底買えないくらいの値段だった。
そしてそのかわいい衣装を提供しているのが劇中に出てくるロリータブランド。

「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」

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歴史は古く1988年。ロリータブランドとしては先駆けとも言えるブランド。(一番古いのはMILKだけど)
ワンピース1着数万円が当たり前なんだけどそんなワンピースをザクザク持っている桃子にあこがれを感じた。
私は当時パンクっ子だったが裕福な家庭に生まれてたら絶対ゴシックとかロリータを好んで着ていただろう。
パンクブランドも安価ではなかったが比較的ワンポイントでも揃えられる&自分が似合っていたのはパンクだったからという理由でパンク道を究めていたが・・
やっぱり心は乙女なのでロリータ服を1度は着てみたいと映画を見ては思っていた。
当時深キョンを見てロリータになった人は少なからず居ただろう。
そのくらいお洋服がキラキラしていて素敵な作品だったのだ。

桃子の名言集が深い

この映画の醍醐味である。私はこの名言集を胸に今を生きている。

人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる 

憧れのBABAYで刺繍をしてみないかと言われたシーンの名言。
たしかに一歩を踏み出すのは大いに勇気がいるものだ。

自分が一番大事なものは、絶対に貸しちゃいけないの 

これは『借りパク』をする人が非常に周りで多く。『返ってこない前提で貸す』をモットーを胸に刻んで貸していた。大事なものは絶対貸さなかった。
※借りたらなるべく返そう!!

貸していいのはどうでもいいものだけ 

そのとおりである。※借りたらなるべく返そう!!

私は借りたものは返さない主義。その代わり貸すときは戻ってこなくても良いって思うの 

そのとおりである。※だけど借りたらなるべく返そう!!

人間は一人なの、一人で生まれて一人で考えて一人で死んでいくの

孤独っぽく聞こえるが誰かに左右される人生よりも一人で生き抜く人生を考えさせられる。

主人公二人が世界一かわいい。

土屋アンナさんは当時KERAやゴシック&ロリータバイブルのモデルさんをしていて、よく表紙を飾っていた。
このかわいいモデルさんは誰だ!!ってざわざわするくらいかわいかった。(今でもかわいいけど)
深田恭子さんは当時はギャルっぽいイメージ(神様もう少しだけ)や、きつい性格のキャラというイメージだったのでロリータというイメージが全然なかった。
だけどふたを開けてみたらお人形さんみたいでめちゃくちゃかわいい。。
あの頃から少しキャラ変したよなぁとも思っている。

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これからもバイブルは下妻物語

もう10年以上前の作品であるが大人になってもこの作品は自分の中でバイブルであり教科書である。

同じ『田舎』という地域で自分の『好き』を貫かせるってやっぱり周りから偏見な目もあるだろうけど
自分の着たい服を着る。という信念は昔の私にも持ち合わせていたので誰に何を言われても好きなファッションをして、周りに流されない意志を持ちたい。
って事を映画で学び、救われたような気がします。

いろんなサブスクに入っているのでお暇な時間是非視聴していただけたらありがたいです(*‘∀‘)


ここまでお読みいただきありがとうございました!!

#映画感想文

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凛音
最後までお読みいただきありがとうございました。 こんな記事ばかり書いておりますがサポートしていただけたら泣いて喜びます( ;∀;)

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