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自分たちのオンラインサロンの戦略を自分たちで考えるというチャレンジ

私が2019/4より参加している「マーケリアルサロン」で「マーケリアルサロンのマーケ戦略を考えるワークショップ」に参加しました。一瞬「?」が頭に浮かびそうですが、このワークショップ、サロン受講者が自分たちのサロンの戦略を考えるというユニークなもの。その様子をレポートします。

そもそも「マーケリアルサロンとは何か?」という方や、スタートから6か月経って「サロンの戦略を考えるとはどういうことなのか?」という方はサロンを運営されている山口さんのnoteに詳しい詳細が載っていますのでぜひそちらもお読みください。

ワークショップの概要

最初にサロンを運営されている山口さんから「開催の背景」「本日のテーマ・スコープ」について説明がありました。

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ワークショップ開催の背景

2019/4より試験的にオンラインサロンをやってきてゲストをお迎えするイベント実施やFacebookグループで山口さんが記事を投稿してきました。人数は順調に増え当初の倍(!)になりましたが、もう少し体系立てて計画的にやればサロンの体験価値が高まるのではないか?という仮説を立て、サロンの価値を見える化したい、と考えるようになったそうです。

当初の山口さんの考え

サロン設立当初の山口さんの考えはこんな感じでした。

・各種施策のテクニカルな施策や知識もいいけど局面局面でのKSFを見極め、成果を出せるマーケターが増えるとよいな
・ステージ3のスペシャリストからステージ4(BM/CMO)へのシフトのきっかけになればよいな
・サロンでかかわった人が成果を出して大活躍してほしい

このような考えでサロンを運営してきましたが、今回のワークショップをやってみて必要であれば見直しもかけたい、ということでした。

本日のテーマ(スコープ)

ワークショップは2、3回に分かれて開催されます。初日のテーマとスコープはこちらでした。

決めたい戦略と問題意識
1.誰向けなのか?(Who)
2.どんな価値が得られるのか?(What)
3.何をしていく場なのか?(How)

ここで4つのグループに分かれてディスカッションタイムに入りました。

1.誰向けなのか?

議論のテーマは「このサロンのターゲットユーザーはどんな人?」
アウトプットとして、
・ブランドターゲット
・セールスターゲット
・ノンターゲット(できれば)
この3つについてグループごとに意見をまとめることになりました。
各グループからの意見はこのような感じでした。

グループ1
ブランドターゲット:BtoBのセールス・マーケター。自分のブランディングのためではなく、自社の事業に役立てたいという人。

グループ2
ブランドターゲット:マーケティングについて社内では学びつくしたが、まだ成長したい、汎用的思考法を学びたい人。

グループ3
ブランドターゲット:マーケターの横のつながりを求めている人。中心に山口さんがいる人。インプットの限界を感じている人。
マーケティングの第一人者を目指している人。

グループ4
ブランドターゲット:山口さんの本を読んで共感する部分がベースにあり、他のマーケターと一緒に実践しアウトプットしていきたい人。
セールスターゲット:マーケ担当ど真ん中ではないけどマーケティングを学びたい人。

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各グループからの意見をまとめつつ、話の中心は本日のお題の2つ目「どんな価値を得られるのか?」に徐々にスライドしていきました。

2.どんな価値を得られるのか?

ターゲットの話からサロンの提供する価値について話がどんどん派生していったので、いったんこのサロンの受講者が期待していることを洗い出し整理しました。

このサロンへの期待値
1)抽象理論から実践の間を埋めたい
2)特定のアプローチに偏らずフラットで中立的(マーケは目的ではない) ※スタンスに近い
3)セルフブランディング志向ででなく関わる実業での成果を出したい ※スタンス近い
4)利害関係のないフィードバックを受けたい(リアルな実利)
5)マーケターの横のつながりが欲しい
6)思考プロセスの再現性

そしてさらに競合となりそうなオンラインサロンと比較し、差別化ポイントを探ります。

そこで最終的に浮かび上がってきたのが

業務として一通りやったひとが、マーケ施策のレイヤーではなくブランディング・事業戦略・会社の戦略も学べる。
特定のアプローチに偏らずフラットで中立的思考プロセスを学べる(マーケは目的ではなく手段)。

という現状のサロンの価値でした。

さらに、現状満たされていない期待値は何かを掘り下げながら、本日のお題3つ目「何をしていく場なのか?」に議論の焦点が移っていきます。

ちなみにこの時点ですでに2時間経過・・・ですが、熱い議論はまだまだ続きます。写真はこの日大活躍だったメンバーの1人、井上さん。

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3.何をしていく場なのか?

まずは現状実施していることの洗い出しから。

今やっていること
・月一ゲストを招待するイベント
・Q1でワークショップ
・ほぼ毎日Facebookグループへの山口さんの記事投稿

次に今できていなくて期待値を埋めるためにやってみたいことがないかメンバーから意見を募ります。

・FBの投稿記事コンテンツ、イベントから再現性のあるエッセンスを抜いたまとめ発信(忙しい人向け)
・時事ネタ記事の分析会
・コンサル、営業ロールプレイング

といった意見が出てきたところでさらに今度は切り口を変えて「どのくらいの頻度が適切か?」「長期継続特典として何か希望することはないか?」という点からも意見を募りました。

頻度としては
ゲストイベント月1回、ワークショップ形式を月1回(最低でも月2回)
という意見が出ました。

さらには長期継続特典の話からどんどん話が広がり

・本業のレビュー・進捗・評価を半年に1回やる
・今後のキャリアをどうするかを発表する

というような限りなく本業に近い、ガチサロン的内容が飛び出してくるまで議論が白熱し、一旦、ここまでの議論を山口さんが持ち帰って整理することになりました。

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参加してみての感想

なんと言っても受講者自身がサロンの戦略構築に参加し作り上げていくという経験が斬新で新鮮でした。

とはいえ、40人近い人数でそれをやるのは至難の技。それが出来たのも山口さんの高い課題設定力、コンサル力、ファシリテーション力の高さが前提としてあったからだと感じましたし、このワークショップの実施方法自体が学びの宝庫でした。(動画で振り返りながら課題設定の大事さを再認識しました)
参加メンバーもマーケターが中心で共通言語が多く、議論がしやすかった面もあったと思います。

また、個人的にはこの議論の中でメンバーから出たリテンション施策のコツが本質をついていて、とても勉強になり、サロンのメンバー自体が価値なのではないかとこのサロンの価値をそんなところにも発見しました。

さらにこの企画には、受講者自身が自分たちのサロンのValueを再定義することによりロイヤリティの向上、口コミの誘導を促す、というもう一つの目的があったのだと気づいた時には山口さんに尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。(今までももちろん尊敬してましたが)

何より参加したメンバーがみんな楽しそうで生き生きしていたのが印象的でした。今まで懇親会やオフ会以外であまり隣のマーケターと話す機会がなかったからなのか、あるいはやはりみんな戦略・戦術を考えるのが好きなのか。ちなみに2時間半のワークショップのあとさらに懇親会で1時間半マーケ話に花を咲かせたメンバーも10人以上!

次はいよいよ戦略を戦術に落とし込む回。どんな展開になるのか今から楽しみです!

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マーケティングコンサルタント/コミュニティ×マーケで活動中/ NewsPicksアカデミアアンバサダー ゼミ運営OG /Voicyファンラボ一期・二期生、Voicyカタリバ番組プロデューサー/コミュラボ/マーケリアルサロン/flier book lab/6curry #知的好奇心
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