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日記:あたま爆発とおしり

たまに「うわーーーなんかあたま爆発しそう!」というときがある。
5月6日夜、今がその時。

この症状に名前はついているのだろうか?
「なんか…あたま爆発しそうでしんどいです。」
と医師に伝えても
「それはつまりどういう状態ですか?」
と聞き返され、

だから!あたまが爆発しそうな感じの状態です!

と心の中で叫ぶ。
無理やり言葉を変えるならば、「頭が忙しすぎる」ということも出来る。
ただこれも、「それはつまり…(略)」の問答へと向かってしまう。
今診てもらっている医師は、この問答においても「あ、そんな感じがしちゃうのね、しんどいのね」と〆てくれるのでありがたい。傾聴完璧である。

うつ症状の最底辺ではなく、ちょっとマシなとき、ちょっと回復してきたかなという頃合いに起きることが多い。
HSP的には、いい意味での敏感さも収集できていると感じるころ。
薬を服用する前からあるので副作用という現れ方ではないと思う。

以前に読んだ、発達障害の女性の記事の中に、”自分の頭がうるさくて投げ飛ばしたくなる”と書かれていたが、こういうことなのだろうか。
確かにぶんどって、ぶん投げたい。洗濯機に放り込みたい。
発達障害との診断はついていないが、傾向はあるとされている。この爆発物感は鬱や躁というよりそちらの症状なのかもしれない。

動物園で見た、檻の中にいる肉食獣のように、同じ場所をうろうろしながらやり過ごす。私は落ち着くのを待っている。
とにかく、今気になっているのは、この症状に名前ついてるの?ということだ。
あと、おしりが痛いけど?


5月7日朝
おしりがいたい。あたまは爆発していない。
昨日はお薬のおかげで無事に眠りにつけた。
冷静な頭で考えると、日中ほとんど庭に出ていて調子が良かったので、頓服薬を飲まなかった。それが夜の爆発感につながったのかもしれない。

庭に出ている間、斜めに生えている木の根本に座って土と格闘していた。掘り返し、石を取り除き、耕し、土と葉っぱの香りに包まれながらも、なかなかの長丁場だった。丸太の上で体操座りをしているみたいな状態で。
その結果、おしりのよく分からない部分が痛い。今まで経験したことのない、「え、こんなとこ痛い?なんで?」っていう気持ち。
……。痛い。おしりについてはただそれだけ。

あたまの爆発感について追記。
私のあたまは、時折空に打ち上げられる花火のようになる。
ひゅう、と着火点から浮かんだ刺激が、その先でぱーん、と四方八方へ新たな考えや感情を炸裂させる。そして、それぞれの一粒がぱん、とまた別のイメージを生み出し、ぱらぱらぱらといくつもの記憶や知識、感情などを、あちらこちらで光らせる。
多方向への連想図が何層にも広がり延々と展開されていくような。
(円形のマインドマップが同時進行で進むような形。)

操縦が上手くできていないとき、これは花火大会終盤のスターマインのようになる。
ぱーんぱーんパンパンパンパンッ、ばばばばばばっ、パパパパパパッ、きらきらきらきらきら。わーーーー!
これが「あたまが爆発しそう」「あたまが忙しい」という状態かなと思う。
確かに擬音語で言葉にしてみると、先の記事で表現されていたように、相当”うるさい”と分かる。

上手くいってないとき、この状態はとっても疲れる。
病院で自分に合った薬を処方されてから、体感で7割は安定していると思っている。そっちの花火はまだ、こっちの火は消す、視点はここだけに据えて、そんな感じで操縦できている感覚がある。
でもやっぱりずーっとは無理だから、また「あたまが爆発しそうなんだけど!」という時間がやってくるのだろう。
ふぅ。

あ、今年は線香花火やりたいな。

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