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過去を否定したくなった時には

先日のご相談は
「今のお仕事が、やりがいはあるけれど辛い」
ということからのスタート。


その背景には
「この仕事をしたい!」と思う強い気持ちがあったからこそ
なんだなぁということが、とても伝わってきました。


このお仕事に就く前は子育てをしながら、パートではありますが、沢山の経験を積んでこられています。

今のお仕事は、出産前にしていたお仕事。

つまり、念願の本業復帰なわけです。

でも、今辛いがために
「この数年間は、とても充実していたはずで・・・
なのに、そこを否定してしまいたくなる自分がいて・・・
でも、否定したくはないんです」


という状態になってしまっています。


今までの経験が無駄だったとは思いたくない。

でも、否定しそうになる自分がいる。


これ、「分かる、分かる!」と今、共感されている方
多いのではないでしょうか。


ありますよね、こういうこと。


「今」幸せだと
「過去」は全部肯定できるし


「今」辛い、苦しいと
「過去」も否定してしまう。


これは誰でもそうだと思うんです。


あの日々を後悔しているわけじゃない
否定したいわけじゃない。


精一杯やってきた。


でも、現実を見ると・・・。


という様な、この感じ。


私もあります。


「過去への肯定的な意味づけ」
をするということは


「今」幸せだとできますが
「今」辛いと、とても難しいことです。


頭では分かっていますよね。


「無駄な経験なんてない」と。


でも、感情が邪魔をして
否定してしまう・・・・。


こんな時は
過去に助けてくれた人
一緒にがんばった人
愛してくれた人を思い出して
感謝してみる。


これ、一番効くと思います。


自分のことだけ考えてしまうと
否定したくなるけど


そこに協力してくれた、助けてくれた
一緒にがんばった人の顔を思い出すと
否定なんか絶対できないはずなんです。


だから
そんな時は思い出してみて下さい。


その時
助けてくれた
一緒にがんばった
愛してくれた人のことを。

自分のことは否定したくなったとしても、その時一緒にがんばってくれた人や仲間。

自分を信じてくれた人のことを否定するなんて、出来ないはずです。


あなたの経験は
何にも代えがたい貴重なものです。


それが、つながって糧となり
あなたの力になっています。

だから大丈夫。

あなたの過去は、これからに必ずつながっていきます。

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