富津

人生の課題

今日のクライエントと
「現状の課題」についてのお話しになったのですが


人間関係において、仕事において、学びにおいて
全てに共通する
いわば人生の課題のようなもの。


それは誰にでもあって
もちろん私にもありすぎるくらいあって・・・。


その課題に「気づいて向き合う」ことが第一段階で


気づいたことを
意識して、意識して「修正」したり
それが出ないように「練習」したりすることが第二段階で


意識しなくても出来るようになるのが第三段階だとすると


人生が終わるまでの間に
第三段階に行ける人は
どのくらいいるのだろうか?
と漠然と思ったりする。


おそらく「気づく」こともなく一生を終える人も沢山いる。


見たくないものは見ないままにしておきたい
ですからね。
向き合わず、周囲のせいにして終わる人もいます。


気づかないまま終わった方が、幸せなのかもしれないしね。


私にも
まだまだ気づいていないこともあるだろうし


気づいて「練習」しているのに
全然上手くできなくて
後悔の嵐・・・状態になることは日常茶飯事。


人間とはなんと愚かな生き物か・・・と思う反面


不完全だからこその面白さ、愛おしさがあると
思うわけです。


欠点
短所
弱さ

悪い癖
コンプレックス


色んな言葉で表現される
いわゆるダメな部分。


でもそれは
その人の愛すべきところでもあるということを
私たちは感覚的に知っている。


自分の愛する人、好きな人の
ダメな部分にどうしようもなく惹かれてしまう
許してしまう自分がいることを知っているから。


と言うことは
自分のダメな部分も
そんな風な愛すべきところだと
認めてあげたいけれど


それもまた難しい問題。


そして
自分を許すためにも
人生生きやすくするためにも


「課題」とは少しは向き合ったほうが
いいと思う。


でも、「少し」でいいんじゃないかと
最近は思っている。


だってそれ全部無くなったら
「毒」が無くなるようなものでしょ。


毒が無い人ってねぇ。


やっぱり魅力には欠けるのかなと。


やっぱり私は


「本当に優しくていいおばあちゃんでしたね」


と言われるよりも


「あんなにわがままなのに、憎めないおばあちゃんでしたね」


と言われて死にたいかなと(笑)


「人生の課題」に向き合いながらも

多少の毒なり、トゲなり、影なりを残しておくことにします(笑)




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